旧)エナフンさんの梨の木
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プロフィール

奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)



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経済学は歳をとるに連れて使えるようになる

私は大学時代、当時、金融証券論の権威であった故蝋山昌一先生に
証券理論の基本をたたき込まれました。

私は学生時代の前半は、ギャンブルやサークル活動に明け暮れていましたので、
勉強なんてまるでしませんでした。

で、たまたま自分の大学にそんな株の偉大な先生がいると知り、
思い切ってその先生のゼミを取ったところから、人生が少し変わり始めたのです。
(その後、ずっと株を続けながら、ピーターリンチを知り、
 昨日書いたとおり、本業でやたら経営者と会う機会が増え、
 大原で経営の勉強もして、
 ついでに労働組合の執行委員長なんかもしたものですから、
 いつの間にか企業というものを、実体験を通じて
 上から下まで、それなりに理解できるようになりました。
 そんな私の強みを活かす投資法が長期投資というジャンルだと思うのです。)

卒業するときに、その先生がこんなことを言ってくれました。

「卒業しても、君たちが学んだ経済学や証券論なんて、すぐには使い物にならないだろう。
 ただし、10年後、20年後、管理職になり経営者になっていけば必ず役立つ代物だ。
 君たちの未来に期待してるよ。」

最近、「本当にそうだ。」と思えるようになってきました。

ピーターリンチは、アメリカの義務教育に「投資」というジャンルがないことに不満なようですが、
日本においては、それ以上に、投資や経済についての知識がなさすぎるような気がします。

まるで、株をやるのも、競馬するのも、マージャンするのも、同じ扱い・・・。

今は金融危機と大不況の真っ只中ですが、
経済や株が自分の人生にメチャメチャ影響を与えることがわかりつつあるこういう時こそ、
人々が投資や経済の勉強をする大チャンスだと、つくづく感じる次第です。

【バフェットの教訓(徳間書店)No.109】
消えゆくバブルと、待ち構える針。
このふたつが出会ったとき、
投資界のニューウェーブたちは昔ながらの教訓を学ぶ

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テーマ:株式入門 - ジャンル:株式・投資・マネー


それは、ギャンブルなのか?何なのか?

>まるで、株をやるのも、競馬するのも、マージャンするのも、同じ扱い・・・。
私は、株式投資と、他のギャンブルは根本的に異なるものだと
思い込んでいました。

「ただ、じゃあ、どこがどう違うのか?」と言われると、
確かにどれほども違わないものだと感じ始めました。

世間一般にも、少なくとも短期トレードやFXは、
ギャンブルの範疇と考えられているようです。

確かに、統計や心理学を活用して、勝つ確率を高めるゲーム・・・
と理解すれば、
「それって、ギャンブルでしょ!!」
となってしまいます。

じゃあ、長期投資なら、ギャンブルじゃないのか?

といわれると、単に気の長~いギャンブルのような気もします。
(この先10年間、巨人と阪神、どっちがたくさん勝つか?みたいな・・・。)

一日の出来高と比べて、巨額のカネで勝負しようと考えると、
どうしても時間を見方に付けざるを得なくなるから、
短期ではなく、中長期でギャンブルをしているだけ・・・。


ずっと、大銀行や証券会社、ファンドや金持ち投資家が世界中の人々からカネを借りて、
腕を競って、ギャンブルに明け暮れていた。

しかし、とうとう、超大穴が飛び込んで、みんなぜーんぶ、摩ってしまった・・・。

で、ほとんど全員スッカラカンになったので、「税金で何とかしてくれ!!」

そんなの道理的に、許されるはずもないのだが、
「あなたが貸したお金が返ってこなくなりますよ!!」
と言われて、みなが唖然とし、やっぱり税金を突っ込んだ。

ところが、その額があまりに巨大なために、
今では、国は持ちこたえるのか?
そっちの方を心配している状態・・・。


確かに、投資をギャンブルととらえた方が、
物事の本質を突くことができるかもしれませんね。

「そんな事いったら、人生すべてギャンブルになっちゃうわ!!

