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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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株式投資の未来

ジェレミー・シーゲルの株式投資の未来は、
株式投資家にとって非常に興味深い本であり、
初心者が最も陥りやすいワナについて理論立てて
理由を教えてくれます。

また、バフェットやピーターリンチの投資法を
データからフォローしてくれます。

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
(2005/11/23)
ジェレミー・シーゲル瑞穂 のりこ

商品詳細を見る


ピーターリンチやバフェットが言う理屈は極めて単純です。

①長期的に成長が見込める株を
②割安に買え

ただ、それだけなのです。

ただし、
長期的に成長が見込める株をどう見つけ出すか?
そんなすばらしい株を、いつ、どうすれば、割安に買えるのか?

という部分が問題であり、

彼らは、その方法を事細かく、教えてくれるのです。
(これについては、もう散々このブログで書いてきましたので、
 今日は、この部分については、省略します。)

話を元に戻して、

では、シーゲルは、「株式投資の未来」の中で、
バフェットやピーターリンチのどの部分を
データから証明してくれるのか?

ということなのですが、

それは、
「たとえ、高い成長が見込める株や
高い成長が見込める国の株であっても、
割安に買わなければ、高いリターンは得られない。
それどころか、資産の多くを失う。」

という事実を多くのデータから教えてくれるのです。

第5部 ポートフォリオ戦略の
16章 世界市場と国際ポートフォリオ

の中で、1992年から2003年までの
中国株とブラジル株を比較して、
非常に面白く解説が入ります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
P262

(すでに経済が離陸していた)
中国の経済成長率は実質的に、どの指標で見ても、
(政治的に大混乱していた)ブラジルを大幅に上回った。

(中略)

ところが、株式投資家のリターンをみると、話がまるで違う。
1992年以降(2003年までの)中国市場の運用成績は、
世界のどの国よりも低迷している。

(中略)

中国経済は誰がどう見ても、どの国よりも成長している。
だが、中国株のここまでのリターンは(1992~2003)、
目も当てられないほどひどい。

株価が高すぎるからだ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この理屈に従えば、
日本の中小型株の将来は極めて明るいと言えます。

特にPER10以下で、順調に成長しているような銘柄は、
期待通りに経済成長に乗れたとしても
予想PERで20倍以上の大型株よりは、
おそらく有望でしょう。

もっといえば、
ひょっとしたら、タイ国への株式投資が、
中長期的に有望かもしれません。

上記シーゲルの話によれば、1992年当時、政治的大混乱に陥っていたブラジル株は、
その後、目を見張る長期的なリターンを投資家にもたらしたそうですから・・・。

政治的大混乱の日本株の、しかも、短期トレードがはやりすぎ、
流動性リスクに対する意識が強すぎて、すっかり、蚊帳の外に置かれてきた

日本の割安成長小型株はきわめて有望です。

昨日の記事で、2年後までの成長を織り込んでPER30倍などというと、
今の株価水準からは、とんでもない事を言っているように思われた方もいるかも知れませんが、
過去の小型株ブームのときや、中国株のPERなどと比較すれば、
場合によっては、そんな水準まで買われる可能性も、十分あるのです。

↓(一時的かも知れませんが)ずいぶん順位は上がりました。
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