旧)エナフンさんの梨の木
http://ameblo.jp/okuyama-tukito/に引っ越しました

プロフィール

奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)



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このブログの投資方針

新しい方がずいぶん増えてきましたので、
念の為、当ブログの投資方針を説明します。

投資法は、時間軸を短期か長期かに、
投資対象を、集中か分散にわけることで、
大きくは4つに分けられると思いますが、

(細かく分けると、テクニカルやチャート、
 あるいはファンダメンタルズや配当利回り、
 場合によっては、イベントやアノマリー、株主優待、
 さらには、ダーツや知人の誘い、
 もっというと、占いや神のお告げを根拠にする投資法まで、
 無数にあると思いますが、)

私の投資法は、一言でいうと、ピーターリンチ型長期集中投資です。

身近な企業、成熟産業、地味な業界から、
長期成長が見込める企業を探し出し、
最大5銘柄に絞って、長期集中投資するという投資法です。

参考図書としては、
ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学
(1994/10)
ピーター リンチ

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ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜けピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
(2001/03)
ピーター リンチジョン ロスチャイルド

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プロも教科書にしています


の2冊です。

どちらも少々古い本の為、最近の投資家にはなじみが薄いのと、
短期トレーダーには、ピンとこない内容が多く含まれているため、
ある意味、あえて、この2冊にこだわった投資法を採用し、
ブログ上で、リアルタイムの解説を加えることで、
他のブログと差別化を図っています。

(本当のことを言うと、リーマンショック前までは、
 私は、主に景気敏感株の中期投資(数カ月単位)や、
 場合によっては短期トレード(1週間以内)で、 
 財産を増やしてきました。
 ただし、その投資法ではとても疲れる上、
 サラリーマンには極めて不利である事が身にしみたため、
 今では、全面的に投資戦略を変更しました。)

また、補完的な意味で、
史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵
(2008/01)
メアリー バフェットデビッド クラーク

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テンプルトン卿の流儀 (ウィザードブックシリーズ)テンプルトン卿の流儀 (ウィザードブックシリーズ)
(2010/04/16)
ローレン・C・テンプルトンスコット・フィリップス

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富者の集中投資 貧者の分散投資――資金を100倍にする攻撃的資産運用 (ウィザードブックシリーズ)富者の集中投資 貧者の分散投資――資金を100倍にする攻撃的資産運用 (ウィザードブックシリーズ)
(2008/09/12)
フレデリック・R・コブリック

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バフェット、テンプルトン、コブリックの言葉を拝借することもあります。

3人とも、ピーターリンチに負けず劣らず、ユーモアがあり、
投資の巨人らしい趣深い言葉を数多く残しているため
時々、彼らの名言を引用させてもらいます。

ただし、それぞれ、投資スタイルに多少の違いがありますので、
参考にはしますが、当ブログの運用方針においては、
必ずピーターリンチに戻る事にしています。

また、それだけでは、ブログとしてネタが続きませんので、
データ的な補完や裏付けのために、
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
(2005/11/23)
ジェレミー・シーゲル瑞穂 のりこ

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株式投資 第4版株式投資 第4版
(2009/07/23)
ジェレミー・シーゲル

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チャートで見る株式市場200年の歴史 (ウィザードブックシリーズ)チャートで見る株式市場200年の歴史 (ウィザードブックシリーズ)
(2010/03/12)
ケン・フィッシャー

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この3冊を参照しています。

私自身は、他にも多くの投資本を読んではいますが、

投資戦略上は上の8冊を何度も何度も読み返すようにしています。

彼らの教えてくれる範囲内で投資を続けることで、
投資方針にブレを作らないためです。

長年、株式投資をやられている方は、ご理解いただけると思いますが、

投資における最大の敵は、自分自身であり、
もっと言うと、自分自身の迷いと暴走です。

ピーターリンチやバフェット、あるいはテンプルトンやコブリックは、
充分すぎるほど、この点について注意喚起してくれますので、
冷静さを取り戻すことができます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
投資家を破滅させるのは経済ではない。
投資家自身である。

【バフェットの教訓(徳間書店)】P181
メアリーバフェット&デビットクラーク
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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↓皆さまありがとうございます。
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オッカムのかみそり

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ある事柄を説明するためには、
必要以上に多くの仮説をたてるべきではない。」

中世の哲学者オッカムが提唱したこの論理は、
科学的あるいは論理的な議論の展開の基礎となっているが、
近頃の投資家やアナリストはこれを理解していないように
思われる。

(中略)

「バカみたいにシンプルに(Keep it simple,stupid)」
することを目指すKISSの法則は、

銘柄選択者になるための基本的行動指針となる。

<富者の集中投資 貧者の分散投資(パンローリング社)>
フレデリック・R・コブリック P214
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

コブリックもそうですが、バフェットもピーターリンチも、
少なくとも長期投資においては、
物事を単純に考えるように教えてくれます。

投資に関してはあまりに多くの理論や戦略が存在し、
それが、ゴチャ混ぜで、議論されるために、
多くの投資家は迷い、損をし、苦しむのです。

長期投資においては、ファンダメンタルズに意識を集中させ、
条件に見合った有望銘柄を手に入れたら、

投資した企業の長期的な経済性に問題が生じるか、
株価が異常なレベルまで買い進まれない限り、
その株を持ったままじっとしているバイ&ホールド戦略を
バカみたいにシンプルに続けることが、
結局、大きな成果に結び付き、
幸運の女神のKISSを受けることになるのです。

私は、「世界一やさしい株の本(中経出版)」の中で、

1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)

極めてシンプルな公式を書いていますが、
長期的な株価の動きについては、
あの式一つで、概ね説明できます。

業績要因で動いているのか?
金利要因で動いているのか?
リスク要因で動いているのか?

あるいは、それらの要因、つまりファンダメンタズに無関係に
需給要因で動いているのか?

それが理解できたなら、
業績要因や金利要因からは下がるはずのない銘柄が
需給要因もしくはリスク要因が原因で下げすぎている現象を
探し出すのです。

そういう銘柄を根気よく持ち続けることが、
バリュー投資と呼ばれる投資法です。

さらに、その銘柄の業績に長期成長性が認められたとき、
私が探し求める10倍高が狙えるような
(読みが外れても2~3倍が狙える)
ドリーム銘柄候補となるのです。

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ファンダメンタルズと株価のギャップ

さて、昨日の記事をもう少しイメージで説明します。

バフェットやピーターリンチは、
勝ち目の薄い戦いを好みません。

無数にある銘柄の中で、「これだ!!」と思える銘柄に絞って
大きく勝負をするのです。

例えば、こういう業績の不安定な企業は好みません。

バラツキ企業

ブルーのラインが業績の変化を表すイメージライン、
グリーンのラインが、その銘柄の株価を表すイメージラインです。

ブルーの業績が不安定だと、
グリーンの株価はそれ以上に不安定な動きをします。

例えば、利益が100→70に3割減となった場合、
株価も30%ダウンになるかというとそうではありません。

同時にPERが20倍→14倍のように、
利益に対する株価水準も下がる事があるのです。

そうなると、0.7×0.7=0.49と、
利益は3割ダウンでも、株価は半値以下になるということも多いのです。

逆に上昇局面では、その逆の現象が起こり、
大上昇にもつながるのですが、
そのような激しい上下動を事前に読むことは、
ほぼ不可能であるため、
バフェットやピーターリンチは、
「ブラックジャックのような」ものとして、
そのような銘柄の保有を避けるのです。

では、ただ業績が安定していて、
かつ、株価が割安な銘柄を見つければ、
それを買うのか?
というとそういうわけでもありません。

バリュー投資

この投資法は、いわゆるバリュー投資と呼ばれる投資スタイルですが、
彼らの投資法は、ただのバリュー投資とは異なります。

まるで成長の期待できない、
ただ、安定している企業の株を割安に買っても、
なかなか騰がってくれるものではありません・・・。

彼らが最も好むのは、
成長企業に対するバリュー投資
とでも申しましょうか?

業績が順調に伸びると確信できる企業において、
その株価が妥当以下(つまり割安)だと判断できた時、
その企業を長期にわたって大量に保有するのです。

成長企業への投資

しかし、業績が順調なのに、株価が割安な現象など、
本当に発生するのでしょうか?

常識的には、そのようなことはあり得ないと考えられています。

しかし、よくよく調べると、ある特殊な環境下で確かに発生するのです。

1)地味な業種やダサい社名の為、人気が出ない。

2)規模が小さすぎる小型株は、流動性が低く、
  多くの国内機関投資家が寄り付かない為、
  「大口不在=株価は騰がらない」と勘違いしたマーケットが
  異常な水準まで株価を押し下げる。

3)全体相場の下落にパニックを起こし、業績に関係なく売りがでる。

4)新規公開を宝くじか何かと勘違いしているレベルの低い投資家が、
  全く期待ハズレの値動きに、我先にと売りに走る。
  (私が「出落ち」と呼ぶ現象)

5)「上がれば売り、下がれば売り、動かなければ売り」
  とにかく、売る事しか頭にない近視眼的な短期トレーダーが
  その銘柄に大量に巣食ってしまった時、
  業績に無関係に彼らの重みで株価は下がる。

もし、これらの理由で株価が下落し、
割安な水準で低迷してしまっても、
長期的に業績の成長が期待できるのであれば、
心配はいりません。

いつか必ず、それが大きな誤解であることが知れ渡り、
今度は、驚きの上昇を伴って、株主を喜ばせる
ドリーム銘柄に大変身するのです。

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再現可能な勝ちパターン

素人である私達が、
バフェットやピーターリンチが探し当てたような
一貫して長期にわたって成長する企業を
どうやって見つけるのか?