私なんて、つまらん主人と結婚したばっかりに、
貧乏暇なしなんだから!!」

そんな声まで聞こえてきそうですが、それはそれで、説得力あったりします。

どうやら、このテーマ、なかなか奥が深そうです。

まだ、私自身答えは見出していませんが、
ちょっと続けてみたいと思います。

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ゼロサムゲームじゃ無いから・・。

エクセルをよく使う方は、SUM関数というのを多用されると思います。

あれって、全部の合計を計算してくれる便利な関数ですよね。

で、タイトルのゼロサムゲームというのは、全部の合計(SUM)が0(ゼロ)となるゲームのことで、

例えば、麻雀ですね。

あれは一方が勝てば、一方が負けて、全員の合計は0になるゲームです。
(いえいえ、場代(雀荘でのマージャン卓使用料のこと)は除いての話です。)

同様に、競馬も、競艇も、チンチロリンも本質的にはゼロサムゲームです。
(胴元が一銭も取らないと仮定しての話です。つまり、実際はマイナスサムゲーム。)

このようにゼロサムゲームというのは、そのグループの中だけでのカネの取り合いであり、
そのグループの外には何ら関係ありません。

一方、株式投資はゼロサムゲームではありませんね。

株価がドンドン騰がっていけば、大勝ちか小勝ちかの違いはあっても、
ほとんど全員勝てます。
(逆に今のように暴落が続けば、ほとんど全員負けとなりますが・・・。)

しかも、そこへ投じたカネは間接的には、
社会の発展に寄与するような優良企業に集まりますから、
仲間内だけでゼニの取り合いをするゼロサムゲームとは根本的に違う!!

と、(私も含めて)株式投資をしている人間の多くは、自分を正当化させているのです。

ただし、「ゼロサムゲームなら全てギャンブルか?」というとそうでもありません。

例えば、生命保険です。

あれも、保険会社側での運用を除けば、ゼロサムゲームです。

私の生命保険も、死亡時に最低○○万円が確定していますが、
生命保険会社の運用によっては、プラスになることもあるのです。

もっとも、このところの暴落で、今、死んでも最低保証額しか支払われません。
(つまりゼロサムゲーム。)

ところが、アレをギャンブルと考える人は極めて少ないでしょう。

ご主人に毒を盛り続けるようなご婦人には、ギャンブルと同等のものかもしれませんが、
普通は、ギャンブルとはみなしません。

なぜなら、そこに助け合いの精神があるからです。

困ったときにお互いがお互いを助け合うためのゼロサムゲーム・・・。
これならギャンブルとはならないのです。


反対に、ゼロゲームでなくプラスサムゲームなら、全てギャンブルではないと言えるでしょうか?

どうもそれにも例外がありそうですよ・・・。

↓とうとうパソコンが壊れてしまいました。
↓ところが、こんな時に限って仕事が忙しく、
↓ようやく今日、新しいパソコンを買うことができて、ブログ再開となりました。
↓すっかり人気ブログランキングも順位を落としてしまいました。
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梨の木&麻雀モデル

それでは、次のような例え話は、ギャンブルだと思いますか?
それとも、投資だと思いますか?

ある村で、4人の男が、それぞれ1万円ずつ出資して、梨の木を10本植栽しました。

ただし、その梨の木から得られる収益は
4人の男で均等に分配するのでは面白くないので、
植栽した翌日から、毎夜毎夜、麻雀をすることにしました。

そして、麻雀での勝ち負けを記録し続け、
梨がなって収益が上がった時点で、勝ち点を清算して
麻雀の勝ち負けに応じて、分け合うことにしたのです。

ある年は、大豊作で、一番負けた男でも驚くほど配当がでました。

また、ある年は、台風で全ての梨が落ちてしまい、
一番勝った男でも、1銭も配当は得られませんでした。

どうでしょう?このたとえ話・・・。

これ、どう考えても、ゼロサムゲームでは無いですよね。

けど、やっていることは麻雀です。

ギャンブル?
それとも投資?

