旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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チャートも逆利用されている

どのような勝負事でも、相手のやり方を分析して、
その対抗策を講じることは、勝ちにつながる第1歩です。

野球でもサッカーでもTVゲームでもそうでしょ!!

特に欧米のヘッジファンドには、
心理学の専門家も付いているといわれており、
本当に上手に日本人の信じるものの裏を突いてきます。

以前、ヘッジファンドが巣食っている銘柄を
何銘柄か注視していたことがあります。

そこで、つくづく感じたことですが、

彼らはチャートなんて全く信じていない!!

むしろ、チャート信奉が強すぎる日本の投資家をだますために、
それをうまく作りこみ、うっかり乗ってきたところで、
一気にチャートを崩す戦法を得意としているように見えます。
(いえいえ、ジャスダック指数を売り仕掛けているようには見えません。
 日経平均や大型株のほうです。)

以前は、移動平均線や前回底値、高値からの下落水準、テクニカル指標などを
底値や高値の判断基準とし、その水準になったら「買い」、「売り」
みたいな投資法が結構有効でした。
その為、株雑誌もそれらの方法を事細かく特集し、
さもそのように株価は動き続けるかのように説明してきたのです。

ところが、最近のヘッジファンドや信用売りを得意とするトレーダーの多くは、
逆に、それをターゲットにして、無理やりその水準を割るように全力を注いできます。

そこをクリアしさえすれば、いわゆる損切りや機械的な売りが大量に出ますから、
大勝利に終わるのです。

もし、人々が
損切りはしない。
チャートは信じない。
株価が下がったという理由だけで株を売らない!!
という投資法(ピーターリンチの教え)を守っておれば、

確かに株価は一旦は下がるかもしれませんが、
仕掛けた側の独り相撲となってしまい、
結局、反対売買は出来ず、踏み上げてしまう筈です。

どんなに株価を動かすことが出来ても、
その動きに驚いて踊ってくれるタイプの投資家がいなかったら、
利益を上げることは出来ないのです。

もちろん、リバウンド狙いといって、売り方が反対売買をするタイミングで
買い向かうトレーダーも多くいます。

けど、所詮、買ってるほうも短期トレーダーですから、勝ち目はありません。
ちょっと待てば、すぐ、買った株を売ることがミエミエなんですから・・・。

買い方の戦線が伸びきり、
そろそろ「売り時かな」等と考えているタイミングで、
且つ、適当な売り材料が出るまでは、いつまでも待って、
ちょいとチャートに細工をしたら、おもむろに売り仕掛ける。

もう何年も見続けた風景にも関わらず、まだ同じ戦法が通用するのですから、
あきれてしまいます。

しかも、悲しいことに、ソロス氏が説くように、
株価を動かすことで、企業業績や経済そのものを動かすことが出来ますから、
売り仕掛けが成功したら、その方向に経済も突き進んでしまうのです。
(マネーの力が強すぎて、株価は経済の先行指標ではなく、
世界経済を上にも下にも動かすことのできるスイッチになってしまった。)

そのような光景を見続けて、私は短期トレードからは足を洗うことにしました。

これは、もはや投資ではない!!

社会を破壊しながら日夜繰り広げられる
全くのイカサマ博打だ!!

最近ようやくウォール街の出鱈目振りを暴露した良書がいくつか出始めましたが、
マスコミも社会も政治家も、財界ですら、大きく取り上げようとしません。

金融というテーマが難解な言葉や複雑な数式で塗り固められているために、
文学部の多いマスコミや、法学部の多い政治家には、理解できないのです。
(もっと悲しいことに勉強なんてまともにしなかった経済学部出はそれ以上に理解不能。)

仮に彼らが理解できたとしても、それをワイドショーや選挙演説で使ったって
もっとずっと勉強していない多くの国民に理解できるはずがない・・。

せいぜいニュースキャスターが、
「いったい、世界はどうなってしまうんでしょうか?」
みたいなコメントを残すのが精一杯でしょ!!

これじゃあ、江戸時代、一部の商売人が米相場に一喜一憂した結果、
貧しい庶民が追い詰められて、
ついには、日本中で一揆が発生したのと同じじゃないか!!

こんな状況をいつまでも続けると
社会は、クーデターか、大規模テロか、国家破綻といった形で、
巨大リセットボタンを押してしまいそうです。

(ピーターリンチは「この世の終わりが来るという予言は株を売る理由にならない」
 と言っていますので、売りはしません。
 もし、そんなことになったら、どんな金融資産を持っていても一緒でしょう。
 田んぼか畑みたいな資産が一番マシだったりして・・・。)

あー、興が乗りすぎて、長々と書いてしまいました。

幸い、いくらでもターゲットがあるのに、
わざわざ、私が推奨するような地味系激安優良小型株を、
売り仕掛けるプレイヤーはまず居ませんから、
株価の方は底堅いので助かっています。

大吉ではありませんでしたが、これなら吉といえるでしょう。

周りは大凶だらけですから、良しとしますか・・・。

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テーマ:株式入門 - ジャンル:株式・投資・マネー


この記事に対するコメント

いつもこのブログにお越しくださり、ありがとうございます。
そちらのブログでリンクしていただいた効果もあり、最近は異色の読者も増えています。
重ね重ねありがとうございます。
【2009/01/18 06:46】 URL | エナフン #-[ 編集]

とても勉強になるお話でした。
僕は、損切りはしないのですが、値動きがどういう経緯でなされているかが、すごく良く分かりました。
長い文章、大歓迎です。
【2009/01/16 01:01】 URL | のっぽ187 #-[ 編集]


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