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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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循環株は例外

まだまだリスクプレミアムや予想PERは
奥深い部分があるのですが、
最近、私の記事を読み始めた方の為に、
昨日の記事のフォローをしておきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

通常、PERが低いことはよいことであると思われているが、
循環株の場合は例外だ。循環株のPERが低いときは
たいてい好景気の末期であることを示している。

事業環境がよく、企業収益が上がっているからと油断して
循環株を保有し続けていると、状況は一変する。

賢明な投資家はその前に売却して、売却ラッシュを避けてしまう。

大勢の人が売りを出すと、株価は一方向に行くしかない。

株価が下がればPERも下がる、
これを新米の投資家は循環株が買いやすくなったと判断する。
これでまた傷を深くするのである。


すぐに景気は後退し、循環株の利益はものすごいスピードで減少する。
投資家が売ろうとすればするほど、株価はまっさかさまに落ちて行く。
最高益を何年も続けた後、PERが最も低くなった時点で循環株を買うことは、
短期間に資金の半分を失う確実な方法といえる。

反対にPERが高いとき、これは通常悪いこととされているが、
循環株の買い時であろう。


「ピーターリンチの株式投資の法則」P260 ダイヤモンド社
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ちょっと、長めにピーターリンチを引用させて頂きました。
この部分は、丸暗記しても良いくらい重要な部分です。

これを知らない限り、ずっとヘッジファンドのカモでしょう。

PERを語る時、避けては通れない部分なのです。

まず、景気の影響を大きく受ける景気敏感株と、
(ここでは循環株としているが同じこと)
収益が安定している、もしくは長期にわたって成長しているタイプの株を
切り離して、全く別のものとして扱わなければなりません。

もちろん、昨日までの記事は、景気敏感株を除いた話です。

しかし、現実は日本株の、それも大型株の大半は、
景気敏感株=循環株であるため、
みなさんおなじみの大型株においては、
話がそうは単純ではなくなるのです。

ではなぜそんなややこしいことが起きるのでしょうか?

まず、企業の価値は将来の収益の割引現在価値により決定されている
という基本を知らなければいけません。
割引現在価値について分からない方には、
僭越ではございますが、私の本をお勧めします。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)

ちょっと簡単には説明が難しいので、
ここでは、株価というものは、
将来の収益を基準に決まるものと考えてください。

で、例えば安定して成長している企業においては、
以下のような理屈で、PERを根拠に株価を比較することに
一定の意味があります。
成長株の妥当な株価

将来の収益が安定している前提であれば、
PERが低い方が割安で、高い方が割高なのです。
(ただし、成長率が同じであるという条件の上での話です。
 この点も近いうちにやります。)

ところが、収益が一定でない循環株とか景気敏感株の場合、
妥当な株価は長期収益の平均線上にあると考えられるため、
PERが低い時が売り時、
逆に高い時は買い時というおかしな現象が起きるのです。

循環株の妥当な株価

収益が行ったり来たりする循環株においては、
その妥当株価は、収益を均した平均ライン辺りにあると考えられます。

ですから、景気が良く収益も株価も上昇した直後が最も割高で、
景気が悪く、収益も株価も最低の時、株価は割安と判断できるのです。

また、通常、これらの株は収益は悪い時と良い時で、
10倍以上変化しますが、
株価の方はせいぜい3~5倍以内で動くため、
天井でPERが低く、底でPERが高くなるのです。

うーん、分からない方もいるでしょうね・・・。

そんな方は、冒頭のピーターリンチ丸暗記で結構です。

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