悩ましいところでしょ!!

ただ、よくよく考えると、二つに分けて考えると筋が通りますよね・・・。

最初に、1万円ずつ出して梨の木を植えたのは投資。
その後、収益を麻雀で分配するのはギャンブル。

こんな風に考えると、もっともらしく聞こえます。

ところが、株式市場というのは、
この梨の木&麻雀モデルにちょっと似てるんだよな~・・・。

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発行市場と流通市場

株式市場を概念的に①発行市場と②流通市場という二つのマーケットに
分けることがあります。

①発行市場とは、

企業が発行する株を、最初に売買するマーケットのことで、
プライマリーマーケットとも云います。

業界を変えたい!!
新しい技術を世界に広めたい!!
会社を通じてもっと社会の役に立ちたい!!

そんな強い思いを持った経営者や企業が、
残念ながら、カネがないためにそれができないことは、
社会全体にとって大きなマイナスです。

そこで、そういう状況を改善するために、
カネに余裕のある人(企業)がお金を出し合って
そんな経営者や企業をサポートするのです。

そのかわり、お金を集めた側は、

「この会社はお金を出してくれた方々のものであり、
その方々に恩返しする意味でも一生懸命経営し、
会社が存続する限り、利益の一部をお支払いし続けます。」

と約束をしているのです。

それが、本来の株式の意味であり、社会にとって有用な「投資」と言えるでしょう。

一方、②流通市場とは、セカンダリーマーケットともいい、
先ほどの発行市場で、「投資」した方が、
「会社の一部を所有し、会社が存続する限り、利益の一部をもらい続ける」権利を、
他の第3者に販売できるマーケットです。

そうです。そうです。
東証一部も、ジャスダックも、基本的にはこの②流通市場(セカンダリーマーケット)です。

①発行市場でお金を出す側にとって重要なのは、
出したお金が将来デッカくなって返ってくるか?
あるいは、急に現金が必要となったとき、その権利を簡単に売ることができるか?

といったところでしょう。

そんな心配の種を小さくするために、この②流通市場が存在するのです。

②流通市場が充実して、マーケットが企業の価値を正しく判断し、
常に売買が可能な状況となったら、
①発行市場で安心して投資することができますよね。

そういう意味では、発行市場と流通市場は、切っても切れない重要な関係にあるのです。

そのような観点から、
流通市場で株式を買う時に重要な能力は、

買おうとしている企業の価値が、
今、売られている企業の価格(株価)に見合っているか?


安いのか?高いのか?

を判断する力と言えるでしょう。

このような能力を使って売買をする行為なら、
ギャンブルでも何でもありませんよね?

普通に世の中でみんなやっている「取引」行為と言えるでしょう。

ところが、短期トレード重視の今の株式市場で、
企業価値の査定に努力を惜しまない投資家がどれほどいるでしょうか?

企業価値査定なんて、どれほどもせず、

人々が強気か弱気かを、統計や心理学を使って分析し、
あとは度胸勝負で、タイミング良く「エイッ」と買って、「ソレッ」と売って、
すばやく、上手に儲けるためのマーケットに変貌していないでしょうか?

私は、そのような行為と麻雀と、どれほどの差があるのか?
正直、区別がつきません。

社会にとっても、そのような行為はプラスマイナス0以下でしょう・・。

つまり、株式を売買するときの根拠をどこに置くのか?
人々の心理や確率論なのか?
企業の根源的な価値なのか?
この違いが、ギャンブルと投資を分ける一つのポイントのような気がします。

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株式ギャンブル依存症

そんなの解ってるよ!!
俺っちなんて、最初っからギャンブルだと解って、株やってるもんね!!
ギャンブルならギャンブルで別に良いじゃん!!

と開き直る方もいらっしゃるでしょう・・・。

確かに全てのギャンブルが違法な訳ではありませんし、
短期トレードだって、FXだって合法的な行為です。

ただ、いくら合法だからといっても、
やりすぎて病気になってしまっては、困りものです。

実は、ギャンブルをやりすぎるとギャンブル依存症という病気にかかってしまいます。

もし、株式投資をギャンブルと割り切ってやっているのであれば、
せめて病気にならない程度に続けていきたいものですね・・・。

それでは、ギャンブル依存症にかかっているか?かかっていないのか?

