旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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意外にも希少性があるということか・・・(まとめ)

従来型の既存企業は、少なくとも3つの強い価格低下圧力を受けています。

①グローバル化
世界中の安価で豊富な労働力と競争しなければならない。

②IT化
FREEに代表されるように、
コスト0で多くのソフトウエアは消費者やライバルに届く。

③小売り企業の巨大化・独占化
ユニクロ・ニトリ・ヤマダ電機・西松屋・・・・
あらゆる業種で低価格な小売り・サービス・外食企業が巨大化・独占化し、
仕入先企業に強い価格低下圧力をかけている。

今回、私は、③の低価格小売り企業や外食企業は果たして顧客満足度が高いのか?
という切り口から、何の結論もないまま、ダラダラと身近に起こっている現象を書き続けました。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-488.html

ところが、(私の近所では私の本の隣に平積みされている)FREEを読んでいるうちに、
結局、潤沢なものは儲からず、希少なものが儲かるという原理原則に
これらの小売り企業は乗っかって成長しているという気がし始めました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あらゆる製品はコモディティ化されて安くなっていき、
企業は儲けを求めて新しい希少性を探した。
潤沢なモノのコストが底値まで下がるとき、
その商品に隣接した別のモノの価値を押し上げることがある。
マネジメントの専門家であるクレイトン・クリステンセンはこれを
「魅力的利益保存の法則」と呼んだ。
【FREE クリス・アンダーソン (NHK出版)】 72ページ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

家電量販店でも安い方が勝つ自分自身の経験を書きましたが、

確かに、世の中には、電化製品は溢れかえっています。
待てばいくらでも値段が下がることもみんな知っています。

さらに、「ねくらや」の店員さんが教えてくれるようなマニアックな知識も
インターネットから無料で手に入ります。

問題は、「いつ、どこで買うか?」だけであり、
その最大の基準は価格とアクセスの良さということになると、

結局、アルバイトに毛が生えたような店員さんが
ただ品物を安く売っている大型小売店は、
「行きやすく、しかも安い」という点で、
実は希少なのです。

さらに、餃子の王将、マクドナルド、カッパ寿司、丸亀製麺、世界のやまちゃん、かつや・・・
こういった低価格かつ個性的な外食産業も、そこでしか食べられない、しかも安い
いわゆるキラーメニューを持っている点で、同様に希少です。
(どうも牛丼は、過当競争で希少とは言えなくなったような気がします・・・)

ハンバーガーが食べたいのではなく、マクドナルドのハンバーガーが食べたいのです。
餃子が食いたいのではなく、王将の餃子が食いたい・・・。
しかも、これらの商品は、家で作るのが馬鹿馬鹿しくなるほど、安い・・・。

もちろん、安さがウリである限り、高い教育コストと、高い給料を払って、
店員の質を最高にする必要はありません。

年収400万、手当なしでも集まってくる豊富な人材を採用して、
最低限の社員教育を実施し、
さらに単純な作業部分は時給1000円以下のアルバイトでOKなわけです。

親子丼比較のところで書いたように、

そもそも、そういう店にいく時点で、
消費者の方も最高の接客なんて期待すらしていませんから、
期待値通りの対応が待っているだけで、がっかりもしません。
(価格が安い点で顧客は満足し、接客やサービスの部分では期待値通り。)

ただし、このような社会変化は、確実に国民の平均収入を押し下げます。

製造業は、コストぎりぎりまで製品価格を下げられ、
社員の給与や下請けからの仕入れ価格を下げ、
場合によっては、国内を離れ、海外での生産を始める・・・。

これでは失業者があふれかえり、妙な犯罪も増えてしまう。

そんな社会変化をもたらしているのでしょう。

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テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


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