旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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物事は批判的にみなさい

私は学生時代、当時、証券論では日本的権威ともいえた
故・蝋山昌一教授のゼミをとり、証券理論を一から教えてもらいました。

学生時代の私がそれほど多くは吸収できませんでしたが、
先生が口癖のように言っていた次の二つのポイントは、
その後の私の人生に大きな影響を与えています。

1)一見、説得力のある話でも、必ず、批判的に捉えるようにしなさい。
  特に、経済学者や金融の専門家の話については・・・。

2)経済学者や金融の専門家は、簡単なことを難しく言う達人だ。
  君たちは、難しいことを簡単に説明できる人間になりなさい。

一応、このブログでは、1)2)を踏まえて続けてきたつもりですが、
ちょっと、最近は、初心者の方には、難しい内容になってしまったでしょうか?

いつか、総括して、誰でも読めるレベルの本にし直したいとは思っています。


さて、そういう意味では、昨日の記事は、ちょっと一方的でしたね・・・。
「ケン・フィッシャーがこう言うから、こう考えよう!!」
というのでは、批判的精神に反します。

時間がない中、どうしても一言書き加えたかったので、
そういう記事になってしまったのですが、

いったんは、「本当にそうなんだろうか?」と疑ってみて、
自分なりに日本市場に当てはめて調べてみて、
「なるほど、そうなっている!!」
と納得できたものを記事にしていきたいと常々考えています。

(別に日常生活では、素直に生きた方が良いと思いますよ。
 その方が健全です。
 ただし、少なくとも株の世界だけは違うんです!!
 どういうわけか、嘘や虚論だらけなんです。)

ということで、過去10年間の、
米、英、独、香港、シンガポール、日本の6市場の長期チャートを
念の為、並べてみました。

念のため確認
(ヤフーファイナンスから、各国市場10年長期チャートを比較)

いかがでしょうか?

少なくとも、ケン・フィッシャーがおっしゃる意味は理解できますね・・・。

国名や価格を伏せて、
「どれがNYダウの10年チャートでしょう?」
みたいなクイズを出されたら、余程の株オタク以外は、
「全部同じに見えますが・・・。」
ということになってしまうでしょう・・・。

ところが、よくよく比べると、やはりちょっとづつ、異なりますね。

シンガポールや香港は、良く騰がり、良く下がりますし、
米英独は、かなり似ていて、比較的穏やかに動きます。

これは、マーケットの規模に由来する現象と考えてよいでしょう・・・。

小さなマーケットに、勢いよく大量のマネーがなだれ込めば、
一気に上昇する半面、逆流が起これば、一気に下落しますし、
米英独のようなデカイ市場では、ダムが広くて深い分、
水位の変化は小さくなるといえるでしょう。

ただし、日本市場だけは、よくよく見ると、何だか変ですね!!

一言で言うと、
「他のマーケットと比べて、素直でありません!!」

世界経済が拡大しているんだから、世界と一緒に上昇すればよいのに、
やたらモタモタしてみたり、
かと思ったら、急にどこよりも強く上昇してみたり、

この数カ月に至っては、独歩安・・・。


一つには為替の影響があるでしょう・・・。

しかし、その為替だって、世界金融の一要素だと考えれば、
どこかの国だけを一方的に押し上げたり、押し下げたりすることなく、
全体を平準化させる方向に動くはずです。

そう考えると、国民性根拠説を唱えたくなります。

先日のデータのように、日本だけですよ、
外国人よりも、自国に対する評価が低い国なんて・・・。

どうやら、太平洋戦争の苦い教訓や
あまりに茶番すぎた政治劇が長年続いたこと等により、
愛国精神や誇りはどこかに行ってしまったんでしょう・・・。

けれども、もっとも影響が大きかったのは、
「大きすぎたバブルとその崩壊が原因」だと個人的には思っています。

1990年の正月を天井に下げ続ける日本株を見て、
日本経済は悪化の一途をたどっていると勘違いしている人もいるかもしれませんが、

実際は、少なくともここ10年、
日本企業は以前とは比べものにならないほど、
筋肉質となり、競争力をとり戻し、
しかも、株価は年々相対的な割安感を強めています。
(この点もいつか特集したいですね・・・。)

それまでのバブル前後20年間が異常だったのです。

その異常な20年が終わり、この10年間でようやく、
国際的にみて常識的な企業価値が成立し始めました。

いや、ひょっとしたら、常識以下まで下がっているかも知れません。


私は、日本に興味を持っているといわれるバフェットに期待しています。

彼のような良識的な投資家がやってくるということこそが、
日本市場が正常(正常以下に割安)になった証だと考えているからです。

彼に、激安優良企業を、買い込んでもらって、

「こんなに良い企業が、こんなに安く買えるなんて!!
 (全く、日本人は頭がどうかしてる・・・)」

と言ってもらいたいですね・・・。

どうせ、他人の意見に流されやすい日本人の事ですから、
とたんに、日本株を見直し始め、どこよりも株価を上昇させるかもしれません。
(もちろん、その時こそ、私達は「売り」を考える必要があるでしょう・・・)


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テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


この記事に対するコメント

通りすがりさん、いつもありがとうございます。

ご質問については、本文で・・・。
【2010/09/14 06:55】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

こんにちは。
いつも興味深くブログを拝見しております。
つい日本株を持ち続けることに疑問を抱くこともありますが、不当に安く評価されていることを忘れるなと自分に言い聞かせております。

さて、明日から四季報が店頭に並びますが、奥山さんはどのように四季報をチェックしているのか非常に興味があります。

差し支えなければぜひご教示ください。
【2010/09/12 15:03】 URL | 通りすがり #I2jUsEHw[ 編集]


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