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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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失業率の輸出

チャートで見る株式市場(ケン・フィッシャー著 パンローリング社)を読むと、

チャートで見る株式市場200年の歴史 (ウィザードブックシリーズ)チャートで見る株式市場200年の歴史 (ウィザードブックシリーズ)
(2010/03/12)
ケン・フィッシャー

商品詳細を見る


こんな説明があります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

イギリスが世界の経済と軍事の中心だった19世紀後半の失業率は、
ヨーヨーのように上がったり下がったりしていた。

このチャートが示すように、イギリスの失業率は定期的に7%に達し、
最近(1980年代後半)のアメリカよりもさらに高い10%や11%に
なったことも数回ある。

(中略)

なぜ、失業率はヨーヨーのように上下動していたのだろうか。

実は、他国の失業率がイギリスに輸出されていた。
イギリスは金本位制を維持していたため、
ポンドの価値は無防備な標的のように比較的安定していた。

世界の経済が落ち込むたびに、他国はインフレで自国通貨の価値を下げ、
自国製品を国際的に割安に見せるためにイギリスとの貿易を進めて行った。

もちろん、この効果は短期間しか持続せず、
インフレの国はいずれコスト高に苦しむことになる。

今日(1980年代後半)では、アメリカがこの標的になっている。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この本によれば、大英帝国が、全世界の40%、人口の3割を占めていた
超超大国であった頃は、景気が悪くなる度に、
無防備な標的となってポンド高となり、他国の経済を助けていたようです。

そして、その役割は、東西冷戦時代には、
西側諸国の大親分であった合衆国が担っていたと
ケンフィッシャーは考えているようです。

確かに当時の大英帝国や合衆国にはそのくらいの懐の深さがあったでしょう・・・。
(実際、プラザ合意以前の日本はその恩恵を大いに受けて成長を享受できた。)

ところが、今、日本円がまさに無防備な標的となって、
日本が他国の失業率を輸入しています。

当時の英米との比較では、如何にも、役不足な感じがしますね・・・。

せめて、中国辺りがその役割の半分くらいを担ってくれれば、
まだましなのかもしれませんが、
残念ながら、そんな気はさらさらなさそうです。

ただ、ケンフィッシャーはそのような通貨安政策は、
長続きしないという説明を加えています。

インフレによるコスト高に苦しむことになるからです・・・。


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テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


この記事に対するコメント

構想まで長期とは・・・恐れ入りましたw
心から楽しみにしています♪
【2010/08/29 18:20】 URL | いちご #-[ 編集]

いちごさん、こんにちは。

私の本を読んでいただき、ありがとうございます。

いつか続編は書きたいと思っていますが、
今、ブログで扱っているような
「長期投資のポイント満載」
な物語にしたいと思っています。

ちょっと構想に時間がかかっています・・・。

ちなみに「世界一やさしい株の本」については、
構想20年です。
【2010/08/29 07:07】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

いきなりで失礼なのは承知の上で・・・
エナフンさんの洋服屋さんが幾多の苦難を乗り越え
上場、そして世界進出へ!

というストーリーで株に絡めつつ続編なんて出版して・・・欲しいですw
【2010/08/27 19:59】 URL | いちご #-[ 編集]


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