以下にチェックシートを掲載しますので、
一度皆さんも、「ギャンブル」のところを「株式」と読み替えてチェックしてみてはどうでしょう?

ギャンブル依存症

いかがでしょうか?

株式投資をしているほとんどの方が、3つ以上当てはまるんじゃないですか?
5個以上つく人も結構いるでしょ!!

そういう人は、ほどほどにするか?
一度病院に行ったほうがいいかも・・・。


「えっ?あんたはどうなんだ?」ですって!!

私の20年間の投資経験をチェックしたら、
最後以外9つチェックが入っちゃいました!!

そうです。そうです。
私は重度の株式ギャンブル依存症でしたよ。

で、なきゃこんなブログ書けるわけないでしょ!!

ただ、そんな私が今では、

短期トレードは神経をすり減らし続け、
カネ以外何も残らない(場合によってはカネも残らない)空しい行為だと気付いて、
長期トレードに方針を変換しているわけですから、

まぁ、ベテランの忠告として、少し耳を貸されたらどうでしょうか?

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本命=大穴バイアス

経済学の世界でも、ギャンブルというものを分析することで、
人々の心理を正しくとらえようという試みがずいぶんなされてきました。

例えば、競馬のオッズ。

あれって、非常に多くの人々が馬の実力を分析した結果が
数字となって反映されています。

そういう意味では、株に似てますよね。

株価も非常に多くの人の分析結果ですから・・・。

ただ、競馬のほうが株式よりも、よっぽど人々の予想は当たっていると考えられています。

例えば、単勝倍率1倍台の超本命馬券ばかり買い続ければ、
回収率はほぼ100%となります。

超本命馬に対する人々の予想は、かなり正しいといえるのです。

競馬はせいぜい18頭の比較分析で済みますから、
圧倒的に強い馬が存在する状況で、
一番の馬を当てるのは、それほど難しい作業では無いのかもしれませんね。

けど、株式の場合は、四季報にあるだけでも4000頭立てのレースです。

当然、そんなにたくさんの馬(企業)を穴のあくほど分析することはできませんから、
メチャメチャ走る馬(企業)が、超低評価に放置されることもしばしば起こるのです。

ところで、超本命馬券の回収率は100%と予想精度が高いと言いましたが、
例えば、単勝倍率30倍台のような、大穴馬券を買い続けるとどうなるでしょう?

実は、回収率は非常に悪くなります。

一般的に知られている「本命=大穴バイアス」というのがあって、
本命ほど回収率が高く、反対に、大穴になればなるほど、
回収率は低くなるのです。

高い倍率に目がくらむんでしょうね・・・。

また、一発逆転の夢を買っているだけ・・。
ともいえるでしょう。

==========ここから先は競馬に興味のある人だけ=============

じゃあ、やっぱり、競馬で勝とうと思ったら、本命党じゃなきゃだめなのか?

と、いうと、実はそうでもありません。

もう10年以上前になりますが、この本命=大穴バイアスが、
日本の競馬界でも成立するのか?
競馬年間のデータを1年分パソコンに入力して分析したことがあります。

すると、概ね「本命=大穴バイアス」は成立したのですが、
どういうわけか、単勝倍率10倍付近(8~12倍くらいだったかな)の回収率が
100%を大きく超えたのです。

そのときの私の分析はこうです。

10倍付近の馬に乗っている騎手は、本命や対抗馬に乗っている騎手に比べて
精神的なプレッシャーを受けにくい。

そのため、本命や対抗馬に乗っている騎手に比べて大胆な戦略が取りやすい。
(例えば、大逃げや最後方からの末脚勝負など、本命馬が取りにくい戦法をとりやすい。)

その結果、人々の予想以上に1着に入賞しやすく、回収率が100%を超える!!

