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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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期待と現実とのギャップ(4)

株式市場が、社会をおかしくしているのではないか?

リーマンショック後、様々な角度から分析が加わっているようですが、
私が問題だと感じているのは、

マーケットが高く評価するような驚くほどの急成長企業は、
大抵、無理をしすぎており、企業としては問題企業であることが多いことです。

ライブドアや米国投資銀行、あるいはダヴィンチHDなど、
その時代、一世を風靡したような企業が、
今、どのようになっているかは皆さんご存知でしょう・・・。

株式市場は、本来、社会として発展するべきところに資金が流れ込み、
結果として、伸びるべき企業が伸びることを促進する効果が期待されます。

ところが、現実は、資金が向かうべき企業に資金が流れず、
少々無理をして、少々ペテン師気味にムチャをやっている企業に
資金が集中してしまう現象をいくつも見てくると、

やはり、今の株式市場は、社会の発展の
方向性をゆがめてしまっているのではないか?
と感じずにはいられません。

それは、必ずしも企業側が悪いというだけではなく、
そのような企業を高く評価し続ける投資家の期待の大きさに原因があるのではないか?

今回の連載は、そのような観点から、マーケットの期待と企業の実力について考えています。

ビジネスの世界では、例えば年率15%程度の成長を何年も続けられるような企業は、
本当の意味で強い企業と考えられています。

私の投資対象も、年率15%程度、安定成長してくれるような企業です。

年率15%というと、小さいような気がしますが、5年で2倍、10年で4倍と、
通常のマーケットから得られる平均リターンを大きく超えることが期待できます。

大きな無理をしていないので、今回のような不景気でも耐え抜く力を持っています。

ところが、短期志向のマーケットはその程度の成長企業を非常に低く評価しがちです。

みんな期待は、年率100%、200%!!
2倍3倍に急成長する企業を良しとする傾向が強すぎるのです。

このような企業の多くは、
借金でレバレッジを大きくかけていたり、
無謀ともいえる大きな賭けに出ていたり、
あるいは、たまたま時流に乗っていたり、と、いった感じで、

短期的には急成長も可能なのですが、大抵、無理がたたり、
今回のような景気の急変動で、どうしようもない状況になってしまうのです。

成長と期待とのギャップ

この重大な原因の一つが、マーケットは流動性の高さを重視することにあると思います。

流動性が高いということは、結局、非常に多くの参加者が売買をしているということで、
そのような企業は、誰の目にも驚くほどの成長が必要なのです。

マーケットの期待と成長

しかも、さらに問題なのは、そのような企業の成長の持続性について、
投資家自身も「明らかに無理がある」ということ、
つまり、バブル的な上昇であることを知っているにも関わらず、
「今は、こいつに乗らないと・・・」などと、次々と資金を投入してしまうことです。

また、そういうのを見てしまうと、最初は年率15%なら充分などと思っていても、
だんだん自分の持っている株が、ドジでノロマに見えてくるものです。

こうして、みんな短期志向になってしまうのです。

ところが、マーケットの長期平均リターンが5~10%程度だと考えると、
このドジでノロマな亀さんが、マーケットの実績の1.5~3倍の実績で、
確実に資産を増やしてくれたりします。
(さらにバリュー価値がある企業なら、
 最終的には10倍高などという驚異的なリターンとなる。)

逆に超人気の流動性が高い急成長企業の方は、
いつか、マーケットの期待に添えなくなってしまいます。

とたんに、全ての歯車が逆回転を開始し、
1/10、1/100、あるいは、1/∞まで 大暴落してしまうのです。

ダヴィンチ
(ヤフーファイナンスから ダヴィンチHDの10年チャート)

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テーマ:株式入門 - ジャンル:株式・投資・マネー


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