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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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損切り・利確の方程式

FXは別として、さすがに、
「10%下げたら必ず損切り。15%騰げたら必ず利確。」みたいな
馬鹿げた投資法を本気で信じる人は減ってきました。

私は、このような不思議な投資法が一時あれほど普及したのは、
2つの理由によるものだと考えています。

1つには、空売りを得意とするヘッジファンドやカリスマトレーダーが
自分達の投資をより有利にするために時間をかけて、
日本の投資家にウソを教えてきた為。

2つ目には、証券会社が、手数料を稼ぐために、
少しでも個人投資家の売買を増やそうとした為。
(1%下げたら損切り。2%騰げたら利確と言わなかったのは、
 証券会社にも多少の良識が存在したからだろう・・・。)

もし、そのような投資法が絶対の勝利の方程式なら、
あれほど、普及した投資法ですから、
今頃、街中に株長者が溢れかえっているはずです。

けど、実際は、「もう、株は見たくもない」人ばかりとなり、
株式市場の取引は全く低調となっています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「倍になったら売れ」とか、「2年後に売れ」、
または、「株価が1割下がったら損切りしろ」
というような格言に従うのは馬鹿げたことである。

さまざまな異なったタイプの株すべてに当てはまるような
一般公式などありえない。

(中略)

ウォルマートのような若い成長会社を優良株と取り違えると、
1000%騰がるものを50%で利食ってしまいかねない。

逆に、ファンダメンタルズは変わっていないのに
株価が倍になったラルストン・ピュリナの株に大きな期待をもって
しがみついているのは馬鹿げている。

≪ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)≫P147
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さて、10%下げたら必ず損切りを実行するためには、
10%下げたら必ず成り行きで売り注文を出す必要があります。

残念ながら、私はそのようなシミュレーションを作る事はできないのですが、

おそらく、他の条件は同じにして、
全てのプレイヤーが「10%下げたら、必ず成り売り」するという条件を付けて
架空のマーケットでサイコロを振り続けるようなシミュレーションを作れば、

(売り方が50%を超えない限り、)
その架空のマーケットは永遠に下がり続けるでしょう・・・。

ライブドアショック以降、新興市場で起こった現象が、まさにそれで、
ファンダメンタルズにお構いなしに、右も左もわからない個人投資家が、
「機械的な損切りこそ勝つ秘訣」と「成り売り」を出し続けたために、
もう、良いも悪いも一緒くたでデッタラメに下げてしまったのです。

もちろん、利口な証券業界は、下げたら下げたで、

「新興市場はリスクが高いから、大型株と比べて、
 高いリスクプレミアムを求められる為、
 その分、株価は割安となる傾向がある。」

などともっともらしい理屈をつけ始めました。


ちなみに、新興市場が大型株と比べて割高だったライブドアショック前は、

「新興市場は、大型株と比べて高い成長が期待できる分、
 割高な価格形成がなされる傾向がある。」

ともっともらしい理屈がついていたのですが・・・。


ちょっと長くなりましたが、証券業界も葬儀業界同様に、
顧客無視の非常識産業から、
顧客重視の当たり前産業に大変革をする必要があると感じます。

10月18日の朝日新聞朝刊に、
顧客に対し、短期間に次々と別な投資信託に買い替えさせる、
いわゆる「回転売買」によるトラブルが増加しており、
中には100回以上買い替えさせられたり、
認知症のお年寄りに無理やり投信を販売した例もある等と
記事になっていましたが、
(コスモ証券はそれを組織的にやっていたとして、
 昨年12月に金融庁から業務改善命令を受けている。)

まだ、そんなことをやっているのか!!

と情けない気持ちになってしまいました・・・。

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