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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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チャートとファンダメンタルズの融合

ピーター・リンチを読んでいると、
日本人にはなじみの薄いチャートが出てきます。

チャートと業績の変動ラインを合わせて表示されたもので、
業績と株価の長期連動性が一目瞭然となったものです。

あれ、私のような投資スタイルを採用している人間には、
とても便利なツールだと思うのですが、
日本ではどういうわけか、
チャートはチャート、業績は業績と分ける習慣があり、
例えば、底値や高値についても、
チャート理論上の節目を重視します。

しかしながら、本来的には、株価はファンダメンタルズに基づくものと考えれば、
ファンダメンタルズに基づいた底値や高値の節目が存在するはずで、
それを同時表記するような方法論がもうちょっと普及しても良いと思います。

例えば、日経平均ですが、
現時点での日経平均採用銘柄の予想利益や純資産を元に節目を表示すると
次のようになります。

チャートにファンダメンタルズを反映
(MSNマネー日経平均チャートを一部加工)

きれいなWボトムを形成しつつあるようにも見えますが、
「では、上値の目途はどの辺りなのか?」
といった部分については、上の図のように
ファンダメンタルズも併用した方が良いと思います。

もちろん、既に何度もこのブログで書きましたが、
景気と業績が強く連動する日本の大型株の場合は、
「予想PER」の根拠となる「予想一株当たり利益」自体が、
少々あてにならないものですから、
あまりこのようなラインに執着する必要はありません。

しかしながら、窓がどうの、下値支持ラインがどうの、
波動がどうのといった伝統的なチャート理論に基づく節目に比べれれば、
少なくとも同等以上に根拠あるラインと言えるでしょう・・・。

さらに、個別銘柄レベル、
特に景気の変動を受けにくい小型成長株の場合は、
ピーターリンチやコブリックのように、
業績に基づくラインと株価の推移を併記したチャートは、
大きな説得力を持ちます。

それでは、このブログで扱っているALサービス(3085)について、
業績に基づくラインと株価の推移を見てみましょう。

ALサービスチャートとファンタ
(MSNマネーからALサービスチャートを加工)

この銘柄の場合、不人気企業が、
新規公開直後に暴落する独特の現象(私はこれを「出落ち」と呼んでいる)の為に、
業績と無関係に強く下落しましたが、

その後は、業績を先取りしながら、株価と業績は連動し、
しかも、出落ち分をカバーするように、業績変化以上に上昇速度を速めています。

過去株価を10倍以上に上昇させた小売り・外食の成長企業も、
みんなこのパターン、すなわち
(1)業績の変動による上昇+(2)安すぎた株価の是正による上昇
ダブルの上昇要因により、驚きのリターンを投資家にもたらすのです。

上記ALサービスチャートでは、PER10倍、15倍、20倍のラインを書きこみましたが、
特に、時価総額が大きくなり、東証1部に鞍替えするなど、
機関投資家が参入できる環境が整うと、どんどん、(2)の株価是正に弾みがつき、
PEGレシオからも妥当な水準、すなわち
年率20%成長企業であれば、PER20倍付近まで上昇していくのです。

この会社の場合はまだそこまでの規模に到達していませんので、
まぁ、公開時の株価水準を一つの基準と考えて、
黄色のライン辺りが当面の目標となるでしょうか?

尚、予想される近未来の到達点については、
様々なリスク要因があるために点で表すことは出来ません。

上のチャートのように私が考案した台風予想進路図のような考え方を
取り入れるべきだと考えます。

↓もし、ご参考になりましたら、クリックの方もよろしくお願いします。
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私のブログではファンダメンタルズという言葉が良く出てきますが、
もし、ファンダメンタルズとファンタグレープの違いや
PERと林家ペーの違いを正しく説明できない方がいらっしゃれば、
私が書いた下の本を読まれることをお勧めします。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)
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テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


この記事に対するコメント

田舎のKenさん、こんにちは。

> こういうのができたらもう少し身近に感じられる気がしますね。

日本の投資家の多くはファンダメンタルズを軽視し過ぎるか、
ファンダメンタルズについて大きな誤解を持っているような気がします。

> それにしてもPERと林家ペー・・・

すみません。これ、最近のお気に入りフレーズなんです。
【2010/06/18 07:18】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

こんばんは。

確かにあのチャート、いいですよね~。リンチの本のは収益ラインがPER15倍だった気がしますが、12倍くらいが個人的にはちょうどいいです。
僕はチャート理論に関しては無知なのでほとんど眺める気にならないのですが、こういうのができたらもう少し身近に感じられる気がしますね。
それにしてもPERと林家ペー・・・どんどん例えがシュールになりますね(笑)
【2010/06/17 20:23】 URL | 田舎のKen #-[ 編集]


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