これについては、やはり、ピーターリンチ2冊で詳しく説明が入ります。

ただ、「一言で説明しろ」と言うのであれば、
コブリックの言葉を拝借すれば充分でしょう。

「再現可能な勝ちパターン」
を持った企業を探せ!!

ということになります。

例えば、任天堂という企業は、

ファミコンからスタートして、スーパーファミコン、ニンテンドウ64、Wii・・・・
あるいは、ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、DS・・・

等と、時代の変遷に合わせて、ゲーム筺体を進化させ、
20年以上にわたる成長を実現しました。
(これからのネット時代に、さらに成功するかは分からない・・・。)

こういう銘柄をまだ小さいうちに買っておけば良いのです。

ところが、競争が激しく、浮き沈みの多いゲーム業界で
任天堂が概ね勝ち続けられたのは、ある意味結果論です。

任天堂に努める友人が、「何度かカミカゼが吹いて助かった・・・。」
と漏らしていましたが、

ドラクエやポケモン、あるいは、ダビスタやストⅡといった
メガヒットソフトが「ここぞ!!」というタイミングで登場したので、
ライバルに差を付けたともいえるのです。

では、結局、再現可能な勝ちパターンを事前に探し出すのは不可能か?

と言われると、非常に幸いにも、ある業種に特定すれば、
それほど、難しい作業ではありません。

その特定の業種というのが、
店舗の拡大により売上を拡大するタイプ
小売り、外食、サービス業ということになります。

ピーターリンチは、
ウォルマートやマクドナルド、あるいはスーパーカット(安売理髪店)といった
小売り、外食、サービス業の勝ち組の驚異的な伸びと、
その単純な理屈、

さらには、個人投資家でも、
「どこが流行っているか?どこが廃れているか?」
をプロよりも先に容易に判断できる等、

個人投資家が長期集中投資するのであれば、
まず、これらの業種から、
銘柄選びをすることを勧めてくれるのです。

これら小売り・外食(サービス)の再現可能な勝ちパターンは
極めて単純な理屈です。

札幌で良く流行る店(ビジネスモデル)を作る事に成功すれば、
それを函館や小樽でも成功させ、
順次、東北、東京、そして、関西へと店舗を拡大させていけば、
店舗数の拡大に合わせ、売上も、利益も拡大するのです。

再現可能な勝ちパターン

それでは、実例として、上場後の安値から20倍以上になったニトリの
長期チャートと、長期の業績変化を確認してみましょう。

ニトリ長期チャート
(MSNマネーからニトリ長期チャート)

残念ながら札幌に上場していたころのチャートと連続したチャートをうまく拾えないので、
東証上場以降のチャートですが、

ニトリ10年概括
(MSNマネーから、ニトリ10年業績概括)

この期間に1株利益が4倍に増え、株価も4倍になっていることが
確認出来るでしょう・・・。

まだダサダサだったころのユニクロ、
北海道の地味な家具屋だった頃のニトリ、
如何にも安モノイメージだった西松屋、
デパートの商品を見慣れた方は寄り付きもしなかったしまむら、
安い以外サービス最低だった頃のヤマダ電機(えっ?今でも!!)、
「これ本当に鯛か?」などと不安になりながら食っていたカッパ寿司

例え、店のイメージが少々悪くても、
それが流行っていることがわかってさえいれば
こういう株を買うことができたはずです。

そしてこれらの銘柄は、どれもこれも、軽く10倍以上になっているのです。

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全国制覇には時間がかかる

長期、長期といったって、いつか、成長が止まるでしょ!!

そんなツッコミが入りそうですが、
これについても、ピーターリンチから、
明確な説明が入ります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
外食チェーンは小売りチェーンと同様に
15~20年間の急成長期がある。

【ピーターリンチの株式投資の法則(ダイヤモンド社)】P200
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ピーターリンチは、一度成功モデルが確立すれば、
再現可能な勝ちパターンは15~20年続き、
全米を制覇するまで続くと教えてくれます。

ただし、日本は全米ほどは広くないので、
それよりもちょっと短い期間、
といっても、10~15年程度、成長を続けると考えてよいでしょう。

では、成長が止まり、長期対象として魅力を失うのはいつなのか?
それをどうやって調べればよいのか?

私の理論通りの大Jカーブ上昇に成功し、
その後、低迷している、
ベビー用品の西松屋チェーンで考えてみましょう。

この会社、驚異の急拡大で、上場後の出落ち時の底値から、
約30倍の大上昇を達成しました。
西松屋大上昇チャート
(MSNマネーから、西松屋チェーン全チャート)

1997年新規公開から、2006年の大天井まで、
約8年間、店舗の拡大によって売上を順調に拡大し、
夢の30倍高を達成しています。

ところが、2006年以降、株価は低迷しています。

いったい何が起こったのでしょうか?

リーマンショックの先取り???
いえいえそんなことはありえません・・・。

西松屋成長と停滞
(西松屋チェーン公式サイトから)

西松屋チェーンの公式サイトに、ちゃんと答えが出ていますね・・・。

2007年2月期までは、確かに店舗の拡大と売上の拡大、さらには利益の拡大が
同時におこり、再現可能な勝ちパターンが崩れることなく、
順調に成長をしていることが分かります。

しかし、2008年2月期以降、店舗数の伸びと売上、利益の伸びが一致していません・・・。

これは、ほぼ全国制覇を完了させてしまい、
新たな出店地はずいぶんと田舎の利益率の低いエリアが増えてしまったこと、
さらには、イオングループのキッズ共和国のような強力なライバルが登場したことで、

1店舗当たりの収益性が悪化したことが原因と考えられます。

そして、株価は不思議にも、その現象を1年前に予言し、
利益ダウンに先行して、下げ始めているのです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
小売業や外食業の増益と株価上昇をもたらす一番の源は、
売上の拡大である。

既存店売上高が伸びているかぎり、
その企業は過剰負債で苦しむことはないし、
報告書で株主に対して述べているような拡張計画が
順調に進んでいることになる。

結果、その株をずっと保有していても、
たいていは割にあう投資となろう。

【ピーターリンチの株式投資の法則(ダイヤモンド社)】P196
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

多くの小売り・外食企業は、月次の売上報告を丁寧に発表してくれます。

株主はそれを確認しさえすれば良いのです。

以下は、私の持っているALサービス(3085)の主力業態である
「かつや」の月次報告です。

かつや月次IR

この数字が順調であれば、再現可能な勝ちパターンは
崩れていないと判断して良いでしょう。

もっとも、キャンペーンやマスコミ報道、あるいは天候、疫病等の影響で、
一時的に、月次の売上が急拡大したり、
あるいは、一時的に停滞しているようにみえることもありますが、
そんなことで、いちいち、一喜一憂することはありません。

長期投資ですから、何カ月も連続で既存店売上が
90%を大きく下回るような低迷を続けない限り、
株主としては、文句はないと考えてよいでしょう・・・。

少なくとも年間の既存店売上が100%前後を維持する限り、
新しく出店した分は着実に売上利益の上乗せとなり、
何年にもわたって、驚愕のリターンを提供してくれるのです。

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50%下落に耐えろですって!?

今日から再び出張中です。
早朝の移動時間を利用して、スマートブックでブログ更新です。

さて、昨日の続きで長期(数年単位)で10倍を目指すような
投資法においては、いくつか短期トレードの常識と真逆の考え方が
必要となってきます。

もう1度、西松屋の上昇局面を見てください。
西松屋大上昇チャート

確かに、1997年末から2005年末までの8年間で、
30倍高の大上昇ですが、
その間、何度も30%~50%もの大きな下落局面があります。

しかも、そのような低迷期間は短くて半年、長いと2年も続いています。
この期間、別段ファンダメンタルズが悪化したわけではありません。

事業は順調でしたが、需給要因や全体相場に引っ張られる形で、
冴えない動きを続けているのです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
自分の保有している株式が50%値下がりすることに
耐えられない投資家は株式を保有すべきでない、

というウォーレンバフェットの警告は、・・・・

<ピーターリンチの株式投資の法則(ダイヤモンド社)>P66
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

バフェットやピーターリンチが、一部の短期トレーダーから、
誤解をうけるこのような表現について、
僭越(せんえつ)ながら、私がフォローさせて頂きますと、
あくまで、西松屋のような悪くて数倍、
運がよければ、数十倍以上が狙える、
長期成長企業の株を保有した場合の心得です。

景気が悪化すれば、赤字に転落、
下手したら倒産!!みたいな企業や、
明らかに競争力を失った低迷企業のことを
言っているわけではないのです。

大変恐縮ですが、あえて、私なりに頭に言葉をつけるとするならば、

長期投資を実践しているのであれば、
再現可能な勝ちパターンが崩れず、
異常な水準に株価が上昇していない限り、

自分の保有している株式が50%値下がりすることに
耐えられない投資家は株式を保有すべきでない、

と読めば良いのではないでしょうか?