まぁ、10年以上前の分析ですから、今どうなってるか知りませんよ・・・。

興味のある方は、一度調べてみては?

また、【市場と感情の経済学(リチャード・H・セイラー ダイヤモンド社)】によると
ハウシュ=ツィエンバが1986年に開発したテクニックは、
連勝単式馬券において、1番人気馬に総流しする馬券を買い続ければ、
非常に高い回収率が得られるそうです。
(1番人気馬から総流しではありません。1番人気馬に対して総流しです。)

これも古い研究ですから、今は修正されているかもしれませんし、
日本では成立しないかもしれません。

けど、たぶん、私の研究もハウシュ=ツィエンバの研究も、
今でも通用すると思いますよ・・。

株式同様、人々の予想には妙な穴がありますからね・・・。

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行動ファイナンスが株式市場を賭博場化した?

昨日参考にした「市場と感情の経済学(ダイヤモンド社)」が
発売されたころから、株式市場はおかしくなったような気がします。

いや、株式市場なんて、昔からまともだったことなんてほとんどないのですが、

あの本が発売された後あたりから、

株式市場は、特にプロ連中は、
ファンダメンタルズともテクニカルとも違う新戦法、
「行動ファイナンスに基づく投資法」を好んで使うようになりました。

以前、このブログでも紹介しましたが、

正常な人間が正常な心理状態で行動した時、
見事にハマってしまうように、
相場を自分自身の手で動かす戦法です。
(特に、今回の暴落局面では、「損切り」と「チャート(テクニカル)」が狙い撃ちされたように思います。)

確かに、株を長年やっていると、一度はハマる理論ではあるのですが、
結局心理学を使って、相手をだましているわけですから、

どう考えても投資の本流とは思えません。

(私はあくまでファンダメンタルズが投資の本流という考え方を持っています。
 ファンダメンタルズ投資を広めるために物語まで書きました。
 ← ぜひ、まだの方は、エナフンさんの梨の木も読んでください。)

ただ、文字通り「敵を知り、己を知れば百戦して危うからず」ですから、
行動ファイナンスも入り口程度は知っておいてもいいでしょう。

念のため、参考になるサイトを紹介しておきます。
http://psychological-jp.com/

ちなみにこのサイトによると、
「すぐれたトレーダーは、機能的な精神病質者であるケースが多い」そうです。

精神障害に苦しみながら、最強のトレーダーを目指す道もアリかもしれませんが、

ピーターリンチ的お気楽長期トレーダーを目指したほうが、
結局、人生は幸せだと思いますし、長続きもすると思いますよ・・・。

↓おかげさまで順調に順位を回復しています。
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刑法第185条

法律というものは、「その国民の常識の束」だと教えてもらったことがあります。

常識の束ですから、誰もが「まぁ、そんなもんだろうな・・・。」
と納得できるところに落ち着くものです。

ですから、決して極端なものはありませんし、
必ずしも、良心に照らしたり、社会正義に照らした時に
正しい内容ともなっていないようです。

バフェットは、多数決による決断を嫌います。
それは、誰も責任を取ろうとしない仕組みだからです。

けど、法律は、多数決で決まっていきます。

そういう事情を充分に考慮に入れても、
ギャンブルとかギャンブル性のあるものに対する国家の対応は実にあいまいですね。

人々が自前でギャンブルを開設することを固く禁じておきながら、
当のご本人が運営する競馬や宝くじは、とんでもなくギャンブル性が高いのですから・・・。
(競馬なんて青天井ですもんね。)

で、本日のタイトル、刑法第185条はそんなギャンブルに関する法律です。

第百八十五条  
賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。
ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

時々、麻雀賭博の疑惑をかけられた議員さんや有名人に、
「カネをかけていたのか?」
とマスコミが質問すると、
「いえ、図書券を賭けていた!!」
みたいな不思議な回答が返ってくるのはこの法律があるからです。

パチンコも、いったんは玉を景品に交換し、
それを交換所で現金に変える面倒くさいシステムになっているのも、
この法律があるからです。

もちろん、この法律が意図しているのは、
「俺が勝ったら、缶ジュース1本な!!」みたいな賭けまで取り締まるわけにはいかないので、
逃げ道を設けているわけですが、
その抜け道を逆利用しているわけですね・・・。

じゃあ、株式は?

