旧)エナフンさんの梨の木
http://ameblo.jp/okuyama-tukito/に引っ越しました

プロフィール

奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)



カテゴリ



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



FC2カウンター



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


バフェットが狙う日本株

さて、ちょっと前のネタですが
5月2日にウォーレンバフェットが記者会見を開き、
「将来的に日本で大型買収を実現させたい。」と述べたことが、
大きく報道されました。

この時、私は直感的に、
「トヨタを買いに来るのかな・・・。」
と、思いました。

タイミングがタイミングでしたからね。

大量リコール問題と、それに対する米メディアの過剰反応。
そして、一連のトヨタ経営陣の対応。

米国人にはどう映ったのかわかりませんが、

(確かにマズい対応もあったかも知れませんが、)
私には充分に誠実な対応をしているように見えました。

(少なくとも、倒産直前のGMの経営陣とは明らかに違っていた。)

で、それらの一連の報道やトヨタの対応から、
バフェットが何らかの興味を持ったのではないか・・・。

彼は何と言っても、「誠実な経営者」を重要視しますし、
一時的な問題で、株価が抑え込まれたタイミングに
実力ある企業を大量購入するのが、得意技なのです。

ストーリー的には、ピッタリな感じがします。

ところで、バフェットの銘柄選別法を分析した本に
「麗しのバフェット銘柄(パンローリング社)」というのがあります。
麗しのバフェット銘柄 (ウィザードブックシリーズ)麗しのバフェット銘柄 (ウィザードブックシリーズ)
(2007/03/15)
メアリー・バフェット

商品詳細を見る


この中で、バフェット銘柄の条件がいくつか書いてありますので簡単に紹介しますと、

ジャンルとしては、

1.ブランド力のあるリピート商品
   ファストフード、 特許の処方薬、 食品
   飲料、 トイレタリー・家庭用品、 衣料品
 
2.商品のPRに不可欠の広告産業
   広告、 広告代理店、 テレビ、 新聞
   雑誌、 ダイレクトメール・広告掲示板

3.消費者が常に必要とするリピート商品やサービスを提供するビジネス
   例:シロアリ駆除、クレジットカード、企業向け制服販売

4.生活必需品を廉価で提供するサービス
   例;自動車保険や、家具、宝石等を廉価に販売する会社

をバフェットは好んで投資するそうで、

条件としては、

①ROE12%以上で、長期にわたって安定
②ROA12%以上で、長期にわたって安定
③利益のトレンドが上向き
④多くの長期債務を抱えていない
⑤持続的な競争力を持つ商品やサービスを持っている
⑥労働組合はない
⑦インフレの影響を価格転嫁できる
⑧内部留保を蓄積している
⑨自社株買いを実施している
⑩内部留保利益が企業価値を向上させている

という10項目を挙げています。

これで、PERが10倍以下みたいなのを見つけると、
買い出動するようです。

もし、上記の条件で株を購入しているとすれば、
ちょっとトヨタは、条件から外れるのですが、
あくまで、ウォーレン・バフェットご本人が書いた本ではありませんので、
参考程度で良いかと思います。

ちなみに私の持っている銘柄では、

ALサービス(3085)が、
1の「ブランド力のあるリピート商品」に該当するファストフード企業で、

しかも、条件②のROAが11%と基準に1%だけ満たないのを除けば、
残りの条件を全てクリアしています。
(日本企業の中ではROA11%は相当立派な指標なのだが・・・。)

また、葬儀屋のティアと関連の深い、
プロトコーポレーション(4298)も
⑨の自社株買いを除けば残りの9つをクリアしている
2の広告・雑誌会社です。

しかも、どちらもPERは10倍以下!!!

まぁ、時価総額があまりに小さいので、
バフェットが相手にするとは思えませんが、

少なくとも、日本企業に興味を持った時点で、
中小型株に割安な優良企業が多いことは、
きっとバフェットも気付いているはずです。

もっとちなみに、ROA条件が厳しすぎるので、その部分の条件を緩めて
時価総額の比較的大きなバフェット好みの銘柄を検索してみると、
ツムラやポイントあたりがスクリーニングに引っかかってきました。

ツムラ長期チャート
(msnマネー ツムラ長期チャート一部加工)

ポイント
(msnマネー ポイント長期チャート一部加工)


答えがわかるのは、数か月先かもしれないし、数年後かも知れないそうです。

↓50位キープは難しいですね。
↓もし、ご参考になりましたら、クリックの方もよろしくお願いします。
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


この記事に対するコメント

Ifさん、コメントありがとうございます。

参考にさせていただきます。
【2012/02/09 06:06】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

んートヨタはまずこないでしょう。
ピュアEVは日産に先を越され頼みの綱のプリウスも販売低迷。
伸びしろがない。
市場の企業価値が本当の価値比べと著しく低い株を安く買い、
長期保有し莫大な利益を得るというバフェットのスタイルには合いません。
【2012/01/23 08:41】 URL | rf #-[ 編集]

yuuyan331さん、こんにちは。

> 最近、中国でも電気自動車の株を購入しているし、・・・

そうですね。
当たり前のようにコストダウンに取り組み、
ひたすら、安全性と燃費と使いやすさにこだわって
築きあげたトヨタブランドは、
見方によっては、バフェット好みな感じがします。

また、一連のトヨタの対応を見て、
日本企業を今一度、調べなおそうと思ったのかも知れませんね。
【2010/05/24 23:08】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

私も、そのニュースの時にトヨタかなと思いました。
最近、中国でも電気自動車の株を購入しているし、また、信用を失ったトヨタでもバフェットが購入していると聞いただけで信用を取り戻せそうですしね。
【2010/05/23 16:11】 URL | yuuyan331 #-[ 編集]


この記事に対するコメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://enafun.blog21.fc2.com/tb.php/550-f0469f0e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。