逆に10%やそこらの下落でイチイチ損切りしていては、
10倍なんて絶対無理。2倍もしんどいでしょう・・・。

しかし、そんな贅沢な投資スタイルを取れるのが
個人投資家のもつ優位性でもあるのです。

プロや専業トレーダーと同じ土俵では勝ち目の薄い
サラリーマン投資家向きの投資法と言えるでしょう。

四半期単位で、最良の結果を求められるプロ連中には、
許されない戦略なのですから・・・。

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質素な本社と大きな利益

20100930_025931.jpg

昨日は宮崎県に行っていました。

折角なので今や一大観光名所となっている
宮崎県庁にも行ってきました。

やたら、マスコミが多いと思ったら、
この知事、今期限りで宮崎県知事を辞めることがきまったそうです。

しかし、このTOPがどれほど熱心に改革に取り組んだかは、
県庁へ行けばよくわかります。

以前は閑古鳥が鳴いていた物産館は観光客で溢れかえり、

入り口の警備員は、
「どうぞ、ひたいを触って帰ってください。」と
観光客を楽しませ、
(みんなご利益でも願ってか、必ず、ひたいを触って帰るので、
そこだけ、白くなっている。)

県庁職員からも、陽気な雰囲気が伝わってきます。

この知事の改革のおかげで、
もう、宮崎県と宮城県を混同する人は、
ほとんどいなくなりました。

さて、同様に長期投資家にとって重要な情報は
その企業の本拠地に行けば手に入ります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
株主であることの最大の楽しみの一つは、
その企業の本社を訪ねることである。
(中略)

私が企業の本社を訪問して最も手に入れたい情報は、
訪ねた場所から受ける感じである。
(中略)

タコ・ベルの本社がボーリング場の裏にくっついて立っていて、
恐ろしく小さなオフィスで働いているのを見て、
私は身震いするほどの好感を持った。

明らかに彼らはオフィスの見晴らしなどに
無駄な金を使ってないのだ。
(中略)

質素な本社と大きな利益という絶妙の組み合わせが存在するのだ。

<ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)>P216~
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ピーターリンチによれば、
本社の仰々しさと株主への還元は、明らかに反比例するそうです。

ええ、もちろん、私の主力投資先の本社は、
エレベーターも壊れそうな秋葉原の雑居ビルや
葬儀会館の上にあります。

はっ、そういえば、最近買って低迷のつづくみずほFGの本社は・・・

ちょっとまずい投資をしてしまったか・・・。


↓スマートブック優れものです・・・。
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強い意思こそ勝つ秘訣

今年度も半分が終わりました。

例月通り、9月末時点での私のブログ上での
運用報告や9月相場の確認をしたいところですが、

今日は長崎に泊まっていまして、
スマートブックでは、どうも画面コピーが難しいので、
土日に回します。

昨日は、仕事が終わって、夕方遅くまでやっている観光地を
探すと、グラバー園が空いていましたので、行ってきました。
20101001_061125.jpg

それで気付きました。

なるほど、オランダ坂はがっかり名所だと・・・

ここの大商人の洋館を見たら、
オランダ坂の小役人の洋館は、いかにもがっかりです。

↓日本3大がっかり名所についてはこちら
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-629.html

私は、先にオランダ坂だけに行ったので、
気づきませんでした。

もっとも、グラバー園周辺の長崎版清水寺のような観光開発ぶりには、
ちょっと、うんざりもしますが・・・。


さて、話を投資に戻しますと、
私は、長期投資と短期投資では、
何もかも真逆な発想が求められると考えています。

・損切りしない
・流動性は低い方が良い
・為替や景気動向には鈍感な方がよい
・全体相場は気にすんな
・人気は追うな
・成長産業より成熟産業
・不人気業種や変な社名に魅力を感じろ

これが長期投資で勝つ秘訣なのです。

短期トレードの基本戦術が、「損切り・早逃げ・人気株」なら、
長期集中投資のそれは、「長持ち、成長、不人気株」です。

見事に成長しているのに、なぜか不人気で、株価は割安。
そういう銘柄を見つけたら、流動性なんぞ気にせずに買い向かい、
長期にわたって持ち続け、ただ、じっとするのです。


ただし、短期でも長期でも共通点もあります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
毎年、株や投資信託の選び方についての本が、
洪水のように出版される。

しかし、この手の本はすべて投資家に強い意思がなければ、
役に立たない。

ダイエットと株式投資の結果を決めるのは、
頭ではなく、意思(の強さ)である。

<ピーターリンチの株式投資の法則(ダイヤモンド社)>P40
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

短期トレードで充分に勝っている人が、
私のブログやピーターリンチを読むと、
かえってフォームを崩すかもしれません。

ビジネスでも、売れないからと安売りやってみたり、
それがダメだとわかれば、今度は一転高級路線に切り替えたりなどとやっても、
顧客の信頼を失うだけとなるように、

長期投資と短期投資の良いとこ取りみたいな発想は、
うまくありません。

自分なりの投資方針が決まったら、
後は強い意思こそが、勝敗をわける重要ポイントです。

大商人グラバーがわざわざ異国の地、日本を選んで大成功を納めたのも、
彼に強い意思があったからだと思うのです・・・。

↓先週なら1800ポイントもあれば、15位くらいになれたのに
↓なんかレベルが上がっています。
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成熟産業の成長企業

成長産業よりも成熟産業に、
大化け企業が潜んでいるという考え方は、
長期集中投資家にとっては、

ある意味、常識です。

ただし、どの成熟産業のどのタイプの企業が
ターゲットとなるのかを知っていないと、
負け組産業の負け組企業を永遠に応援することに
なってしまいます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
人々は一定の確率で死亡している。

そして誰かが彼らを埋葬しなければならないはずである。

この業界は無数の非効率的な葬儀場で経営されており、
しかもその子供たちは家業を継ぐことを望んでいない。

<ピーターリンチの株式投資の法則(ダイヤモンド社)>
P226
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この短い文の中で、
ピーターリンチはいくつかの銘柄選択上のポイントを
教えてくれます。

1)安定して需要がある人々にとって必要な産業
2)非効率なライバルが大量にいる産業
3)ライバルの多くが経営意欲を失っている産業

ということになるでしょうか?

このような業界において、無数のライバルの逆を行く
効率的な経営に意欲的な優秀な経営者が運営している企業を
探せば良いのです。

家具屋・布団屋(ニトリ)、ベビー用品(西松屋)、
寿司(カッパクリエイト)、普段着販売店(ユニクロ、しまむら)、
家電屋(ヤマダ電機)・・・。

みーんな、1)2)3)をクリアしていますね。

町の商店街でぼちぼちやっていた
非効率な小規模店主から、あっという間にシェアを奪って
株価は数十倍高です。

そして、さらに条件を付け加えるなら、

4)価格競争力をもっている。

というポイントでしょうか?

「憎まれっ子、世にはばかる}です・・・。

↓まだ、長崎にいます。
↓ここでは、いつもドーミーインに泊まるようにしています。
↓このホテルは、上の1)~4)をクリアして大繁盛です。
↓さて、今日もギリ25位です・・・。
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テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


9月相場の感想

3日遅れとなりましたが、当ブログでの運用結果です。
101001実績
これは、10月1日時点の数字ですが、9月30日終値時点では、
1,578,353円です。

運用開始からのグラフはこうなります。
100930推移

このブログでは、サンプル的に100万円をブログ専用口座で運用しています。
リーマンショックの直前、2008年7月からスタートして、
今のところ、+57.8%となっています。

バフェットやピーターリンチ、テンプルトンといった偉大な投資家は、
年率20~30%平均で何年も資産を複利で増やし続けた結果、
世界一の投資家とか、全米一のファンドマネージャーといった称号を
手に入れています。

ですから、当ブログも、年率換算で、20~30%運用を目標としています。


すぐにでも、100万を1億にしたい
短期トレーダーさんには物足りない投資法かもしれませんが、

資産をスノーボールのようにコロコロと山の上から転がして、
人生という長い時間を使って、
複利の魔術で大きく育てていきたいと考えている

長期運用スタイルを検討されている方には、
参考になる投資法ではないかと考えています。

さて、9月は特徴的な月だと説明をしていましたね。

過去20年間のデータを見ても、とても良く下がる不幸の月、
「9月効果」と呼ばれる現象を紹介しました。

↓「9月効果」を知らない方は、こちら(8月21日当ブログの記事)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-611.html

けれども、同時に、今年に限って言えば、
9月効果は表れにくいということも説明しておきました。

なぜなら、あまりに多くの人が、「下がる」と認識していたためです。

↓以下、人々が認識すると逆の事が起こる理屈について(8月29日当ブログの記事)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-613.html

もう一つ、私が注目していたのは、為替と株価の関係でしたね。
円高であるにも関わらず、株が騰がり始めた時、
バブル的な大上昇の予兆である可能性を指摘しました。

↓不況の株高について再確認したい方はこちら(8月17日当ブログの記事)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-610.html

それでどうなったかというと、なんと、9月は円高&株高だったのです。
9月の感想

毎日の動きに一喜一憂しているデイトレーダーさんには、
円高&株高と言われてもピンとこない人もいるかも知れませんが、
「騰がるときは大きく、下がるときは小さく」が積み重なって、
数か月あるいは数年単位でみると、
円高&株高となることがあるのです・・・。

そして、その傾向が続くと、過去の例からは、大上昇局面到来となるのです。

ええ、もちろん、何かが変わり始めています。

ただし、年末ぐらいまで様子を見ないと、
「金融相場的な株高局面」到来かどうかは分かりません。

まだ、たまたまの可能性もありますからね・・・。

↓美人OLさんやお気楽ママさん、姫さんといった女性陣が私のランク上昇を阻み、
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投資スタイル4分類

2年間も長々とこのブログをやってきましたので、
一度、頭を整理する意味で、
9月中旬から、ピーターリンチ型の長期集中投資法を
再度、まとめ直そうとしています。

以前から読まれている方には、
「何をいまさら!!」
という内容も含まれているかもしれませんが、

私自身、以前の記事を読みなおすと、明らかな誤解があったり、
少々言いすぎの面があったりで、気になっていた部分がありましたので、
再構築することにしました・・・。

折角ですので、新しいカテゴリとして、
「エナフン式長期集中投資法」としてまとめていきますので、
最初から読まれたい方は、こちらをどうぞ!!
    ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-13.html

さて、このカテゴリの冒頭で、投資スタイルは、長期と短期、分散と集中で、
大きくは4つに投資スタイルを分けることができると書いていますが、

それだけでは分かりにくいと思いますので、マトリックスにしてまとめてみました。
投資スタイル4分類

もちろん、当ブログで扱う投資スタイルは、
オレンジ色で分けた長期集中投資となります。

ここで重要なのは、メリットとデメリットの部分です。

高い銘柄選択能力を使って、長期にわたる大きなリターンを目指すのですから、
当然、この投資法で成功するためには、
高い銘柄選択能力を身につける必要があるわけです。

そこで、2年以上にもわたって、長々と、その部分にスポットライトを当てて、
このブログを運営してきた次第です。

長期投資家には長期投資家ならではの視点があって、
往々にして、短期トレーダーの誤解を受ける事も多いのですが、

そもそも、戦略思想そのものが大きく違うということを認識した上で、
バフェットやテンプルトン、ピーターリンチを読まれると良いのではないでしょうか?