はい、そうです。

もろ現ナマが動いてます。
しかも国を破産させるほどの大金が・・・。
(あたりまえですよね。
もし、図書券や景品にいったん替える仕組みだったらややこしくてしょうがない。)

ギャンブルは社会悪だと考えているから、法律で禁止している。
とくに、現金を直接やり取りするギャンブルはご法度!!

けど、株式市場は極めてギャンブル性が高く、しかも現金。

この矛盾を埋めるためには、やはり、オバマ大統領が言うように、
ある程度の規制は必要かも知れませんね。

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株式市場を洗濯いたし申し候。

それでは、ピーターリンチはどのように解釈しているのでしょうか?

ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)
第3章「これは、ギャンブルなのか?何なのか?」
の中で、次のように見解を述べられています。

================================
投資とギャンブルの境目ははっきりしないというところが正直なところである。
(中略)
歴史的にみて、株は投資手段として歓迎される場合と、
ギャンブルとして見放されるケースとを周期的に繰り返し、
皮肉にも投資家の判断は間違ったタイミングでなされてきた。
(中略)
私にとって、投資は、なるべく採算があうように運用するギャンブルである。
(中略)
明らかにゲームのやり方さえ知っていれば、
株はやってみる価値のあるギャンブルだったと言えよう。
================================

どうやら、ピーターリンチのような名人ですら、
株をギャンブルの一種としてみなしているようですね。

と、いうことは、資本主義の心臓部である株式市場は、
巨大な賭博場ということ?

賭博場を中心に回っている経済システムが安定するハズがありませんね。

これほどまでに資本主義社会が、カネ儲け主義化した理由もなんとなくわかります。

オレオレ詐欺を取りまとめているボスが、
「結局、世の中はカネ!!」と言い切るわけです。

しかし、私がこのブログで一貫して主張しているように
社会にとってより良いシステムとして機能することだってできるはずです。

今回の暴落で、せっかく人々が強く反省しているわけですから、
この機会に、根本治療をやるべきでしょう。

坂本竜馬は、日本に大きな危機が迫った時、
時の天皇陛下の夢枕に立つそうですが、

そろそろ、
「日本の株式市場を洗濯いたし申し候!!」
などとおっしゃってるかもしれませんね?

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ギャンブルならマナーってもんがあるでしょ。

そうですね。

どうやら、これはギャンブルですね。

但し、社会にとって極めて有益な側面も持っているギャンブル。

まぁギャンブルならギャンブルでよいのですが、
ギャンブルならマナーってモンが重要になってきます。

競馬、カジノ、マージャン、丁半ばくち・・・・

これらの賭博をするとき、
どういうわけか人々は紳士淑女に振舞うことになっていたり、
厳格なマナーが存在したりします。

もし、人々がマナーを守らなければ、
ゲームがゲームとして成立しなくなるし、場合によっては
殺し合いが発生する危険性を孕んでいるからでしょう。

ところが、今の株式市場にマナーなんて存在しません。
合法的でありさえすれば、人間性を疑うような行為を平気で犯し、
やっていることは「組織的巨大振り込め詐欺」です。

えっ?実際に証券会社から、
「今振り込まないと、あなたの財産が大変なことになるって脅されたことがある」
ですって??

はいはい、それって「追証」でしょ!!
自業自得ってヤツです。

そういう方は、「世の中間違ってる!!」と叫ぶ前に、
自分の投資スタイルを見返った方が良さそうですよ・・・。

その間違っている世の中と同じことをやってませんか?
(以前の私と同様に・・・。)

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賭博性を考える

なるほど、株がギャンブルなら、あんたは相当なギャンブラーということになるな?

だって、あんたは、10倍狙いだろ!!

