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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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時系列での分析

棚卸資産回転期間の意味を書くのを忘れていました。

これは、決算期末の在庫商品を、今のペースで売って行ったら、
何ヶ月で売り切ってしまえるか?

を表しています。

この期間が長いと、それだけ在庫が多いことになりますし、
この期間が短いと、それだけ在庫が少ないことになります。

在庫は少ないほうが安全ですが、
あまりに少ないと、販売機会を逸してしまい、マイナスです。

絶妙のバランスで在庫をコントロールしないと、商売はうまく回っていきません。

では、元に戻って、コメ兵の有価証券報告書から過去6期分の
売上高総利益率と棚卸資産回転期間を見ていきます。

            売上高総利益率  棚卸資産回転期間
平成15年3月期    23.5%        3.0ヶ月
平成16年3月期    25.2%        3.7ヶ月
平成17年3月期    24.1%        3.5ヶ月
平成18年3月期    23.8%        4.3ヶ月
平成19年3月期    23.1%        4.0ヶ月
平成20年3月期    24.6%        4.1ヶ月
平成19年4-6月期 (26.9%)      (4.5ヶ月)
平成20年4-6月期 (24.4%)      (4.1ヶ月)

意外にも売上高総利益率は、23~25%で安定しています。

また、棚卸資産回転期間の方は大きくブレているようですが、
ここのストーリーを追っかけてみると、
それほど不自然ではありません。

平成17年3月期→平成18年3月期の間に、
3.5ヶ月→4.3ヶ月と大きく在庫を増やしている点は気になります。
けれども、これは、東京の旗艦店である「新宿店」を出すために、
一時的に品揃えを増やしたため、やむをえない現象です。

その後、在庫は若干減りましたが、まだ高水準です。
名古屋と東京では微妙に勝手が違うのでしょう。
いろいろと試行錯誤が伺えます。
もちろん、今四半期決算で、在庫を抑えるために販売促進を強化したというのも頷けます。

また、4.1ヶ月という期間は、コメ兵の業態から考えると、
さほど大きな数字とは思えませんね。
常識的です。

もし、粉飾していたり、会社が傾きかけたりすると、この数字が、
非常識なほど膨らむのです。

そういう意味ではとりあえず健全といえるでしょう。

どうやら、ここのノウハウの一つに、
在庫と利益率を両睨みで絶妙にバランスさせながら、
リスクを回避しつつ利益を残す、というのがあるようです。

ただ、よくよく上記表を見比べてみると、
むしろ、平成19年4-6月期(前年同期)の同利益率と在庫の方が異常に見えます。

これについても、この数字だけを見て判断してはいけません。
企業によっては季節毎に特殊な要因があって、
ある季節、急に売上げが増え、ある季節、急に売上げが落ちる業種も多いのです。

それでは、続きはまた次回

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テーマ:株式入門 - ジャンル:株式・投資・マネー


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