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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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利益相反行為

週末、ゴールドマンサックスが、サブプライムローン証券に絡んで、
米証券取引委員会(SEC)が証券詐欺の疑いで民事提訴したというニュースが流れ、
NY株は大きめに下げました。

長年株をやっている人間は、日本の資産バブル崩壊時を思い起こしたのではないでしょうか?

バブル崩壊に合わせ、次々と日本の株式市場の問題が明るみになり、
規制や監視が強化され、その度に株価は下落を続けたのです。

飛ばし行為(簿外債務)、利益相反行為(今回のゴールドマンはこれに当たると思われる)、
相場操縦、損失補てん(大口投資家の損失を証券会社が肩代わりしていた。)、株式持合い・・・。

損失補てんと株式持ち合いは如何にも日本風の問題ですが、
それ以外は、今回の金融混乱に絡んで、明るみになってきました。

ずいぶん前にこうなることは、このブログでも予想していましたね。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-168.html

ところで、飛ばしや相場操縦が問題なのは皆さん理解できると思いますが、
株式持合いは、いったい何が問題なのでしょうか?

これは理論株価に精通していないと、ピンと来ないでしょう。

私は、世界一やさしい株の本の中で、次の式を解説しました。
世界一やさしい株の本世界一やさしい株の本
(2010/01/20)
奥山 月仁

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≪収益価値≫
株価 = 近未来の一株当たり利益 / ( 金利 + リスクプレミアム )

つまり、株価を司る要因は、企業収益と金利、リスクの3大要因に基づくべきだと
考えられるのです。

ところが、株式持合いをするような企業は、その3大要因以外の要因(+α)で株式を保有します。

例えば、良好な取引関係の継続や、外資からの買収防衛といった意味です。

株価 = 近未来の一株当たり利益 / ( 金利 + リスクプレミアム ) + α

この+αの部分により、本来の収益価値よりも高い株価形成を促してしまい、
一般投資家の投資収益を減退させると考えられるのです。

資産バブル当時、どれもこれもPERは50倍以上、
NTTのようなバカでかい企業が300倍みたいな、
とてつもない株価が形成されたのは、土地バブルと株式持ち合いが原因であると
考えられ、その修正が必要と考えた日本政府は、
土地バブル封じ込めと、株式持合い解消を強力に推し進めたのです。
(それが効きすぎて、金融危機を起こしてしまいましたが・・・。)

今回は、飛ばしと相場操縦、利益相反行為が問題視されていますから、
今後、これらを封じ込める動きは継続して進むと考えられるのです。

昨日の記事ではありませんが、
正しいことを正しく行っていない企業はいつかこうなる・・・。
一つの例といえるでしょう。

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