普通は、せいぜい2割か3割狙い、
短期トレーダーの中には1%で喜んで引き揚げるのもいる。

それに比べて、あんたは10倍狙いというんだから、
一番賭博性の高いギャンブルをやってるのは、あんたじゃないか?

などとツッコミが入りそうですね。

言い訳をさせていただくと、私が狙う10倍高は、
5年とか7年とかという長期の間に成長するのを狙うのですから、

1日あたりに期待している変動率はかなり低いのです。

もし、1000日かけて10倍だとしたら、
1日当りの期待成長率は、せいぜい0.23%です。

じっくりゆっくり、上がったり下がったりしながら、平均0.23%/日の成長を期待する。

もし、1ヶ月のうち20日間市場が開いているとしたら、月間の期待成長率は、4~5%

たいしたこと無いでしょ。

ところが、年間200日として考えると、5~6割。

それが5年も続くと10倍高となります。

月の4~5%なんて面白くもなんともないと思うかも知れませんが、
年間5~6割というとすごいことのように思えますね。

けど、例えば、ALサービスなら、10月の底値から、もう5割近く上がってます。

ここから後、半年間、どれほども上がらなくても、
底値で買った人なら、5年で10倍ペースというわけです。

株価がウロウロしているとジレッタイと思いますが、
気がつくと、何倍にもなっている!!

こういうのを楽しむのが長期投資。

以前のこのブログの記事を再掲しておきますが、
短期の変動を見るのではなく、長期の成長に期待する!!
その心構えです。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-172.html

決してギャンブル性が高いとは思いませんが・・・。

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ギャンブルまとめ

ギャンブルというものの定義がはっきりしないので、
「絶対に株はギャンブルだ。」とは言い切れませんが、

「かなりギャンブル性の高い」存在と言えるでしょう。

しかし、新しく株を始める人の多くが、
そういった認識を持たずに百戦錬磨のプロが舌なめずりしている
賭博場にうっかり入り込んでしてしまうところに、
大きな問題がありますね。

では、私がこのブログで推奨している長期投資も、
賭博性が高いと言えるでしょうか?

私は次の3点から、短期投資よりはギャンブル性が低いと考えます。

①対人ゲーム的側面が薄い
ギャンブルである限り、人の心理を読む行為は重要な勝利の秘訣となりますが、
長期投資の場合、人の心理は重要ではありません。

企業そのものの成長を楽しむのですから、
いわば植物や動物の成長を楽しむようなもの。

目の前の他人のカネを奪い取ることが目的ではありません。

②社会性が高い
1日から数日単位で株を所有することにいったいどれほどの社会性があるのでしょうか?
短期トレーダーの中には
「俺たちがいるから流動性が確保できている」と
主張する人もいるかもしれませんが、
今回の暴落で、ハッキリしましたよね。

そういう方の売買は短期的な変動幅の増幅要因であったり
より物事を複雑にする撹乱要因でしかなく、
リスクを高める方向に働いています。

一方、長期投資は、本来のセカンダリーマーケットの趣旨に沿った投資法であり、
社会的意義の高い「取引」と考えます。

③依存症的側面が低い。
短期投資では、日々発生する様々な社会問題が影響しあい、
それが重要な投資根拠となるために、
少し社会に対して過敏症になってしまう気がします。

何かが気になって夜、眠れない。
ちょっとしたことでイライラする。
あるだけ全部突っ込んでしまう。
人の心理の裏側ばかりをみてしまう。

私自身、短期投資を研鑽していた時期は、
本当に精神的に不安定だったと思います。
間違いなく依存症だったでしょう。

けど、長期投資にスタイルを変更してからは、
ニューヨークがどうだとか、
為替がどうだとか、
気がつくと携帯画面を覘いているとか、

そういうことについて、無頓着になれました。
せいぜい、日経新聞を読む程度の
情報収集のスピード感で充分だからです。

その分、仕事に打ち込んだり、家族と楽しく過ごしたり、ブログを書いたり、
人生をより豊かなものに変えることができたと考えています。

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テーマ:株式入門 - ジャンル:株式・投資・マネー




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