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なぜ、勝ち目の薄い勝負に出るのか?

どうして、これほどまでに短期トレードが流行るのか?

プロや専業トレーダーなら、ともかく、
サラリーマン投資家や子育てママまで、
明らかに短期トレードでは不利だと思われる人々が
この投資法にはまります。

パソコン画面を3つならべて、数百にも上る監視銘柄の中から、
動きの良い銘柄にいち早く反応し、思い切って勝負してくる連中に、

家事や育児の合間に、3年落ちのノートパソコンで、
あるいは、会議や取引の合間に、携帯で、
思い付きで勝負しても、勝てるはずがないのですが・・・。

同じ戦略では、歯が立たないのはみんな分かっているはずです。

それなのに、短期トレードに走ってしまうのは、
おそらく、人間の性に由来するのでしょう。

最近は、様々な心理的な理論から、
投資家が損をしやすいことがわかってきましたが、

結局のところ、
手に入れた小さな儲けは失いたくないのと
二度と同じ失敗は繰り返したくないという二つの心理の組合せが
勝ち目のない戦闘に人々をいざなうのです。

なんで短期に走るのか?

もちろん、長期集中投資では、その両方の心理を無視する必要があります。

少々の儲けや少々の下げでイチイチ慌てふためかない。

「そうは言っても・・・。」

そんな反論が聞こえてきそうですが、
そのような小さな儲けや損への執着心から解放される方法があります。

それは、目標を10倍高付近にもつことです。

10倍狙いで行けば、10%やそこらの上下動は、誤差の範囲。
だんだん、気にならなくなります。

含み益が2~3倍くらいになってくると、もう完全解放です。

狙うは10倍!!読みが外れて2~3倍!!

長期で行くんだったら、デッカク行くんじゃ~!!!!

イラストの中に雲に乗ったカメのキャラクターを出しました。
これ、私が見た不思議な夢に出てきたカメです。

その夢は、

神様から手のひらサイズの小箱をもらうところからスタートです。
その箱は、立派な桐の箱で、丁寧に絹で包まれています。

それを開けると中から、数百歳と思われる老亀が出てきました。

イラストのように、インドやタイで見られるような先のとがった王冠をし、
黄金の腕輪や甲羅にも黄金の装飾を載せています。

一瞬、「ミイラかな」と思ったその時、
そのカメがゆっくりと歩きだしたのです。


そこで夢は終わったのですが、
ちょうど、私自身、短期トレードでは限界を感じていた時期でしたので、

「そうか、カメの歩みで勝負すれば良いんだ!!」

と、何か心が決まりました・・・。

それ以来、投資における戦略思想の再構築を図って、
今の投資法に行きついたのです。


ということで、私にとって、この夢で見た高貴なカメさんは、
スーパーラッキーキャラクターですので、
独り占めももったいないので、
今後、折に触れて、このブログ上で登場させていただきます。

老亀

↓なんと、瞬間18位までランクアップです。
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↓同じ土俵では勝てない場合の戦略思想については、
↓以前、徳島県立池田高校を例えに説明をしましたね。
↓まだ読まれてない方は、ご参考までに・・・
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-119.html


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感情的要素

今日も早朝から大分に向けて出張です。
朝、早かったので、また移動中のブログ更新です。

さて、昨日の記事で
明らかに短期トレードに不向きな人々が、
長期的な企業の成長を期待するのではなく、
短期的なマーケットの値動きから利益を取ろうとする心理について
簡単に説明いたしましたが、
これについては、コブリックが詳しくまとめてくれています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
マーケットタイミングに走る感情的要素には
次のようなものがある。

1.保有銘柄に自信がないとき
2.ほかの重要な出来事のために資金を投資しているとき
3.多少の欲が出たとき
4.忍耐力が欠如しているとき
5.ギャンブルをしたいとき

<富者の集中投資 貧者の分散投資(パンローリング社)>
フレデリック・R・コブリック P324から抜粋
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ちょっと分かりにくいのは2だと思いますが、
この部分は、

企業の成長に投資するのではなく、

企業を取り巻く外部環境の変化に対する投資として
その影響を最も受けやすい企業に投資するような行為

と、言えるでしょう。

例えば、円高に懸けて輸出企業を空売りするような行為です。

確かに、今の短期トレーダーやFXトレーダーをみていると
1~5の一部、または全てが当てはまっているようにみえます。

こんな感じのトレーダーも少なくないのではないでしょうか?

1.メガ銀行の利益構造なんて、何が何だかわからないけど、
(保有銘柄に自信がないとき)

2.金融不安はどうやら収まりそうなので、
(ほかの重要な出来事のために資金を投資しているとき)

3.反動高を狙って、みずほで、一発、大儲けしてやろうと思ってたら、
(多少の欲が出たとき)

4.武富士潰れて、こりゃだめだ!!一旦、逃げろ~!!
(忍耐力が欠如しているとき)

5.もう、こうなったら、ドデン売りでギャンブル勝負だ !!
(ギャンブルをしたいとき)

と思ったら、日銀が踏み込んだ金融対策をやりやがった!!
ぎゃ~~~~!!!
(マーケットタイミングを図るのは難しい)

みたいなことばかりやってしまいがちでは?


日本の株本や株冊子の多くは、
1~5をやれと言わんばかりの
特集を組んできますが、

合衆国の偉大な長期投資家たちは、
そのようなトレードで少々勝ちを積み上げても、
一発の失敗で全部持っていかれると
警告してくれるのです。

↓今日もなんとか20位以内にいます。
↓皆様ありがとうございます。
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ギャンブル依存症

ええ、ええ、そうですとも!!

私は、ギャンブルがやりたいの!!

家でお手軽に出来るギャンブルって、株かFXくらいでしょ!!

そんな声が聞こえてきそうです。

確かにギャンブルならギャンブルで構わないのですが、
株やFXって、面白すぎる上、
賭け金も、他のギャンブルとは比べものになりませんから、
やりすぎて病気になってしまわないようにしましょう・・・

ギャンブルをしたい


これも以前のネタからですが、ギャンブルをやりすぎると、
ギャンブル依存症という精神病にかかってしまいます。

一度、下のギャンブルの部分を株やFXと置き換えて
自己診断してみましょう!!

ギャンブル依存症

どうです??

短期トレーダーさんなら、3つくらいは、ほぼ全員チェックが入るんじゃ無いですか??

5つ以上チェックが入るようなら、診療をお勧めします・・・。

ちなみに私の過去20余年の経験では、
一番下以外9つチェックが入りました。

ええ、ええ、もちろん、以前は極度の依存症でしたよ!!

であればこそ、投資スタイルを変更したのです。

偉大な投資家であるバフェットも

幸せと金は別物である
<バフェットの教訓(徳間書店)No10>

と教えてくれますよ・・・。

株式投資と引き換えに何か大事なものを失っていませんか?

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梨の木で企業価値を考える

私は、「世界一やさしい株の本(中経出版)」の中で、

企業価値という複雑で分かりにくい存在を
梨の木に例えることで、
単純化してイメージすることができるとせつめいしました。

梨の木モデル

梨の実を商品(サービス)と捉え、梨の木全体を企業とイメージすれば、
企業価値というものは意外と単純な理屈で説明できることが
お分かり頂けるでしょう・・・。

梨の木モデル2

しかし、梨の実が、今後いったい、いくらで売れるのか?
今後、どれだけ実り続けるのか?

そんなことは、誰も分かりません。

商品相場も影響しますし、自然の影響やマーケットの変化など、
予測不能なリスク要因が存在するからです。

ただ、一つ言えることは、名人が育てている、まだ若い梨の木には、
非常に大きな可能性が存在するということです。

梨の木モデル3

老亀が教えてくれるように、
長期投資というのは、

1)その梨の木は、これから大きくなりうるのか?
  (成長余地は存在するのか?)

2)病気や自然から梨の木を守り、うまくて大きな梨を育てる
  優秀な経営者が存在するかどうか?

この二つに着目した投資法と言えるでしょう・・・

どうやら、この妖精さんの育てる梨の木なら、大丈夫そうです・・・。

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良い木、悪い木、普通の木

これまで書きためた長期投資法をもう一度まとめ直しています。
最初から読まれたい方はこちらから
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-13.html


さて、バフェットやピーターリンチ、あるいはコブリックあたりが良いと思う企業は、
どのような特徴を持っているのでしょうか?

