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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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当たらない予想PER

さて、昨日の記事の補足ですが、
四季報の予想PERを見て
「安いな」と思っても、
それですぐに強気になってはいけません。

まぁ、参考資料程度のものだと思ってください。

実のところ、企業が毎年期初に出す通期予想なんて、
まるで当たりません!!

もちろん、四季報は第3者の目で、
企業が強気すぎたり、弱気すぎた場合、
それを常に修正してはいますが、
それでも、まぁ、当たりません!!

ですから、昨日の記事で予想PERが極端に低いとか、
急激に改善しているからといって、すぐに
買いたいと思ってはいけません。

ただし、一貫して収益を上げている小型成長企業の場合は、
下向きのズレは小さい方で、
それでも、まぁ、-30%くらいにはなるでしょうか?
(上は300%あっても不思議とは思わない)

一方、循環株となるとこれはもう全くメチャクチャで、
下向きで-200%、
すなわち、黒字予想が一転赤字転落等というのも
全く普通に起こり得るのです。

それでは、前者、過去10年間ほぼ一貫して成長している
ケーズデンキと、
景気の波を大カブリして、収益は全く安定しない
パナソニックの
過去9年間の、期初予想と実績の比較(純益ベース)を見てみましょう。

まずは安定成長企業のケーズデンキから(単位は百万円です)
ケーズ10年

ピーターリンチが指摘する通りの成長パターンで、
実績ベースの利益は過去9年間で10倍に成長していますね。
(株価も10倍です。)

ただし、期初予想と実績の差というレベルで見ると、
ずいぶんバラツキがあることに気付きます。

悪い時で-17%、良い時は+45%。

これを理由に短期的には一喜一憂して、
騰がったり下がったりもするのですが、
長期投資家は、期初予想なんて信じずに、
そのストーリー、
すなわち、成長理由そのものを注視する必要があります。

思ったほど、伸びなかった。
思ったより、大きく伸びた。

これらは、短期的には株価を動かす要因になりますが、
長期的には、収益を10倍も伸ばしているという事実の方が、
予想が当たった、外れた。
あるいは、強気の予想が出た。弱気の予想で残念。
などという事よりもずっと重要になるのです。

(長期投資家であるなら、
 ちょっと予想を下回ったとか、弱気の期初予想が出たという理由で
 持ち株を売ってしまうのは馬鹿げている。
 他はもっとひどいという事実を知らないだけだ。)

それでは、パナソニックの方を見てみましょうか?
パナソニック10年

ご覧の通り、比較的経済が安定していた2004年~2008年にかけては、
ケーズHDと同程度には予想が当たっていますが、
一度景気が悪化すると、
黒字予想に対して赤字実績と大反転。

ピーターリンチの言葉を借りると、
「ものすごいスピードで、まっさかさまに」
落ちていることが良くわかります。

ですから、今、まさに世界景気の変調が騒がれている時の
予想PER、特に、循環株の予想PERは、全くあてにならない。
ということを覚えておきましょう。

循環株と成長株は全く別物である、一つの証拠ですね。

尚、ケーズデンキが過去順調に成長しているから、
今から長期保有目的で買うということについては、別の話です。
(ちょっと大きくなりすぎたかな・・・。)

あくまで、実績ベースでの話をしたかったので、
この銘柄を持ちだしましたが、
本当に買いたいのは、
10年前のケーズデンキのような企業です。

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