旧)エナフンさんの梨の木
http://ameblo.jp/okuyama-tukito/に引っ越しました

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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)



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ビジネスとして旨みがないから

もう一つ、考えられる理由として、
証券業界にとっては
長期投資は嬉しくないというポイントが挙げられます。

大変、残念なことですが、
証券業界は顧客第一主義とは言えません。

顧客も儲かって、自らも儲かるWIN-WINの発想や、
「売り手よし、買い手よし、世間よし」の
三方よし的な考えに基づくビジネスモデルを
未だに構築できずにいるのです。

で、証券業界と一部の敏腕トレーダーだけ儲かる仕組みとして、
短期投資が推奨されてきたわけです。

証券業界は、手数料ビジネスですから、
手数料を何度も払ってくれて、
ついでに利子も払ってくれる
レバレッジ短期トレーダーは最高のお客さんなのです。

一方で、
信用取引をせず、一度買ったら3年は持ち続ける。
みたいな長期投資家は、
例え取扱金額がデカくても、
証券会社にはほとんどカネは落ちません。

短期トレーダーなら、かなり弱小の部類でも
年間の取引総額は1億を軽く超えて行きますが、

長期投資家は、例え1億円運用していても、
年間の取引総額は1億円を大きく下回るわけです。
(回転率が低い)

金持ち長期投資家より、貧乏短期トレーダーの方が
証券会社にとっては良いお客さんなのです。

しかし、レバレッジ短期トレーダーが増えすぎてしまったマーケットは
「三方よし」とは程遠い「三方悪し」となってしまいました。

過大なリスクに嫌気がさした多くの顧客は、
株式投資を含むリスク資産全体を敬遠し始め、

証券会社は過当競争から赤字続出、

マーケットは、企業に対する評価機能を失い、
力があっても地味な業種や地味な企業は
驚くほど安値で放置されてきたのです。

結果的に、長期投資家にとっては、
成長企業や優良企業を安値で買える
最高のマーケットになってしまったわけですから、
長期投資家的にはこんなところで吠える必要は何もありません。

けど、一日本国民として、
日本国全体の未来に憂慮せずにはいられないのです。


こんなことでは、証券業界に持続性はありません。

その内、先日のエルピーダーメモリや
前回の暴落相場の主役であるリーマンブラザーズみたいな悲劇が、
日本の大手証券会社でも起こってしまうでしょう。

常々、申し上げておりますが、
資本主義社会においては、

証券市場は経済の心臓部分です。

経済の血液に例えられるマネーを
「神の見えざる手」を使って
効率良く最適に分配する場として存在するべきものです。

それを、証券業界(金融界)が
自己都合で歪めてしまっている為に
神さまも手を突っこもうにも、
突っこめない状況になっているのです。

証券市場に神さまが手をいれられなくなると、
日本経済の生命活動そのものがおかしくなるでしょう。

心臓が悪いのに、神もどうすることも出来ず、
のた打ち回っている巨大なイキモノ、

それが今の日本経済と言えるのです。

いえ。
正気ですよ。

私は常々、証券市場がおかしいから日本経済はおかしいと考えているのです。

行くべきところにカネが回ってないんですよ。

成長しているところにカネが流れず、
不効率なところにばかり、カネが流れているんです。

先の見えない大企業の大型増資や、
論外に不効率な日本政府(国債)、
いつ、ブームが過ぎるか分からない
「パッと出」のネット企業みたいなところにばかりにカネが流れ、
実力ある成長企業には低評価しか下せない。

これでは、日本経済が沈滞するのは当たり前の事なのです。

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当ブログは、長期投資法について解説することを主目的としています。
その中で、参考資料として特定の企業や市場動向についても情報を提供しますが、
仮にこれらの情報に基づいて投資判断をし、
結果的に損失を被ったとしても、当方は責任を負いかねますのでご了承ください。
株式投資に関する意思決定や実際の売買に当たっては自己責任でお願いします。
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個人投資家にも問題がある。

前回の記事に対して、いくつかのコメントを頂きました。

また、同じような意見は、
「なぜ、株式投資が流行らないのか?」の時にも頂いたのですが、

要約すると、

個人投資家のレベルが低いために、
企業に対する評価機能が失われて、
日本経済の発展を阻害している。

というものです。

そうですね。

証券会社が商業主義なのは、
まぁ、当たり前と言えば当たり前の話で
それにまんまと乗っかってる
個人投資家の方にも問題があるといえます。

私が不思議に思うのは、

「奥山さん、どうすれば、株で儲けることができるのですか?」
という質問を受けた時、

「四季報を全部読みこんで、その中から、お宝株を探せばよいんですよ・・・」

みたいな話をしたとたん、みんな

「あんな辞書みたいな本を読めません。」

と言いだすことです。


「いやいやいやいや・・・・・

その程度の努力で、資産を何倍にも増やせる方法が他にありますか!!!

大抵、私に株の相談をしてくるような人は、
少し資産に余裕ができて、
まぁ、100万円とか、300万円とかを、
貯金や保険とは別に運用してみようという人たちです。

もし、300万円を3年で2倍に増やすことができたら、
1年当たり100万円儲かることになります。

今時、100万円余分に年収を増やすのがどれほど大変なことか・・・

それが、人知では計り知れない摩訶不思議な世界の摩訶不思議な理論で
動いているものの中からお宝を探せという訳ではありません。

驚くほど元気な企業で、驚くほど割安な銘柄を探し出し、
それを若干分散しながら保有しておけば、
優秀や経営者と社員たちが、
あなたの資産を一生懸命増やしてくれるわけです。

こんな貴族階級の特権制度みたいな
有り難い身分になれるというのに、
「四季報ぐらい読めよ・・・」
と言いたいわけです。

ところが、その程度の努力もしようとしないわけです。

確かにハードルは低くはありません。

財務諸表を読み込む力や、
ビジネスモデルを分析できる力が必要になってきます。

しかし、どちらもかなりシンプルな世界です。

少なくとも
TOEICで500点以上取るのに必要な程度の努力をすれば、
ファンダメンタルズ分析の世界では750点は取れるでしょう。

そういう意味では、
ファンダメンタルズ検定のような資格制度も良いかも知れませんね・・・

3級検定:

<第一問>
次の説明の中から、
「ファンダメンタルズ」についてもっとも適切に説明しているものを選べ。

1)コカコーラ社が発売しているオレンジ味の炭酸飲料
2)博多の名産品で、たらこを唐辛子で味付けしたもの
3)業績や資産など企業価値を算定する上での基礎的根拠

みたいな・・・。

ちなみに正解は3)

1)は、ファンタオレンジ
2)は、辛子明太子

でした。

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