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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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9勝1敗で全てを失う・・・

私の会社の別部門のD君の話です。

彼の仕事ぶりについては、
お世辞にも感心できるものではなく、
その場しのぎの対応以上のものは
期待できない状態です。

私も多少、業務上で関わりがあるため、
クリティカルな対応ができない彼に正直
「イラついて」いたのですが、

先日、彼の知り合いからその理由を教えられました。

なんと、D君は東日本大震災で、
資産の大半を失っていたというのです。

ただし、津波や放射能が原因ではありません。

D君は2~3年前からFXをやっていたようで、
震災の直前には1000万円前後まで
資金を積み上げていたというのですが、

(以前お話したC君の友人と言い、
 FXで1000万程度まで資金を増やす人は
 そこここにいるようだ・・・。)

テレビ報道で深刻な震災の状況が伝わると、
日本の未来に絶望したのか
円を売ってドルの買い玉をガンガンに積み上げて行ったのです。

FXをやっている方はご存じの通り、
結果は以下のようになりました。

D君の悲しい結末
(msnマネーから2011.3.11前後ドル円日足チャート)

ITバブル崩壊の時も、2階建ての信用取引で全てを失った投機家が多くいたし、
リーマンショック時も、同じようにFXで全てを失った連中が多くいて、
多くのメディアでその惨状が報道されたにもかかわらず、

今回、D君は、全く同じパターンで、
このゲームの落とし穴にスッポリとハマってしまったのです。

以下、リーマンショック直後のドル円レート
(この時も、マーケットから強制退出させられた者が多数出た)
無題
(同じく、msnマネーから2008年10月円ドル日足チャート)

株式投資の世界でも良く言われるように、

勝ち続ける投資家が必ずしも勝率が高いわけではなく、

逆にD君のように全てを失った投資家が
必ずしも勝率が低いわけではありません。

おそらくD君は、
それまでずーっと勝ち続けていたのでしょう・・・。

たった1回の負けで全てを失ったのです。

私自身も東日本大震災の直後は、(金額ベースで)
瞬間的にD君以上に資産を大きく減らしていました。
しかし、D君との違いは、
私はレバレッジをかけていなかった点です。

大きなリスクが表面化した時には、
値動きのレベル(ボラティリティー)が
平時の10倍以上に荒れ狂い、
しかも、それが短期的にどちらに傾くかは、
誰にも分からなくなるということについて、

長年投資をやっている人間は、
常識的に身についています。

しかし、D君のようなヒヨッコ投資家は、
全く無謀にもそこで大勝負に出てしまうのです。

本当の逆張り投資家は、まだ相場に力が宿っていて、
上へ下へとのたうち回っているようなタイミングでの勝負を好みません。

まさに私がブログを再開した時のような、
相場が完全に力を失い、
枯れきったような状態になるのを待っているのです。

ジョンテンプルトンがいう
100人中99人が降参するタイミング、

すなわち「総悲観」とは、
そんな雰囲気の時を指していると考えるのです。

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テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


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