旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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GDPの伸びにご注意

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ディムソン、マーシュ、ストーントンの3氏は、
画期的な研究成果を発表した「楽観論者の勝利」で
世界16カ国を対象に1900年から現在までの株式市場のデータを分析し、

GDP成長率と株式の実質リターンの間に逆相関の関係を確認している。

【株式投資の未来(ジェレミー・シーゲル)日経BP社】 P264
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ジェレミー・シーゲルは、株式投資の未来や株式投資第4版の中で、

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成長産業よりも、成熟産業への投資の方がリターンが大きいのと同様に、
成長国よりも、成熟国への投資の方がリターンが大きいと説明しています。

分かりにくいハイテクやITを避けて、
理解しやすい成熟産業を狙え!!

という考え方は、ピーターリンチやバフェットが教えてくれる
いわば投資の極意ですが、
それをデータで説明してくれるのみならず、

GDPの伸びが大きな国ほど、株式投資のリターンはさえず、
GDPの伸びが小さな国ほど、大きなリターンをもたらす
逆相関の関係にあるというのです。

人々の常識とは、全く逆なんですね!!

では、なぜ、そんなおかしなことが起こるのでしょうか?

これについて、シーゲルは二つの理由が原因と説明しています。
私なりにまとめますと、

①GDPの伸びが大きな国では、成長期待が熱狂につながりやすく、
 マーケットは過大評価され、割高となってしまうため、
 その後のリターンは芳しくなくなる。

②GDPの伸びと、一株当たりの利益の伸びは一致しない。
 GDPが伸びるということは、
 マーケット全体の利益と配当を拡大することにはつながるが、

 あなたが投資した既存企業の一株当たり利益を成長させるとは限らない。

 既存企業は、設備投資に必要な資金を負債や新株の発行で補うため、
 金利負担が重くなり、株式は希薄化が進む。

と、いうのです。

さらに、新参企業が次々と上場し、
外国企業が次々と参入してきて
既存企業を脅かすという点も
既存上場企業への投資が芳しくない理由となるかも知れません。

ですから、先進国のGDPの伸びが小さいという理由で、
「新興国の株を買おう!!」という発想は、
証券会社の売り文句としては、悪くはありませんが、
投資家にとっては、残念な結果となる可能性が高いのです。

もちろん、新興国内には、
日本では考えられないような超成長企業が潜んでいるかもしれません。

そういう企業を探し出し、長期集中投資すれば、
驚きのリターンを得られるかもしれませんが、

日本国内でさえ、そういう企業を見つけ出すのは至難の業なのに、
国を変えたら、すぐ見つかるということにはならないでしょう・・・。

少なくとも、私のように、数年に1回くらいしか海外旅行をしない
土着人間にとっては、外国株への投資は極めて不利です。

それに、日本市場だけでも充分に広くて大きいので、

その中から、意外な成長株や驚きの激安株
(できればその両方を兼ね備えた株)を探しだすだけでも、
充分に投資を楽しむことができるのです。

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テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


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