旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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だったら、最初っからそう書け!!

つまり、収益価値は、精確には理論上、

株価 = 1株利益 / (金利 +リスクプレミアム) + 余剰資産価値 

と考えられる・・・。

「だったら、おめえの本の中でも、最初っからそう書いとけ!!」

そんなお叱りを受けそうですが、

次の二つの理由から、まあ、あえてそうは書かなかったのです。

1)分かりやすさと普遍性を最優先し、
  まずは基本を知ってもらいたかったから

2)そのように余剰資産を貯め込むような企業を
  マーケットはあまり高く評価しないから

1)はこれまで説明してきた通りですね。

これは、脳の構造上、人間は
まず、分かりやすい所から理解して、
次第にその例外や応用的なことを理解しようとする性質があるため、

いきなり、「世界一わかりやすい」と銘打っている本で、
例外や応用編を入れ過ぎるのは宜しくないと考えたのです。

ピアノを覚えるにしても、
まずは、ドレミファソラシドからで、
次に、シャープやフラットがあることを知り、
次第に和音や強弱、スタッカートみたいな応用編に入って行くように、

とりあえず、理論株価に関するドレミファソラシドを書きたかったのです。


2)そのように余剰資産を貯め込むような企業を
  マーケットはあまり高く評価しないから

これについては以前書きましたね。

≪内部留保の多い企業(2010.10.15記事)≫
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-656.html

例えば、養命酒製造はなんと慶長7年(1602年)から続いている企業です。
もう400年以上も、ずっとこの調子で内部留保を蓄積してきた企業が、
急に新たな成長投資をするとか、株主還元を増やすとは思えませんね。

下手に余剰に溜め込んだ内部留保を使って、
買収なんかやられても、
そんなノウハウの無い会社のやることですから、
おそらく、大失敗に終わることでしょう・・・

つまり、収益価値に余剰資産価値を加えて、
(株価=収益価値+余剰資産価値として)
企業価値を収益価値のみで評価するよりも、
割高に見積もることは、理論上は合理的でも
株式投資戦略上、実践的とは言えないのです。

そこでよりシンプルで実践的な、

株価 = 1株利益 /(金利 + リスクプレミアム)

を結論として採用したのです。

(だからと言って養命酒製造が投資対象にならないという話ではない。
 豊臣家滅亡も、明治維新も、終戦も、バブル崩壊も、
 あるいは、その間発生した数多くの天変地異も
 全て乗り越えたこの企業の株を持つことは、
 何が起こるか分からないこれからの時代においても、
 充分耐えて生き延びる可能性が高く、
 防衛的資産として優れていると思われる・・・。)

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