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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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構造デフレ

さて、前々回、このブログで、
ほとんどすべての小売り業界において、力ある低価格志向の企業が、
他を壊滅させながら成長していることについて触れました。

一般的には、「デフレは総需要と総供給のギャップが原因で進行する」と
考えられていますが、

私は、今のデフレは、低価格を武器にした小売りが大きな力をもったことに、
重要な原因があると考えています。

彼らは、メーカーに対して、活かさず殺さずな、極めて厳しい仕入れ価格を提示し、
「ついてこれないところは、切る。」ような冷徹なところがあります。

仕入れ担当者というのは、安く仕入れることだけが自分の評価につながりますから、
とにかく安く安くという圧力を、供給側にかけ続けているのです。

これに対して供給側は、二つの方法を採用しました。

一つは、東西冷戦の終結がもたらしたグローバル化の流れに乗って、
労働賃金や運搬コスト、資源コストをトータルに判断して、
世界中でもっとも有利な国で製造し、コストを低減させる方法、

もう一つは、急速に発達したIT技術を駆使して、無駄や不効率を省き、
合理的なサプライチェーンを構築する方法です。

IT技術の進展は、売れ筋・死に筋をリアルタイムで判断させ、
複雑な物流システムをリアルタイムで管理する技術を可能にし、
無理・無駄を排除した製造ラインの構築に貢献しました。
これにより、製造コストや物流コスト、在庫コストを最小にすることで、
製品単価を下げることに成功したのです。

また、販売サイドの小売り業界も、ただ、仕入れを安くすることだけを考えたわけではありません。
いわゆるマーチャンダイジングを徹底し、如何に一人のお客さんにたくさん販売するか、
棚に並べられた商品は計算されつくされた順番に配置され、
ついで買いやまとめ買いを誘います。

もちろん、立地や店舗建設には最大限にこだわり、
低コストかつ大量集客を可能としました。

グローバル化とIT技術の進展が、圧倒的な供給力を支え、
マーチャンダイジングを駆使し、圧倒的な販売力をもった小売りが日本を席巻したために
構造的に供給が需要を凌駕して、デフレの進行が続いていると思うのです。

少子高齢化は、あまり関係ありません。

さて、このような構造的な変化は、日本だけで発生する特殊な現象なのでしょうか?

私はそうは思いません。
今後、世界中でどんどん同じことが進展すると考えられるのです。

単に、日本は、先にインフラが完成してしまっただけで、
先頭を走っているだけなのではないのでしょうか?
(金融崩壊や住宅バブルも、結局、日本だけの特殊事情ではなかった・・・。)

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