旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)



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下手のナンピンすかんぴん

相場が下がり始めましたので、
ナンピン買いのことでも書きましょうか?

ナンピン買い、知ってますよね?

何も知らない方がいるかもしれませんので、
念の為ご説明しますと、
下手のナンピンすかんぴん1

例えば狙っていた銘柄を500円で買ったとします。

ところが、相場の環境が悪く、400円まで下げてしまいました。
短期トレーダーなら、損切りかもしれませんが、
そこで逆に買いを入れるという戦法があるのです。

これがナンピン買い。

この場合、結果的に平均買い単価は450円となり、
500円のまま株を保有しておくよりも勝つ可能性が高まるわけです。
(2回とも同じ数量の買いを入れたとして)

400円から450円まで値を戻せば利益が出るわけですからね・・・
何もしなければ、500円にならないと勝てません。

で、図のようにさらに下がったら、
また買いを入れて、
例えば、300円になったらさらに同じ数量の買いを入れると
さらに勝つ可能性は高まります。
この場合、400円に戻れば利益を出せるわけですから・・・

しかし、何も考えずにこんな事をやっていたら、
カックジツに、株式市場から退場を宣告されることになるでしょう。

なぜなら、買いを入れる度に、購入総額が増えて行くわけですから、
より、高いリスクをとることになるからです。

気が付いたら、資金の大半を、この銘柄につぎ込んでしまっていた・・・

そんな笑えない状況になって、

しかも、こんなに下がるのにはやはり理由があって
ある日突然、気が遠くなるような最低最悪のIRが発表される・・・

こんな大失敗を戒めるために、先人は
「下手のナンピン、すかんぴん」
という格言を残してくれているのです。

では、ナンピンをしない方が良いかと言うと、
ナンピン買いのおかげでずいぶん利益を増やした経験があるため、
いくつかのポイントを押さえて実行すれば、
全く使えない戦法ではないと考えます。

ここから先は私の経験上の戦法ですので、
まぁ、参考程度にしてください。

1)長期成長企業に絞った戦法
2)充分に時間を開けてから実行する
3)想定よりもはるかに下げた場合に1回だけ実行する
3)1回目の買値に到達したら、
  さっさと追加購入分を売り抜ける

1)は既に何度も説明している通り、
長期にわたって成長している企業の場合、
ファンダメンタルズが将来の株価回復を担保してくれますので、
成長が止まることなく、しかも、株価が高くなりすぎていない限り、
再び、上昇トレンドに戻る可能性は高いと言えます。

こういうのに絞った戦法とするのが良いでしょう・・・。

で、2)~4)なんですが、

下手のナンピンすかんぴん

ちょっと、象印マホービンが長期成長企業かどうかは別ですが、
まぁ、適当なチャートがあった方が分かりやすいと思って使いました。
銘柄は無視してください。

結局、下手なナンピン買いの問題点は、
チマチマと買い下がっているうちに、
とんでもなく大きなリスクを背負うことにあります。

そこで、例えば5%やそこら下がっても、
簡単にはナンピン買いは実行しません。

その程度の下げは充分起こり得る範疇と考えて、
1回目の買いでカバーしていると考えるのです。

じゃあ、どのくらい下げたら???

これは難しいところですが、
20%も下げたら、ナンピン買いを検討しても良いでしょう・・・

もし、ファンダメンタルズが上昇を続けているにも拘らず、
20%も下げたとなると、
当初の買いよりもずいぶんお値打ちな状態になっています。

(できれば、30%と言いたいところですが・・・)

要は、ここで、充分な検討を加えてほしいのです。

ファンダメンタルズに変化はないのに、
単に全体相場に連れ安しているだけなのか?
実はファンダメンタルズそのものがおかしくなっているのか?

もう買いを入れるに充分なほど下げたと言えるのか?

購入金額を倍増させるに値するほど、
リスクに見合ったリターンが期待できるのか?


で、時間を充分に空けるとか1回だけというのは、
そういう検討を加えるチャンスは
自分には1回しかないと決めてしまうことで、
ダラダラと買い進んでリスクを高めてしまうような失敗を避ける
一つの方法論なのです。

もう一つ、売りのコツなんですが、
私は1回目の買値に到達したら、
さっさと、半分売るようにしています。

やはり、たくさん買い持っているということは、
大きなリターンも期待できますが、リスクも大きいのです。

最初から計画的に2回に分けて買ったのなら話が別ですが、
状況の変化に応じて、少しリスクを取り過ぎているわけですから、
ここで売って当初のリスク状態に戻すのです。

そうすると、結果的に、1回だけ、安値で買ったのと同じことになるのです。

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この記事に対するコメント

NOBUさん、いつもありがとうございます。

そうですね。

保有銘柄に対する絶対的自信と
株価下落要因の正確な分析が必要条件ですね。

この辺にあいまいな部分を残した
「疑惑や思惑」でナンピンするようでは、
退場ですね・・・。
【2012/04/07 05:32】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

久しぶりにコメントさせていただきます。

僕も、この手の失敗と成功を体験しています。

IT関係の銘柄がダラダラと下げ始め「これは沸騰した時のチャンスだ!!」と言ってクラウド関連の株式を買い進めていました。

もう一つはスーツの専門店の中小型株が「資産除去債務による多額の特損を計上」し一気に株価が売られた時です。

もちろん前者の銘柄はナンピンをして損失を拡大。
逆に後者の銘柄は8割近い利益を上げる事が出来ました。

経営が順調でしっかり利益が出せているのなら一時的な損失はむしろ買いのシグナルなのですが。
疑惑や思惑で買い進めてしまうことは愚かな事だと痛感しました。
今日も面白い記事をありがとうございます。
【2012/04/05 09:16】 URL | NOBU #-[ 編集]


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