旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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二つのギャップ

ヤフーファイナンスが面白いコラムをやっていましたので、
ちょっと紹介します。
http://www.sec-guide.com/yahoo/column/?date=100602

もちろん、私のブログのスタンスは、2の「市場に隙がある」という説に属します。

ただし、私は、短期的には市場の隙は極めて小さく、
そのギャップを拾うのは簡単な事だとは思いません。
(一部の天才的カリスマトレーダーを除けば、ほぼ不可能)

そういう意味では短期的には「1伝統的な金融理論」のスタンスです。

しかし、長期的な観点に立って、市場の隙を狙うのであれば
話は全く別だと考えます。

長期集中投資においては、
マーケットのもつ2つの特性が生み出す大きな隙を狙って、
最大のリターンを目指すのです。


(1)マーケットの近視眼性

私の本の中でも紹介しましたが、
1.jpg

マーケットが妥当だと考える株価は、
半年からせいぜい2年程度先までを織り込んだものです。

しかし、シンプルかつ再現可能な勝ちパターンを有する企業であれば、
もうちょっと将来、例えば、5年程度先の業績を予想しても、
それほど大きく外さない(むしろ、期待を上方向に裏切られるケースが多い)銘柄群が
存在します。
(これについては今回も省略。過去散々やりましたね。)

バフェットやピーターリンチ、コブリックは、このギャップに着目し、
5年とか10年という長期単位で、その株を保有し続ける事によって、
マーケットがそのギャップに気付くのをひたすら待つ戦略を
第一の戦略として採用しているのです。

長期投資のポイント
※常にマーケットは正しく合理的な株価が形成されていると仮定。
 それでも時間軸の違いにより、ギャップが生じる。

もちろん、上の図のように、5年後の台風予想進路を書きたくても
業績算定要因が多く、リスクが大きすぎる銘柄は、円が大きくなりすぎて、
考えるだけ無駄なケースがあります。

そして、ほとんどの銘柄がこれに属すると思われます。

長期予想2
(リスクが大きいほど、円が大きくなってしまう。
 景気敏感株や、流行り廃りの激しい業界、技術革新の目まぐるしい業種においては、
 1年先の円すら大きくなりすぎる。
 もちろん、会社の業績予想なんて全くあてにならない。
 強気な企業は円の上限に近い数字を発表するし、
 弱気な企業は円の下限に近い数字を発表するだけで、
 妥当な株価の算定根拠にはならない。)


(2)異常人気と異常不人気

もう一つのマーケットの持つ特性は、
(なるほど、大型株や平均株価は、それなりに合理的な価格形成がなされるかも知れないが、)
一部の銘柄や特殊な環境においては、異常人気と、異常不人気な状態が確かに存在することです。

バフェットやピーターリンチ、テンプルトンは、そのギャップにマーケットがいつか気づき、
そのギャップを埋めるように株価が動くのを5年でも10年でもひたすら待ちます。
これが、第2の戦略です。

人気と実力のギャップ

通常、上記(1)の現象を利用した戦略を長期投資と言い、
上記(2)を利用した戦略をバリュー投資と言います。

そして、ピーターリンチやバフェットは、
(1)と(2)の両方を併せ持つ銘柄に狙いを定めます。

マーケットが犯す二つの裁定ミスを利用するため、
リターンは非常に大きくなるのです。

二つの現象を合わせると下のようになります。

長期投資のポイント3

冒頭のヤフーのコラムは、
「2市場に隙がある説」についても懐疑的ですが、
これは、短期も中期も長期も、混ぜこぜに論じているためであり、

バフェット、ピーターリンチ、コブリック、テンプルトンといった
合衆国が産んだ偉大な投資家達の実績は、
上記(1)(2)の共通戦略を採用することにより、
長期にわたって成功し続けているのです。

(バフェット、ピーターリンチは、理解可能な身近な企業。
 コブリックはIT・ハイテクも排除しない。
 テンプルトンは、国境の枠にとらわれない。

 といった点で多少異なる部分がありますが、
 中心戦略は、ほぼ同じだと考えます。

 ちなみに、テンプルトンは国際分散投資家と言われていますが、
 今日、日本で主流となっている国際分散投資法の考え方(冒頭ヤフーのブログでは1に属する)
 すなわち、世界中の株や債券をまんべんなく買うことにより、
 リスクを下げて世界成長によるリターンを確実に得るという考え方とは全く異なり、
 ターゲットを世界に広げただけで、生粋のバリュー投資家です。)

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