イメージしやすいので、梨の木で説明しましょう。

良い木

6つほどポイントを並べてみました。

1)商品・サービス
その梨の木(企業)からなる梨の実(商品・サービス)は、
独特の特徴があり、それを手に入れようとすると、
ここから買うしかない。

2)成長余力
まだまだ成長する余地が残っており、今後、何倍にも、
梨の実を増やす可能性を持っている。

3)財務健全性
幹はしっかりと根をおろし、養分(カネ)が行くべきところに
充分に回っている。

4)ビジネスモデル(バリアー)
ライバルが攻撃しようとしても、簡単には攻め込めない
独特の仕組みが存在する。

5)優秀で正直な経営者
正直な経営者が、低コストかつ無理のない拡大経営を実践している。

6)割安な株価
このような梨の木は、人々が注目する成長産業ではなく、
あまりに当たり前すぎる成熟産業に存在するため、
マーケットの評価は低く、お買い得感がある。

こんな企業を見つけたら、あとはじっと見守ってさえいれば、
毎年お小遣い(配当)は増え続け、財産も驚くほど膨らんで行くのです。

↓いつの間にか、人気ブログランキングの表示方法が変わり、
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良い木、悪い木、普通の木(2)

昨日は、珍しい出来事がありました。

本業の方で私が手掛けてきた企画が事業化したことは以前書きましたが、
それを見に社長と専務が黒塗りに乗ってやってきたのです。

私の勤める会社は、グループ売上が1兆円に満たない中堅上場企業ですが、
それでも、トップが自分の手掛けている企画事業を実際に見に来るのは、
今回が初めてだったのです。

私はともかく、社長なんぞ見たこともない若い部下
(といっても私の部下はたった2人で、その内、1人に今回の事業を中心的にやらせている)
には刺激になったようで、嬉々として、ご説明申し上げていたのが印象的でした。

さて、昨日の続きで、今度は、悪い梨の木を絵にしてみました。

悪い木

今回もポイントを6つにまとめました。

1)商品・サービス
梨の実(商品)は、これといった特徴がなく、
他と比べて、お値打ち感はない。

2)成長性
明らかに、成長は止まっており、むしろ、衰退している。

3)財務健全性
僅かなカネは、活かされておらず、
梨の木からの収益ではなく、
過去の蓄積を食いつぶして、社員を養っている。

4)ビジネスモデル
もちろん、バリアーなど存在せず、小型で弱い台風が来ても、
根こそぎやられる可能性がある。
その上、木の内部には害虫が巣食っており、
木を食い散らかしている。

5)経営者
常にV字回復を期待させるような計画を発表するが、
ピント外れな対応が続き、状況はさらに悪化する。
肝心の梨の木から、経営者の視線は離れ、
カネの方ばかりを見ている。

6)割高な株価
にも関わらず、無理やり捻出された優待や経営者からのウソに目がくらみ、
株価は、決して安くない。

この絵で大事なポイントは、ため込んだカネも、害虫に食い散らかされている梨の木も
本来、全て株主のものであるということです。

本当は解散して、株主に配当還元した方が良いのでしょうが、
普通は、根こそぎ倒され、小判が底をつくまで、
この状況は続くのです。

業績好転はめったに転がっていない。
<バフェットの教訓(徳間書店)>No.26


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普通の木(循環株)

最後に普通の木の説明をします。

普通の木

日本企業は、全体として、景気敏感株(循環株)と見られているそうです。

実際、長期チャートや長期業績を確認すると、
ディフェンシブと思われているような業種でも、
景気敏感株と連動しています。

多くの大企業は、長期的な成長性を失い、
業績は景気次第なところがあって、安定しません。

それでは、この分野の企業も6つにまとめましょうか?

1)商品
それなりに国際競争力を持っているが、
競争が激しく、商品寿命は短い。
商品市況や景気の影響を大きくうける。

2)成長余力
長期的な成長余地は少ない。
むしろ、現状維持が難しくなっている。

3)財務健全性
それなりに行くべき所にカネは回っているが、
新たな投資は失敗も多く、
余剰資金が有効に使われているとはいえない。

4)ビジネスモデル
厳しい競争環境において、長期にわたって
ライバルを退けられるバリアーは存在しない。
常に新製品開発と、コストダウンを同時に要求されている。

5)経営者
この手の企業に、人々の記憶に残るような個性的な経営者は少ない。
一部の有名経営者も、ずいぶん年を取ったか、死んでしまった。

6)評価
あまりに変数が多すぎて、長期的な経済性から
企業価値を推定すること等、誰もできない。
ともすると、投機家達のマネーゲームの対象となってしまう。

バフェットは、この手の循環株は、基本的に投資対象外と考えています。
しかし、ピーターリンチは、循環株も投資対象です。

ピーターリンチがこの手の企業に対する投資法を一言でいうと
「PERが高いときに買い、低いときに売る」です。

これについては、以下を参照
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-160.html
以前から読まれているかたは、実体験として、
この言葉の意味が理解できたでしょう。


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6つの分類

良い木、悪い木、普通の木と3つに分類しましたが、
ピーターリンチは、主に企業の成長性の観点から、
6つに分類しています。

すなわち、
1)低成長株
2)優良株
3)急成長株
4)市況関連株
5)業績回復株
6)資産株
です。

ピーターリンチの解説を簡単にまとめると
≪ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)参照≫

1)低成長株
・GNPよりやや高めの成長
・事業拡張の余地がない
・カネの使い道がないため、高配当

2)優良株
・ほとんどが身軽とは言えない巨人企業
・年率10~12%程度の成長が期待できる
・不況には強い

3)急成長株
・年率20~25%の成長
・うまくすれば、10~40倍高が見込める
・小型株
・成熟産業に多く存在する

4)市況関連株
・売上利益が循環的に上下する
・自動車、航空、タイヤ、鉄鋼、化学など
・大きくて有名な会社
・投資におけるポイントはタイミングこそが全て

5)業績回復株
・潜在的に倒産リスクをもった会社が立ち直った場合
・非常に大きなリターンをもたらすが、探し当てるのは難しい

6)資産株
・大きな資産を持っているのに、過小評価されている株


ただし、日本企業を調べて、つくづく思うのは、
1)低成長株と4)市況関連株ばかりだということです。

2)優良株や3)急成長株は、とても少数で、

5)業績回復株や6)資産株もあるにはあるが、
素人が事前に発見できるような代物ではないというのが、
率直な感想です。

また、日本人が大きく誤解している点として、
トヨタやソニー、あるいは、新日鉄や住友化学のような企業を
優良企業と勘違いしている部分があります。

多くの株雑誌で、国際優良企業などと書かれていることが多いのですが、
ピーターリンチの分類では、明らかに市況関連株です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
市況関連株は最も誤解されやすいタイプの株である。

不注意な投資家が安全と信じて買って損をするのが市況関連株だ。
ほとんどの市況関連株が大きくて有名な会社の株なので、
優良株と混同しがちだ。

フォードは・・・

≪ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)≫P135
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さらに、ピーターリンチは投資対象として分類していませんが、
当然、衰退株や危険株といったものも存在します。

と、いうことで、
私は良い木(急成長株)、悪い木(衰退株・危険株)、普通の木(市況関連株)と
イメージしてイラストを作成した次第です。

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急成長株の売り時

さて、それでは、10倍高が狙えるような急成長株を、
たまたま手に入れることができたとして、

いったい、いつ、売れば良いのでしょう。

数年で10倍にもなるなら、忙しいサラリーマン投資家や主婦投資家が、
思い付きで利益確定や買い戻しを繰り返すよりも、
ずっと、大きなリターンとなります。

これについても、ピーターリンチから、楽しく解説が入りますが、
≪ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)急成長株の売り時参照≫

私なりにポイントを3つにまとめると、

1)10倍株をうっかり安値で売ってしまわないこと
2)PERの観点から高くなりすぎたら、売り
3)成長が止まったら、売り

ということになります。

では、私の提唱通りのJカーブ上昇で10倍高を達成し、
勝者の暴落で今は低迷しているエイジス(4659)の
長期チャートを見てみましょう。

エイジスJカーブ上昇


もし、この株を出落ち後の500円以下で買っておけば、
少なくとも5倍は取れたでしょう・・・。

しかし、良く見ると、非常に大きく波打っていることが分かります。

そこで、上記1)2)3)が生きてきます。

まず、この株を他の銘柄と同じに扱って10%や20%の利益で、
満足し、他の銘柄に移っているようでは、
「花を引き抜いて、雑草に水をやる」
典型と言えるでしょう。

けれども、少なくとも2回、売るべき時がありました。

一つは、2000年秋の予想PERで40倍を超える水準にあったとき。

もう一つは、リーマンショックの前、ほぼ全国制覇が完了し、
成長余地がほとんどなくなったタイミング。
(私が「勝者の暴落」と呼ぶ現象の直前)

と言えます。

あと一つ、結果論的には売り場と言えたのが、
2004年の1月から5月にかけてのチャート上の天井付近です。
しかし、ここでの判断は、ファンダメンタルズからは微妙なところです。

予想PERで25倍程度と確かに割高な感じもしますが、
当時の成長力から判断すれば、絶対高いとは言えない水準でした。

実際、ここで売れずじまいだった人にも、
2007年以降、同じ水準で売るチャンスがやってきた訳ですから、
致命的なミスとは言えません。
(けど、3年という期間は、普通の人には長すぎると感じるのでしょうか?)


