旧)エナフンさんの梨の木
http://ameblo.jp/okuyama-tukito/に引っ越しました

プロフィール

奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)



カテゴリ



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



FC2カウンター



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


絶対的購買力平価説

よく似た名前の理論に
「絶対的購買力平価説」というのがあります。

これはどういう理屈でしょうか?

一言で言うと、
「世界中、どこでも同じものは同じ値段で売られるはずで、
 そのように為替は変動するはずだ!!」
という考え方です。

もう少し詳しく説明するために、クイズです。

1ドル=100円のとき、
アメリカでは、牛肉100gが1ドルで売られていました。
一方、日本では、同じ牛肉100gが120円で売られていました。
為替はどう動くでしょうか?

アメリカでは、1ドルですから、円換算で100円、
一方、日本は120円です。

当然、牛肉業者は、アメリカよりも日本で牛肉をたくさん売りたがります。
その結果、大量の牛肉が日本に流れ込み、
その支払い代金として、ドルが買われます。

牛肉の値段は下がり、ドルが買われますから、
たとえば、1ドル=110円の時、牛肉100g110円(アメリカでは1ドルのまま)になれば、
日米の牛肉の値段が釣り合いますね。

こんな風に為替はバランスされる。

と考えられるのです。

ところが、話はそう単純ではありません。
牛肉はそうかもしれませんが、自動車はまったく逆の値段が付いてるかもしれないからです。

つまり、円換算で、日本では200万円で作れるものが、アメリカで300万円で売れたら、
いくら牛肉が安くても、自動車がアメリカで売れまくってしまい、
円が売られるどころか、円高になって牛肉の値段はますます差がつくのです。

こうして、日本国内では牛肉が競争力を失い、国内生産が少なくなって、
日本人が腹いっぱいになるまで、米国産牛肉が流れ込むのです。

世界の国々は、それぞれ、「餅は餅屋」で、得意分野が異なるのです。

世の中には大量のモノが溢れかえっており、
それぞれを得意な国が生産していることを考えると、
そんな複雑な状況を、為替が動くことによって、
バランスできるはずがない!!

むしろ、先ほどの牛肉の例のように、相手国の産業が壊滅するまで、
有利な国の製品が流れ込んで、
世界のモノの価格はバランスされていくのです。

↓いつもクリックありがとうございます。
人気ブログランキングへ
←新しい方は、易しくわかる理論株価のお話「エナフンさんの梨の木」もぜひ読んでいってください
スポンサーサイト

テーマ:株式入門 - ジャンル:株式・投資・マネー


この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://enafun.blog21.fc2.com/tb.php/288-9a5bbd4a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。