旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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リスクとリスクプレミアム

私は、私の本の中で、下の公式を説明しています。

(収益価値に基づく)
株価 = 近未来の一株当たり利益 / (金利 + リスクプレミアム)

なぜ、そのような公式が導き出されるかについては、こちらで詳しく説明
        ↓
世界一やさしい株の本(中経出版)

今回はこの式の最重要ポイントであるリスクプレミアムについて考えてみましょう。

通常、式の分子部分(近未来の一株当たり利益)を人々は予想しながら、
今後の株価の変動可能性を検討すると考えられます。

しかし、常に、人々の予想は裏切られます。

理由は、予想を覆すような様々なリスクが存在し、
場合によっては、上ブレし、サプライズとなるし、
場合によっては、下振れし、ネガティブサプライズとなります。

時系列で表すとこんな感じです。
エナフン理論1

為替や景気、政策や天変地異を正確に予想できる人はいないため、
たぶん、このあたりだろうという予想は出せますが、
正確性という点では、極めて、信頼性に乏しい数字を根拠に取引を実施していると
言えるでしょう。

それでも、為替や景気、政策が安定しておれば、
上図の赤線の範囲はかなり狭くなります。
(つまり予想制度を高める事が出来ます。)

このような状況では、変動可能性が低い=リスクが低いわけですから、
リスクを根拠とするプレミアム(リスクプレミアム)も低くなって、
株価は、安定的に上昇します。

株価↑ = 近未来の一株当たり利益 / (金利 + リスクプレミアム↓)

分母のリスクプレミアムが小さくなるわけですから、株価は上昇しやすいのです。

逆に今のように、各国政府の対応いかんで、
欧州経済が壊滅的なダメージを受ける可能性まで出てくると、
リスクプレミアムは急上昇します。

図で示すとこんな感じです。
エナフン理論2

もちろん、今でも、各国政府が連携しうまく問題を解決するシナリオが崩れたわけではありませんので、
従来通りの業績予想シナリオも捨てる必要はありません。

しかし、一方で、各国の思惑が乱れ、そこにつけこんで、ヘッジファンドの容赦ないウリが降り注ぐなら、
もう、会社の業績予想も、アナリストの業績予想も、全くあてにならなくなり、
投資家は盲目となるのです。

見えていたモノが見えなくなる恐怖に、人々はパニックを起こし、
波乱相場へと突入するのです。

※業績相場、金融相場、波乱相場、需給相場についての定義も、上記世界一やさしい株の本で説明。

以下はNYダウの3カ月日足チャートですが、全く、理論通りの動きになっています。
NYダウ3か月チャート
(MSNマネーからNYダウ3カ月チャートを一部加工)

リスクという言葉は、統計の世界では、「変動幅」と訳すことになっていますが、
現実の株式市場においても、リスクが高まると変動幅が高まります。


さて、ところが、世界中の金融市場が大混乱を起こしても、
まるでそんなのお構いなしで業績を伸ばす企業群が存在します。

景気変動や為替変動の影響を受けにくく、
再現可能な勝ちパターンを持っており、
優秀な経営陣が率いるような、

ピーターリンチが、超成長株と呼んでいるような企業です。

それらの企業は、意外にも成熟産業や縮小産業で大活躍をしており、
大混乱で大企業がのた打ち回って動きが取れなくなると
その状況を好機ととらえ、
攻めを加速させるような、そんなタイプの企業です。

ここ数年の出来ごとでいえば、

原油を始めとした資源の暴騰も、
120円付近までの円安も、
サブプライム&リーマンショックも、
その後の需要消滅と言われた大不況も、
急激な円高も、
デフレも、
政治混乱も、

全くお構いなしで、
ずっと増収増益増配を繰り返しているような
そんな銘柄です。

もし、人々がパニックを起こして、このような銘柄を一緒になって投げ売ってくれるようなら、
有り難くバーゲン価格で頂戴しましょう。

一昨日の記事のピーターリンチの言葉、
「それによって、私はいつでも利益をあげることができた。」
を信じて良いのではないでしょうか?

↓ゴールデンウイークから、どうも体調がすぐれず、
↓寝込みがちでしたが、お陰で、ブログの更新は続けることが出来ました。
↓結果として、順位の方は順調です。
↓皆さま、本日も、クリックよろしくお願い致します。
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