尚、この会社はリーマンショックと勝者の暴落が一緒に来るという悲劇に襲われて、
10年前の水準まで株価を下げてしまいましたが、

あくまで、勝者の暴落は日本国内の話です。

今後、成長著しいアジアで同じビジネスモデルで挑戦するようですから、
ひょっとしたら、再上昇の可能性はあります。PERもかなり低いですね・・・。
(一応、頭の隅に入れています。)

↓もし、Jカーブ上昇を知らない方は、こちらをどうぞ。
 (当ブログにいらっしゃったなら、これだけは覚えて帰っていただければと思います。)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-4.html

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複利のマジックは成長企業で味わえる

「人間の発明したもので最も驚くべきものは複利である」

これは、偉大な科学者であるアインシュタインの言葉です。

長期分散投資家さんなら、皆さんご存じですよね?


もし、仮に100万円を、毎年10%の利率で複利運用できたとすれば、

10年後、約 260万円
20年後、約 672万円
30年後 約1745万円
40年後 約4526万円

と雪だるま式に財産は膨らみ続けるのです。

今20歳代のあなたが定年後、裕福に暮らしたければ、
たったの100万円を車やバイクの購入に充てるのではなく、
何らかの金融商品を買って、
10%複利で増やしさえすれば、安泰なのです。

しかし、この驚くべき人類の発明を享受できる人はほとんどいません。

なぜなら、年率10%で資産を運用し続ける方法など、
通常、ありえないからです。


しかし、しかし、しか~し!!

おそらく唯一、誰でも実践できる方法で、
この人類最大の発明を享受できる投資法があるのです。

それこそが、バフェットやピーターリンチが実践してきた
成長企業への集中投資なのです。

成熟産業で、地味に成長している企業は、
そのうち、その業界を席巻するか、強力なライバルが登場するまで、
しつこく、しつこく、複利成長していくのです。

こういうのを5銘柄ほど探し出し、
まぁ、中には期待ハズレなのもあったとしても、
5銘柄平均年率10%程度を目指すのであれば、
それほど難しい行為ではありません。

現に、この私がこのブログ上で、
ヘッタくそに運用しているポートフォリオですら、
10%よりもずいぶんよいパフォーマンスをあげています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
すべてが同じだとすれば、例えば20%の成長率でPER20倍の会社と
10%の成長率でPER10倍の会社なら、前者を買う方がいい。

これは何だか秘法のように聞こえるかもしれないが、

成長企業の利益が株価を押し上げる要因であることを
理解しておく必要がある。


≪ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)≫P247
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


さて、少し論点はズレますが、
ここでピーターリンチが言っている意味を具体的に理解できるように、
私の方で、ちょっとしたシミュレーションを作ってみました。

1つは、20%成長をする配当利回り1%の成長企業A社、
2つ目には、10%成長する配当利回り2%の優良企業B社、
最後に、成長は完全に止まっているが、配当利回り5%の平凡企業C社、

にそれぞれ100万円ずつ投資したとします。

また、複利のマジックを最大に活かすために、
配当も全て同じ企業に再投資します。
(税金は考えない)

さて、10年間、3社とも期待通りの成長(C社は少なくとも衰退はしない)をしたとすれば、
あなたの資産はどのように増えて行くでしょう。

配当再投資

どうでしょうか??

配当は薄くても、安定成長することが如何に驚異的に財産を増やしてくれるか?
よくお分かり頂けるでしょう・・・。

正直申しまして、安定成長企業への株式投資以外、
我々個人投資家が「なるほど」と実感できるレベルで、
複利のマジックを享受できる投資法なんて他にないとさえ、
私は考えています。

年率10%なら御の字なのです。

もし、年率20%を長く続けられるなら有段者といって良いでしょう。
(少なくとも日本のプロでこのレベルはほとんどいない)

仮に、年率30%ならピーターリンチやバフェット級です。

ピーターリンチは、年率平均29%のリターンを13年間上げ続けることで、
顧客の資産を25倍に増やしました。

バフェットは、11歳から投資を始め、
10万5000ドルを300億ドルに増やしたといわれています。

もっとも、上の表の条件はちょっと現実的でありませんね。

僅かな配当を同じ企業に再投資するなんて、まず出来ない相談ですし、
税金もかかってきます。

そこで、配当には20%の税金がかかり(現状は優遇税で10%)、
それらは、全てお小遣いとして使った場合(たぶん、多くの個人投資家はそれが楽しみだろう)、
10年後の財産とお小遣いはどのようになっているでしょうか?

配当お小遣い

ご覧のように、C社とA社の配当利回り5倍の差は、
10年後には、完全に埋まり、
しかも、A社に投資した財産の方は、
配当を再投資したのとどれほどもそん色なく、
大きく膨らんで行くのが分かるでしょう・・・。

狙うべきは、20%程度の成長をひたすら続けてくれるような
安定成長企業なのです。

もちろん、例え20%成長企業でもPERが40倍等というレベルであれば、話は別です。

おそらく、10年後のPERは20倍以下となり、財産は3倍程度にしか増えないでしょう。
反対に、20%成長企業が、PER10倍前後という話であれば、
10年後までの間にPERは20倍前後となり、夢の10倍高も狙えてしまうのです。

安定成長企業を、割安に買い、複利のマジックを手に入れる

この素晴らしさは、時間を味方につけることで、味わうことができる、

すなわち、私がこのブログで提唱するような

長期集中投資法を採用することによって、実現可能なのです。

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10倍株の威力

年率10%とか20%といった複利のマジックを実感するのには、
安定成長企業への投資が有効だと書きましたが、
では、どのようなポートフォリオが良いのでしょうか?

まず、ピーターリンチは、
「職業としない限りは、5銘柄を超えて保有してはならない」
≪ピーターリンチの株式投資の法則(ダイヤモンド社)20の黄金律抜粋≫
と、5銘柄以下に集中投資することを推薦してくれます。

同様にバフェットも、
大量の銘柄を保有する行為は、
自分のポートフォリオを動物園のようなありさまにするだけなので、
「私は数銘柄を大量に持つのが良い」
≪バフェットの教訓(徳間書店)No63抜粋≫

と教えてくれます。

これも長期集中投資においては重要なポイントです。

気を抜くと、すぐ「あれも良いな・・。これも良いな・・。」
といつの間にか15銘柄くらいに保有銘柄が増え、

気がつくと、「あれもダメだ・・。これもダメ。」
とがっかり銘柄だらけになってしまうのです。

ということで、偉大な二人の教えを素直に聞き入れて、
5銘柄でポートフォリオを構築したとします。

ただし、上段は、堅実な銘柄ばかりを狙って、
10年間で2倍になる銘柄を5銘柄保有していたケース。

下段は、A・B・C社は残念ながら、
私の「日本3大がっかり銘柄」となり、
10年間で半値に下落したものの、

D社だけは、特大ホームランの大当り10倍高!!
E社は辛うじてチョイ勝ちの1.5倍になったケースです。

10倍高さえあれば良い

ご覧の通り、たとえ「日本3大がっかり銘柄」に足を引っ張られたとしても、
10倍高1社でこいつらのがっかりをふっ飛ばし、

見事、10%複利で資産を10年間増やすのと同じである、
2.6倍に資産を増やすことに成功してます。

これと同じことを後4回やれば、
40年間10%複利で財産を増やすのと同じ効果が得られ、
100万円は4500万円になって老後は安泰となるわけです。

逆に、10年で2倍になる銘柄を5銘柄持っていても、
年率10%複利に負けてしまうことが分かります。

繰り返しになりますが、長期集中投資では、
「デッカク狙わないとダメ」なのです。

それでは、昨日、「有段者クラス」と書いた年率20%複利と同じ効果、
すなわち10年後6.2倍を達成するためには、
5銘柄はどのような成長をする必要があるのでしょうか?

逆算してポートフォリオを作ってみました。

平均20%リターン

10倍高を含んで、かつ、どれもこれも3倍以上なら、
10年後、資産6.4倍と20%複利以上の効果が得られるわけです。

しかし、はっきり言って、とんでもインフレでも来ない限り、
こんなことは、ありえませんね・・・。

単純なバイ&ホールドの限界です。


やはり、ポートフォリオを常に新鮮なものに変更しておく必要があるようです。


やり方は、これまで書いたとおりで良いんです。

10倍高候補銘柄は、業績が順調な限り、少々の下げでは売らない。

ただし、成長が止まる可能性が濃厚となったり、
PERの観点から高くなりすぎたら、
さっさとその銘柄を売り抜けて、

他の10倍高候補にその席を譲るか、
もし、そういうのが見つからなければ、
見つかるまで現金で保有するのです。

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バフェットの3パターン

今日は東京に来ています。
移動中に1冊バフェット本を読みました。

史上最強の投資家 バフェットの大不況を乗り越える知恵史上最強の投資家 バフェットの大不況を乗り越える知恵
(2010/03/19)
メアリー・バフェットデビッド・クラーク

商品詳細を見る


バフェットの教訓(徳間書店)の続編で、
主に投資よりも、彼のマネージメント手法に
重きをおいた内容になっています。

部下二人と、少々気ままに、
新規ビジネスの企画業務をやらせてもらっている私には
大変、参考になるものです。

例によって、何度も何度も読み返そうと思っています。

さて、その中で彼の投資について、
分かりやすく3つに分類した部分がありました。

バフェットは基本次の3分類に属する銘柄を
狙うとのことです。

1)他にはないユニークな製品を売る企業
2)他にはないユニークなサービスを売る企業
3)一般大衆からの安定した需要がある製品もしくはサービスを
低コストで仕入れて低コストで売る企業

私がこのブログで扱うのは、主に3)ですね。

日本でも、ユニクロ、ニトリ、西松屋、ヤマダ電機、かっぱ寿司のような銘柄は、
どれも20倍を越えて上昇していますね。

ただ、できれば1)2)的な要素も持った3)を狙います。

例えば、ユニクロは単に3)ではなく、
あそこに行かないと手に入らないものも売っていますよね。

そういう企業で、かつ、
まだ、成長余地の大きい企業を探索しているわけです。

残念ながら、純粋な1)2)は現時点では保有していません。

日本企業で言えば、
ベネッセ、ユニ・チャーム、ヤクルト、ツムラ、パイロット
みたいな企業郡がそれに相当するだろうと考えていますが、

今は、ファンダメンタルズの観点から、
これらの優良企業より、
低コスト販売型の小型成長株に、
長期成長性を強く感じています。

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共立メンテナンス?リフォーム会社でも買う気かい?

