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奥山月仁

Author:奥山月仁
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希薄化

私が株を始めた頃は、「希薄化」という認識は薄く、
会社が増資をすると株は騰がったものです。

しかし、今は、通常、増資をすると株価は一旦大きく下げます。

この現象は、「希薄化」という事情に由来するのですが、
では、希薄化とはどういうことなのでしょうか?

ティア社に良く似た架空の葬儀会社で説明します。
希薄化1
総資産50億、自己資本10億、発行株数2万株、純益2億とすると、
一株利益は1万円。
一株当り純資産は5万円となります。

さて、この会社が、増資をし、10億円の資金調達をしたとすると、
総資産は60億、自己資本は20億、発行株数は4万株、
純益は、短期的には変わらず2億円となります。
希薄化2

この場合、一株利益は2億円÷4万株=5000円となってしまいます。
ただ、一株当り純資産は20億÷4万株で5万円のままです。

エナフン理論で説明しますと、
株価=近い将来の一株当り利益÷(金利 + リスク)でしたね。

一株当り利益が半分に低下する訳ですから、当然株価は下がります。

ただし、自己資本が増えることにより、リスクが低下しますから、
一株利益が半分になったからといって、
株価も半値にはならないと考えられます。

また、いずれはこの現金も葬儀会館になります。
一会館当りの固定資産は、2億円ですから、
10億全てを葬儀会館にしてしまうと、
余分に5会館増やすことが出来ます。

従来、営業利益4億、経常3億、純益2億円だったとして、
20→25会館になりますから、
営業利益もいずれ25%増しの5億(←4億)、
経常はそこから利子1億円を引いて4億(←3億)。
純益は3億程度(←2億)となるでしょう。
(いつもの大雑把ですよ)

これで、純益ベースでは、1.5倍の3億程度になりますが、
株数は2倍に増えているわけですから、
一株当り利益は7500円と、増資前と比べて低下し、ます。

このことを「希薄化」と言います。
これを嫌って普通は株価は下がるのです。

「あれ?けど、アメリカの金融機関は増資発表後、株価が上がりましたが・・・。」
みたいな疑問が起こるかもしれませんが、

赤字に対しても希薄効果がありますから、
一株当りの赤字が減って、プラス評価となるわけです。
(当然自己資本比率が上がって、リスクが下がるからでもあるのですが)

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