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奥山月仁

Author:奥山月仁
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年率20%リターンを目指す長期投資法。

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発見!!ジャスダックの新事実

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株式投資 第4版 (ジェレミー・シーゲル、日経BP社)P329

素晴らしいことに、(1月効果と呼ばれる)小型株から大きな利益が転がり込むのを見るために
1ヶ月間ずっと待つ必要はない。小型株を買い始めるのは12月の最終取引日(しばしば午後遅く)で、
一部の投資家が投げ捨てた銘柄を安値で拾えばいい。
小型株の株価は翌年1月の最初の取引日に力強く上昇するが、その上昇力は1週間も続かない。
1月の最初の取引日だけで、小型株は大型株よりも4%以上上昇する。
しかし、1月中旬になると、1月効果はほとんど消滅する。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ジェレミー・シーゲルによると、米国では、1月効果は、
最初の1週間で消滅するとのことですが、
果たして、日本の場合はどうでしょう・・・。

過去12年間の1月の営業日別の対12月末終値比の
ジャスダック指数と日経平均の平均チャートを作成してみました。

結果は、驚くべき事実を私たちに提供してくれました。
1月効果の意味

①まず、ジェレミーシーゲルが言う最初の取引日の上昇力は、
アメリカのそれよりもずいぶん小さく、ジャスダック指数で0.64%の上昇。
これは、日経平均の0.11%を0.53%上回ります。

いわゆるご祝儀相場です。

②そして、最初の1週間ではなく、8日間で、
1月効果がどんどん現れ、3.05%まで拡大しています。
これは、1月効果4.01%の実に76%に相当します。

ところが、この拡大の主因は、ジャスダック指数が騰がるというよりも、
日経平均の下落にあるということがわかります。

③さらに、面白いのは、最後の7営業日にジャスダック指数が力強く上昇することです。

この上昇はいったい何を意味するのでしょうか?

もう一度、昨日の月別比較表を見てみましょう。
1月効果
昨日は触れませんでしたが、
1月効果のほかに、5月と6月が非常に特徴的になっていますね。

5月は1月効果の逆で、ジャスダック指数は日経平均に大きく負けています。
その後、6月にそのギャップを取り戻すように上昇しています。

この理由と、1月後半の上昇はどうやら関係がありそうです。

私の仮説はこうです。

日本の小型成長株の多くは、控えめな通期予想を立てます。
例年20%成長を続けているにも関わらず、昨年とトントンか
下手したら、マイナスみたいな通期予想を平気で発表するのです。

これが3月決算発表後の下げ、つまり5月の下げに影響しているのです。

このネガティブ過ぎる通期発表によるがっくり下げを狙って
どうやらベテラン選手は買いこんでいるようですね。

6月は、その反動を埋めるように上昇するのですから・・・。

で、中間決算が終わるころまでは、まだ上方修正はないのですが、
第3四半期決算が発表される、そう、1月中旬から、
上方修正期待が高まり力強く上昇する。

どうでしょう?

つまり、日本の1月効果は、月初めのご祝儀的な需給要因に加えて、
ネガティブ過ぎる通期予想の反動騰げが後半に現れ、
大きなアノマリーになると考えられるのです。

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テーマ:株式入門 - ジャンル:株式・投資・マネー


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