昨日今日と、ドーミーインホテルに泊まっています。

長崎のドーミーインが素晴らしいので
(長崎は、地元資本の不効率で中途半端なホテルが多い分、
ここの立地とサービスの良さが際立っており、連日、大入満員です。)

ひょっとしたら、ピーターリンチが投資して大成功した
ラキンタモーターインみたいに、
良い投資対象になるかもしれないと、
念のため、調査目的で東京でも泊まってみたわけです。

正直、長崎ほどではありませんでしたが、
まぁ、悪くもないといった印象です。
(都内のビジネスホテルとしては珍しく、温泉付きだし・・・)

さて、実は、このホテル、
「共立メンテナンス」という上場企業がやっているのです。
(この社名が私の興味を引いてしまった・・・)
http://www.kyoritsugroup.co.jp/index.html

同社は、もともと社員寮や学生寮の委託管理をやっている会社で、
多くの企業が不況で寮運営のコストダウンを図るために、
自前で寮運営するのをやめて、
同社に委託してきたのを背景にずいぶん業績を伸ばしてきました。

ところが、ここへ来て、更なるコストダウンを図るため
各社、寮自体をやめ始めたのか、業績は頭打ち、

代わって寮で培ったノウハウを活かしたホテル経営に
活路を見出だして、力を入れているわけです。
http://www.hotespa.net/

ということで、ストーリーが面白いので、
財務は良くないのですが、
もうちょっと調べてみたくなったのです、

ただ、仮にもうちょっと調査して、
この会社が有望と判断できたとしても、
まーったく慌てることはありません。

社名も地味で、業種も地味で、当面業績も地味ですから、
1年かけて10件くらい泊まって、
さらに本社に行って、パンフレットもらいながら、
IR担当者と雑談した後でも、
株価が反転急騰してしまった後ということはなさそうです。

私の分析では、社名とブランド名が異なると、
株価は騰がりにくい傾向があるのですが、

(↓「社名は株価に影響するか」のカテゴリ参照)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-3.html

特に「共立メンテナンス」という同社の社名と
ホテル事業は全く結び付かず、

よほど業績好転がはっきりしない限り、
リフォーム会社か何かと思われ続けることでしょう。

葬儀屋やトンカツ屋の時もそうでしたが、
このように、地味な成長企業への長期投資は、
自分が納得するまで、
充分に時間をかけて調べることができます。

この点でも、忙しいサラリーマンや子育て主婦向きの
投資法といえるでしょう・・・。

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1に成長、2に割安

このブログ上では、ピーターリンチにならって、
「社名の変な企業や、地味な業界が狙い目だ。」
うんぬんと繰り返し書いてきましたが、

昨日も書きました通り、これはあくまでヒントのようなもので、

長期投資におけるリターンは、何といっても
長期的な業績成長がもたらす
といっても過言ではありません。

ただし、同じように成長している企業であれば、
割安な株の方が、長期リターンは大きくなるでしょう・・・。

「1に成長、2に割安」なのです。

地味な社名や、嫌気のさす業界等というのは、
そういうところに、思わぬ成長割安企業が潜んでいることがあるので、
そういう「成長割安企業探索のヒント」として考えてください。

逆にカッコいい社名で時流に乗った企業にも成長企業はあります。
しかし、「割安」ということはないでしょう・・・。

それでは、実例として、
株主になるのにも、少々勇気が必要な特殊産業である
葬儀業界4社の中期チャートを比較してみましょう。
(私がこのブログで運用を開始した2008年7月1日を起点としています。)

葬儀4社比較
(MSNマネーから、葬儀会社4社のチャート、一部加工)

どうでしょう??

地味な業種の代表である葬儀会社だから、
株価は割安でよく騰がるなどというものではなく、

あくまで、長期的な上昇をもたらす最大の要因は、
長期的な1株利益の成長であることが良くわかるでしょう・・・。

単なるバリュー投資家の中には、
1に割安、2に財務みたいな投資スタイルをとる方もいますが、

長期集中投資家は、1に成長、2に割安です。
あえていうなら、3に収益性(ROE・ROA)、4に財務内容といったところでしょうか・・・。

1.株価を長期的に上昇させる最大の要因は、長期的な成長。
  (これを否定したら、株式市場の存在理由はいったい何になるだろう???)

2.株価が割安であれば、上昇時に歪みの解消が加わり、業績上昇以上の株価上昇をもたらす。
  (成長性が同じなら、割安な株価を狙おう。)

3.収益性が高ければ、新たな投資や自社株買いなど、
  さらなる1株利益の上昇を下支えする要因となる。
  (単にキャッシュをしこたま溜めることに喜びを感じる経営者を除けば・・・)

4.財務内容が良いということは、増資や倒産のリスクを下げ、
  逆境時に耐える力となる。
  (けど、バランスシートがいくら良くても、業績がダメなら、株価は下がるよ。)

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業界で何が起こっているのか?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
業界で何が起こっているかを理解してさえいれば、
投資家はその時にデルを買うことができ、
しかも最高の投資となったであろう。
(100倍以上に上昇した。)

≪富者の集中投資 貧者の分散投資(パンローリング社)≫
フレデリック・R・コブリック  P397
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

昨日の記事のように、葬儀業界というのは、ファンダメンタルズ投資家にとって、
非常に理屈にあった動きをしてくれます。

景気や為替の短期的な変動で、業績が動くことはありません。

急にブームが起こって、大量の客が押し寄せ、
ブームが去って、閑古鳥が鳴くということもありません。

人は淡々と亡くなり続け、その数字は政府の予想とどれほどもズレません。

このような業界では、短期的な値幅取りを狙った投機家が入りにくく、
株価は、その企業の競争力を素直に反映するようです。


ですから、冒頭のコブリックの言葉のように、
業界で何が起こっているかが重要なようです。

そして、その変化に対応できている企業が次の勝者となるのです。

葬儀業界は、長期経済低迷と葬儀に関する人々の考え方の変化等により、

低価格化、価格明瞭化、真心のこもった対応等、
従来の非常識業界から当たり前業界に向けての大変革の真最中であり、

その変革の波に逆らっている企業と、乗っている企業で、
はっきりと優劣がついているようです。

また、昨日は書きませんでしたが、
リーマンショック後の大混乱の中、
「おくりびと」の大ヒットがあり、これを受けて、各社とも、
一旦は大きく値を上げました。
(昨日のチャート参照。リーマンショック後の戻りが各社大きいことに気づくだろう・・・)

しかし、このようなイベント効果も、長くは続きません。

結局、あれがきっかけとなり、
葬儀に対するあり方について深く考える人々が増え、
(あれ以来、雑誌の葬儀関連特集や葬儀関連本の出版が相次いだ・・・。)

大変革をむしろ加速させる方向に動いたようです。

100万円からスタートした私のポートフォリオが75万円まで減少した時、
ふと、不況期に葬儀会社が騰がりやすいことを思い出して、
葬儀会社を調べなおしたのがラッキーにつながりました。

当時の記事です。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-189.html

当時は含み損だらけでした。
ただ、この記事の読みはほぼ大当たり、
ティア社の富安社長は、その後、
カンブリヤ宮殿や雑誌などに次々と取り上げられ、
知名度の向上と業績の拡大に成功しています。
株価も約3倍高です。

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ケーズデンキとTKC

永遠の不況国日本においても、
一貫して成長を続ける企業はあります。

そういう銘柄を探し出して、長期にわたって投資するというのが、
このブログの投資方針です。

ただし、いくら連続で成長が続いていても、
あまりに成長率が低いようでは、
投資対象からは外した方が良さそうです。

以下は、前期まで一貫して成長を続けている会計会社のTKC(9746)の
売上利益の推移です。
TKC低成長株の悲しい現実
≪TKC公式サイト 会社説明資料より≫

上場以来23年間一貫して増収増益(今年はしんどそう)ですが、
成長率はでんでんむし並みの歩みで、利益はようやく3倍ほどになったようです。

ところが株価の方はご覧の通り・・・。
tkc長期チャート
≪MSNマネーから、TKC長期チャート≫

逆算すると、この会社の利益成長は年率平均約5%となりますが、
その程度の成長はマーケットでは評価されないようです。

リスクプレミアム分を考慮すれば、債券投資とつりあってしまうのでしょう。
長期的には全くの横ばいです。
(ただし、時々、仕手的に大噴火することがあるので注意。戻り待ち売りのスタンスか・・・。)


やはり、ピーターリンチが教えてくれる20~25%程度の成長を
連続して計上できるような企業でないと、株価は騰がってくれないようです。

以下、10期以上連続で増収増益中のケーズデンキの利益成長グラフです。
ケーズデンキ長期利益成長
≪ケーズHD 2010インベスターズガイドから≫

利益は、10年で6倍ですから、平均20%程度の成長です。

で、長期チャートはこちら
ケーズデンキ長期チャート
≪MSNマネー ケーズHD長期チャート≫

確かに、株価も平均すれば20%以上の成長です。
底値からは、10倍高になっています。

しかし、素直に淡々と10倍になっているわけではありませんね。
全くの暴れ馬です。

株価というものは、1株利益と金利とリスクという3つの要因で動くと
私の本の中で説明しましたよね。

1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)

