旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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例えばこんな企業を調べてみる

コメントが入りましたので、
一度、私が銘柄選びをする順番でこの銘柄を見てみましょう。

コアラさんが教えてくれたのは、エスクリ(2196)です。
まず会社四季報を見ると、ブライダル関係で、
急成長中の新興企業であることがわかります。

予想PERは7.2倍。PBRは3.18倍。
先日の私の記事でも少し取り上げましたが、
「冠婚葬祭&介護」のジャンルに急成長&割安銘柄がいくつかあり、
その一つですね。

次にチャートを見てみると、見事な「出落ち」が完了しており、
ここまで来ると、もう少し、調べてみたくなります。
エスクリチャートを見る
(MSNマネー エスクリチャート一部加工)

で、次に、業績を比較的長期に確認します。
(私の投資法は長期投資ですからね・・・。)

有価証券報告書を見るのと良いです。
けど、まだ、2010年3月期分は出てませんので、
決算短信と合わせてみる必要があります。
エスクリ長期成長
(エスクリ有価証券報告書一部加工)

確認すると、如何にも成長力ある新興銘柄っぽさがにじみ出ています。
(4~5月の上昇が前期業績にあることもわかりました。

ピーターリンチは、平均すれば、最初の7年は業績が不安定ですが、
8年目から約7年間は、もっとも成長力を伴う第2段階に進むと
教えてくれます。
(成長の3段階についておさらいしたい方はこちら↓)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-445.html

ちょうど、この会社は、第1段階から第2段階への移行期に見えますね。

もし、この企業の成長パターンが再現可能性を持っておれば、
ズバリ、合格です。

10倍高まで狙えるでしょう・・・。

で、今度は、どんな経営者かを確認します。

新興企業への長期投資は、一言でいえば、
経営陣と同じポジションをとって
「経営陣に乗っかる」投資法です。

結局、素晴らしい経営者が大金持ちになるわけですから、
そんなすばらしい経営者に乗っかる事が出来れば、
勝手にカネがカネを産んでくれるわけです。

まずは、公式サイトを見てみましょう。
http://www.escrit.jp/message/

第一印象は悪くないですね・・・。
業界を知り尽くしている若き経営者であり、
少なくとも、新規公開がゴールだとは考えていなさそうです。

(新規公開=ゴールみたいな経営者の会社は絶対避ける必要があります。
 この辺は最終的には、勘みたいなものに頼る事になりますが、
 できれば、株主総会や会社説明会で本人に会ってみたいですね。)

結婚式場という業種も、再現可能性という意味では、二重丸ですね。

一つの成功式場を次々と増やす過程で、
式場を2倍に増やせば、売上も2倍になる、

さらに知名度が上がり、購買力が増せば、
1式場あたりの売上は増加し、原価は下がります。
つまり、売上が2倍なら、利益は2倍以上になる可能性もあるのです。

典型的な再現可能性を有する業種と言えるでしょう。

で、自分自身の結婚を思い出しても、親戚や同僚、後輩達の結婚式を思い出しても、
「なんか、おかしいでしょ!!」みたいなツッコミどころ満載な業界でもあります。

そういうツッコミどころをクリアし、若い二人にとって納得感のある式を
プロモートしているとすれば、かなり期待できますね。

特に、最近、つくづく思うのは、
「式場は利便性の高いところが、
 親戚にとっても、友人や同僚にとっても大変ありがたい。」
という点です。

どうやら、この会社、そこに目を付けたようです。
エスクリ再現可能性
(エスクリ公式サイト、会社説明会資料)

良いですね。東京駅徒歩5分の結婚式場・・・。

田舎もんは、複雑な東京の地下鉄を乗り継ぎするのも大変ですし、
タクシー代がいくらかかるかも心配になってしまいます。

さて、ここまで調べたら、今度はリスクを考えましょう・・・。

1)今後の競争環境はどうだろうか?
 似たような企業が次々と参入してくるようなら、
 上のストーリーは絵に描いた餅になってしまいます。
 この企業ならではの優位性が存在するかどうか?

2)顧客のニーズが大きく変化する可能性はないだろうか?
 このところの婚活ブームもあって、最近、私の周りのアラフォー連中が
 ずいぶん結婚式を挙げました。
 そのような短期的なブームに乗っているだけなら要注意。
 構造的な変化が生じていて、その変化に乗っているのなら、OK。
 
3)マーケット全体の規模や成長性も考えましょう。
 マーケットの規模はどのくらいあって、
 この企業が最高に成長したとして、どのくらいシェアを獲得できるだろうか?

 ただし、何度も言いますように、成熟産業や衰退産業にこそ、
 大化け株が潜んでいますから、マーケット全体の成長性は、
 それほど気にする必要はありません。
 (例:服屋(ユニクロ)、家具屋(ニトリ)、寿司屋(カッパ寿司)、
 電気屋(ヤマダ電機)、ベビー用品(西松屋)・・・これらは全て10倍以上になりました)

最後に、
4)コスト意識がどうか?
が大事でしたね。

業種が業種だけに、ある程度の贅沢感やステータスは必要ですが、
締めるところをしっかり締めている感じがしなければ、
長期大化け企業の必要条件を満たすことにはなりません。

1)~4)はもうちょっと時間をかけないと何とも判断できませんが、
第一印象は、悪くありませんよ。

まだ、しばらくは需給面から、売られるかも知れませんから、
その間に、1)~4)をチェックしながら、
各ポイントに納得できるようでしたら、
その売りを有り難く頂戴すれば良いでしょう・・・。

もちろん、投資は自己責任で・・・
あくまで、今回は、私の銘柄選びの手順を紹介することが本旨です。

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テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


この記事に対するコメント

今後ともよろしくお願いします。
【2010/06/30 18:44】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

すぐに分析して頂きありがとうございます。
私も打診買いなので分析しつつじっくり見極めたいと思います。
今後もよろしくお願いいたします。
【2010/06/28 23:05】 URL | コアラ #-[ 編集]


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