旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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ALサービスの今期

さて、ピーターリンチが出てきたところで、分散投資はいったん終わりにします。

ピーターリンチが言うように、銘柄数や、景気動向うんぬんよりも、
自分が持っている株のストーリーをチェックすることが重要なわけですから、
元に戻って、持ち株のストーリーチェックをしましょう。
(何度も言いますが、良い株は他にもいくらでもあります。参考程度でお願いします。
 単に私が大量の株を売り抜けたくて、買い煽っているだけかも知れませんよ・・・。)

それでは、このブログの読者にはALサービスの株主が多いので、ここを取り上げます。

アークランドサービス月次0902
(ALサービス公式サイト月次速報から)

今年に入ってからも順調ですね。
直営店の売り上げは二桁増収ペースですし、既存店も前年比プラスです。
(2月は昨年が閏年の関係で100%を切っていますが実質はプラスです。)

ライバルと比較しても好調さが際立ってますね。
http://www.fb-soken.com/page361.htm

こちらは、ALサービスの決算説明会資料から
かつや既存店状況

この会社の魅力は何と言っても、その未完成度です。

もし、イオンのような会社の株を今から買ったとして、
いったい、どれほど成長余力が残っているでしょう・・・。
やれることはやりきっていますから、
成長余力という点では、魅力的とは言えません。

その点、ここは良いですね。
まだまだまだまだ・・・・・・・・・・・、足りないところだらけですから。
それだけ成長余力があるわけです。

たとえば出店状況
かつや出店状況
(ALサービス決算説明会資料から)

まだまだ隙間だらけ。
今の、5倍は出店できそうです。
他のエリアで儲かっているビジネスモデルを別なエリアに出すだけですから、
極めて成功確率の高い戦略をいたるところで試すことができるわけです。

時間帯別の戦略では、
かつや成長戦略
(ALサービス決算説明会資料から)

まだ、朝食に取り組み始めたばかり・・・。

マクドナルドは朝マック、吉野家は朝定で、ずいぶん前に売り上げを伸ばしました。
他社がやって成功したことをマネするだけですから、
かなり成功確率の高い戦略と言えるでしょう・・・。
(朝から、メンチカツを出しているようです。豚汁定食は無いようですね・・。私の予想はハズレです。)

そして、本年の出店計画
ALサービス出店計画
(決算説明会資料を一部加工)

昨年は急激に出店数を加速させたため、その分、出店コストがかさみ、
短期的な利益はそれほど伸びませんでした。(それでも大不況の中、大健闘ですが・・。)

今年は、直営店の出店ペースも巡航速度に落としてきました。

そうですね。
出店コストが昨年並みなら、利益の方は大きく伸びるはずです。

会社側の説明を、額面通りにとらえるならば、
ストーリーの方は全く問題なさそうです。

では、数字の方はどうなっているでしょうか?
いくつかの疑問点もありましたね。
次回は有価証券報告書をチェックしてみましょうか・・・。

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ALサービス前期検証

それでは、ALサービスの有価証券報告書に移ります。
以前、このブログで書いたように、決算短信だけでなく、
この有価証券報告書を読むようにすると、より詳しく、企業の実態が見えてきます。

この会社は財務内容は全く問題ありません。無借金経営です。

気になるのは、損益計算書の方でしたね・・・。
再度確認しておくと、
ALサービス経常まで
売り上げに対する販売管理費の伸びが大きかったのが問題です。
出店コストがかかったとの説明ですが、ちょっと気になりますね。

ALサービス最終利益
そして、1億以上の特別損失・・・。
新業態の失敗が原因でした。

で、会社側の説明を読むと、
ALサービス説明
販売管理費は主に人件費の伸びが原因とのことです。
(特損は、書いている通りでしょうね・・・。)

念のため、損益計算書の注釈を見てみると、
人件費の伸びが主因
確かに人件費負担増が、主因ですね。

それでは、人件費は去年と比較してどうなっているでしょうか?
これも昨年の有価証券報告書と比べることでわかりますね。
ALサービス人件費の怪
正社員の給料の伸びは、まあ、こんなもんでしょう・・・。

ちょっと、勤続年数が短いのは気になりますね。
結構、仕事がきついのか・・。
最近の若い方は、辛抱が続かないのか・・・。
まぁ、若い中小企業なので、いろいろあるんでしょう。

で、一番気になるのは、アルバイト数の増加ですね。
売り上げの昨年比が111%なのに、アルバイト数が昨年比116%はよくありません。

その原因を確認しておく必要がります。
店舗数の伸び

確かに期末店舗数は昨年比116%ですから、アルバイトも116%で良い。
かというとそうでもありません。

なぜなら、店舗数に応じてアルバイトが増えたにも関わらず、
売り上げは、アルバイト数ほどは、増えなかったことを意味するからです。
(注釈で、「アルバイト数は年間の平均人数」との説明があります。)

では、なぜ、売り上げの割にアルバイト数が増えてしまったのでしょうか?

ここから先は想像の世界です。

考えられるのは、次の二つでしょう・・・。
①新規出店前に、研修期間としてアルバイトを雇いいれているため、効率が悪化した。
(この期間はアルバイト代はかかるが収益は産まない。)
②前期チャレンジした新業態は、アルバイト数の割に売上に貢献しなかったため。

①は将来の収益のためのやむを得ない効率悪化ですね。問題ありません。
②が主因だと、かなり問題です。

で、経営陣もこれを問題視し、思い切った撤退戦略を実行した・・・。

昨日も説明したように、「かつや」の新規出店や朝食への取り組みは、
いわば成功モデルの移植ですから、当然、成功確率が高いのですが、
それ以外の業態開発は、まったくの手探りですから、
成功確率はかなり低いのです。

私は、①②とも、今回、アルバイト効率を悪化させた原因だと考えますが、
悪性の②については、経営陣がすばやく対応し、次年度への影響を小さくした。

そんなストーリーが見えてくるのです。

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