業績だけ(1株利益だけ)に着目しすぎると、
このように大きな下落を食らうこともあるのです。

金利やリスク(特にリスク)の影響は小さくは無いということが分かるでしょう・・・。

ただし、ピーターリンチやバフェットは、
それでも、業績に意識を集中させるように教えてくれます。

その理由は、金利やリスクは、誰も予想することができないけど、
安定成長企業の業績推移についてだけは、
ある程度、予想することが可能だと考えているからです。

実際、10年前にこの株を買って、その間の激しい上下動を気にせずに、
ただ、ただ、じっとしていても、並みのプロには負けなかったでしょう・・・。

300円で買って、1500円に上昇して5倍になったと喜んでいるうちに、
あっという間に500円まで下がって、もう絶望的な気分を味わって、
けど、その後3000円になって、ようやく10倍高の完成です。
(注意:株式分割についてはチャートも記述も修正してあります。)

読める部分だけに意識を集中させて、長期的なリターンを求める

少々気の長い投資法には違いありませんが、
忍耐強く、長く持ち続ければ、大きなリターンにつながるのです。

長期投資家もつらい

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損切り・利確の方程式

FXは別として、さすがに、
「10%下げたら必ず損切り。15%騰げたら必ず利確。」みたいな
馬鹿げた投資法を本気で信じる人は減ってきました。

私は、このような不思議な投資法が一時あれほど普及したのは、
2つの理由によるものだと考えています。

1つには、空売りを得意とするヘッジファンドやカリスマトレーダーが
自分達の投資をより有利にするために時間をかけて、
日本の投資家にウソを教えてきた為。

2つ目には、証券会社が、手数料を稼ぐために、
少しでも個人投資家の売買を増やそうとした為。
(1%下げたら損切り。2%騰げたら利確と言わなかったのは、
 証券会社にも多少の良識が存在したからだろう・・・。)

もし、そのような投資法が絶対の勝利の方程式なら、
あれほど、普及した投資法ですから、
今頃、街中に株長者が溢れかえっているはずです。

けど、実際は、「もう、株は見たくもない」人ばかりとなり、
株式市場の取引は全く低調となっています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「倍になったら売れ」とか、「2年後に売れ」、
または、「株価が1割下がったら損切りしろ」
というような格言に従うのは馬鹿げたことである。

さまざまな異なったタイプの株すべてに当てはまるような
一般公式などありえない。

(中略)

ウォルマートのような若い成長会社を優良株と取り違えると、
1000%騰がるものを50%で利食ってしまいかねない。

逆に、ファンダメンタルズは変わっていないのに
株価が倍になったラルストン・ピュリナの株に大きな期待をもって
しがみついているのは馬鹿げている。

≪ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)≫P147
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さて、10%下げたら必ず損切りを実行するためには、
10%下げたら必ず成り行きで売り注文を出す必要があります。

残念ながら、私はそのようなシミュレーションを作る事はできないのですが、

おそらく、他の条件は同じにして、
全てのプレイヤーが「10%下げたら、必ず成り売り」するという条件を付けて
架空のマーケットでサイコロを振り続けるようなシミュレーションを作れば、

(売り方が50%を超えない限り、)
その架空のマーケットは永遠に下がり続けるでしょう・・・。

ライブドアショック以降、新興市場で起こった現象が、まさにそれで、
ファンダメンタルズにお構いなしに、右も左もわからない個人投資家が、
「機械的な損切りこそ勝つ秘訣」と「成り売り」を出し続けたために、
もう、良いも悪いも一緒くたでデッタラメに下げてしまったのです。

もちろん、利口な証券業界は、下げたら下げたで、

「新興市場はリスクが高いから、大型株と比べて、
 高いリスクプレミアムを求められる為、
 その分、株価は割安となる傾向がある。」

などともっともらしい理屈をつけ始めました。


ちなみに、新興市場が大型株と比べて割高だったライブドアショック前は、

「新興市場は、大型株と比べて高い成長が期待できる分、
 割高な価格形成がなされる傾向がある。」

ともっともらしい理屈がついていたのですが・・・。


ちょっと長くなりましたが、証券業界も葬儀業界同様に、
顧客無視の非常識産業から、
顧客重視の当たり前産業に大変革をする必要があると感じます。

10月18日の朝日新聞朝刊に、
顧客に対し、短期間に次々と別な投資信託に買い替えさせる、
いわゆる「回転売買」によるトラブルが増加しており、
中には100回以上買い替えさせられたり、
認知症のお年寄りに無理やり投信を販売した例もある等と
記事になっていましたが、
(コスモ証券はそれを組織的にやっていたとして、
 昨年12月に金融庁から業務改善命令を受けている。)

まだ、そんなことをやっているのか!!

と情けない気持ちになってしまいました・・・。

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スペイン無敵艦隊

最近は、「なぞかけ」が流行っているそうですね・・・。

(●●とかけて、▲▲ととく。その心は、■■っていう、アレです。念の為・・・)

まぁ、私のような娯楽テレビはほとんど見ないオヤジですら知ってるくらいですから、
もう、話題的には最終コーナーを過ぎている頃でしょう・・・。

さて、そんな「なぞかけ」に想いを巡らせているうちに
ふと、私が就職した15年前に、その「なぞかけ」を使って
見事、イオンに就職した女の子がいたことを思い出しました。

その女の子、イオンの最終面接で何とかインパクトのあるネタで勝負しようと、
事前に、「なぞかけ」を仕込んでいたのです。

で、面接官から、期待通りの質問がきました。

面接官 「何か特技はありますか?」

女子学生「なぞかけなら出来ますが・・・。何かお題を頂けませんか?」

面接官 「お題??じゃあ、イオンとかけて?」

(しばらく沈黙の後、「整いました!!」と言ったかどうかは知りませんが、)

女子学生 「はい。イオンとかけまして、スペイン無敵艦隊とときます。」

面接官 「その心は?」

女子学生「大英帝国(ダイエー帝国)と戦っています。」

一同 「おおーっ」
(もちろん、人事部長は大喜び。採用が決まったわけです。)


もっとも、スペイン無敵艦隊は、アルマダの海戦で大英帝国に手痛い敗戦を食らっていますから、

「アメリカ独立戦争とといた方がきれいだったのでは・・・?」

などと、その時は思ったのですが、

当時、中内功社長率いるダイエーは、
プロ野球団を保有し、「価格破壊」という流行語を生み出して、
まさに大帝国と呼ぶにふさわしい状況、

イオンとは各地で大激戦が続いていたのです。

(そういう意味ではイメージ的にぴったりだったかも知れません。)


先日紹介した≪バフェットの大不況を乗り越える知恵(徳間書店)≫によると、

バフェットが選択するような長期経済性を備えた企業に就職するのと、
競争力のない負け組企業に就職するのとでは、
その後の人生が、天と地ほどちがってくるといった記述が繰り返されていますが、

結局、その後、彼女が云うところの
大英帝国(ダイエー)と無敵艦隊(イオン)はどうなったのでしょうか?

ダイエー

イオン

ご存じの通り、無敵艦隊側(イオン)の勝利で終わりました。
今では、ダイエーはイオン傘下となっています。

どうやら、よい就職となったようですね。

(「あの子、おもろい子やったけど、卒業以来、会うてへんなあ・・・。
  もう、ええおばちゃんになってるやろな~・・・。」

 失礼!!当時、私は大阪に住んでいましたので、
 その頃の事を思い出すとなぜか大阪弁が出てしまいます。)

ちなみに史実でも、よくよく調べると英西戦争は、スペイン側有利で終結しています。

しかし、このチャートを見てしまっては、もうこのなぞかけは通用しませんね・・・。
15年と言うと本当に長い期間だと実感できます。

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西松屋に就職した友達

今日は名古屋に日帰り出張で、
例によって、電車の中でスマートブックで更新です。

さて、就職と言えば、同じく15年前に西松屋に就職した
幼馴染みが一人います。

たまたま、仕事上の付き合いで、
昨日、彼の父親と会う機会がありましたので、
いろいろと西松屋について話を聞きました。

非常に興味深い話もあったのですが、
詳細はここではやめておきましょう・・・。

ただ、彼の人生はここまで最高に順調です。

最初は名も知れぬ店頭公開のベビー洋品店ということで、
父親もずいぶん心配だったようですが、
結果的にその就職は最高に良かったようです。

ご存じの通り、その後、株価は30倍の大上昇。

数年前まで、ずっと右肩上がりの拡大で、
やること、なすこと、すべてうまく行きました。

西松屋大上昇チャート

持株会で儲けたお金を頭金に家を建て、
若くして幹部となって、
重要な仕事を任されています。
将来は取締役くらいまで行けるかも知れません。

業界が業界だけに、
上は小学3年生から、下は2歳のヨチヨチまで
3人の子供達に囲まれています。

いじめられっ子で泣き虫だった彼が、
このように良い人生を歩み、

逆に彼をいじめていた連中が苦労しているのを見ると、

如何に就職で人生が決まってしまうか?
つくづくと考えさせられます。

ちなみにその父親が一言、
「息子が就職したとき、なんでこんなに株が安いのか?
不思議だったよ・・・」

それに対して
「その時、300万買っておけば1億までありましたね・・・。」
と返事をしましたが、

当ブログでは、まさにそれを狙っているのです。

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