旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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BASMのS(戦略)

最後にBASMのS(戦略)についてですが、
これについても、ビジネスモデルやマネージメントと何がどう違うのか?
ちょっとあいまいです。

コブリックが呼ぶBASMについては、
4つが切っても切れない関係にあり、はっきりと、
ここからここまでがビジネスモデル。
で、ここからが戦略、ここからがマネージメント。
などと分けることが出来ません。

あくまで、企業を分析する時の切り口として考えるべきでしょう。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
シンタス(全米No1の企業向け制服会社)のBASMの優れた点は、
一貫した品質を確保して、新規顧客を積極的に獲得する経営戦略にあった。

これは、決して簡単なことではない。

熱心な投資家なら理解できるが、
見た目がシンプルなものほど実行に移すのが難しい。

補充や手入れなどのスケジュールを細かく定めた絶対安全なシステムを持つ、
という戦略はあまりにシンプルで明快であるため、
投資家はどの会社でもできると考えてしまったが、
シンタスが成長してナンバーワンになるためには熾烈な競争があった。
シンタスは弱気筋をかついだ格好となった。

株価は上場後15年間で40倍以上になった。

【富者の集中投資 貧者の分散投資(パン・ローリング社)】P233
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ただ、この本を通じて、戦略という切り口で、一貫して読み取れるのは、
シンプルで明快な戦略を、徹底して、維持・管理・教育できているか?

という部分を非常に重視していることです。

例えば、外食産業であれば、マクドナルドのレイ・クロックが提唱するような
QSC(品質、サービス、清潔)を徹底し、顧客第一の考え方を
末端のアルバイターにまで浸透させているのか?といった部分です。

↓QSCについては、以前、このブログでも取り上げました。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-396.html

実は最近、私も本業で、
「見た目がシンプルなものほど実行に移すのが難しい。」
ことを嫌というほど思い知らされています。

私は企画部門で好きなことをやらせてもらっている幸せ者ですが、
私が専門としている事業分野において、
サプライチェーン上のボトルネックを検討しているうちに、

キーとなる製品部分について、従来企業の立地上の弱点に気付き、
こちらがベストと考える立地で、新型工場を誘致したのです。

その製品は、誰にでも作れそうな単純かつ汎用性の高いものであり、

今回の工場は、機械設備は最新式で生産性が高く、
電力や燃料などのランニングコストも最小になるような工夫を施し、
原料供給からも製品搬出の点からもベストと考える立地で、
トータル運搬コストも最小に抑え、
(重量当たり単価が非常に小さい製品の為、運搬コストがバカにならない)

誘致先企業の社長も私も自信満々で、
試運転をスタートさせたのです。

ところが、実際にやりだすと、
ライバル企業たちが当たり前のようにやってる部分に
思わぬノウハウやポイントがあって、それが簡単には解決せず、
「意外と手ごわいな・・・。」
などと痛感しているのです。

やっとできた試作品を販売予定先に持っていくと、担当者からは、

「工場の立地や、原料の供給戦略、目指す方向性などは、
 確かに従来企業の盲点を突いていて素晴らしいと思いますよ。
 けど、この試作品は、品質としては下の下ですな・・・。」

などと笑われる始末なのです。

最後は「シブすぎ技術に男泣き」な世界に突入しているわけですが、

幸いにも、問題点ははっきりしつつあり、近い将来、
販売先の担当者に、ひと泡吹かせてやろうと、闘志にもえている最中なのです。

このように、一見、誰にでも真似できそうな業種でも、そこは「餅は餅屋」で、
簡単には参入できないような目に見えないハードルが存在します。

そして、その重大なポイントが、冒頭の
見た目がシンプルなものを実行に移す
という部分なのです。

↓やっと50位復活と思いきや、また51位以下に逆戻り・・・。
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テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


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