旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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惨めな敗戦の歴史

今月のダイヤモンドZAIを読んで、
私は声を大にして言いたい。

やっと、わかってくれましたか!!!!


ああ、すみません。

私が提唱している通りの
小型成長株狙いの記事が特集されていたのです。

(先日紹介した平安レイサービスなんかも取り上げられていましたね。)


さて、話は元に戻って、

「なぜ、日本人は株式投資をしないのか?」

たくさんの方からコメントを頂いております。

いろいろ読ませていただく中に、
ひょっとしたら、
民族論まで発展する可能性すら感じています。

単に

損したから、

とか

時間的金銭的余裕がないから、

とかとは違う、

より根深い国民性のようなものが
根底にあるのかもしれません。


私はかれこれ25年も株式投資をやっています。

資産バブルが始まる前から相場を見てきました。

で、当時を順番に思い出してみると、

おそらく過去もっとも株式投資が流行したであろうバブル時代ですら、
「株は絶対やらない」
みたいな人、いっぱいいましたね・・・。

ただ、当時は、少なくともお年寄りや専業主婦の多くは、
時間的金銭的余裕があって、
かつ、株で大損をした経験が少ない人がいっぱいいました。

証券会社の電光掲示板の前は町の集会場のノリで、
年寄りやおばちゃんが、
「あんたの持ってる日立はん、今日はえらい元気ですな・・・」

「いや、日立は昨日売ってしまいましたんや。
今日からは東京電力に頑張ってもらわんと・・・」

みたいな会話が弾んでいました。
(一部の大型株専門のブログで似たような事を書いているのを読むと
時代は変わっていないと思う事もある・・・)

もちろん、そんなお年寄りやおばさんが付いていけるほど
その後の相場環境は甘くはありませんでした。

バブル崩壊3年後には一掃されていたように思います。

ところが、それから数年、
アジア金融危機がまだ終結しきっていないうちに
インターネットという驚異の新技術が相場環境を変えました。

ネット証券が産声を上げ、
デイトレードなる言葉を始めて聞いたのがこの頃です。

私と同世代から10歳くらい上までの、
当時の若者たちの多くは時代に乗り遅れまいと
相次いでネット証券で口座を開設しました。

私の周辺でも
「あの人ヤフーで1億稼いだ・・・」
等という噂が飛びかい、再び株ブームがやってきたのです。

けど、その当時でも、株やってる人は少数派でしたね・・・。
若者たちだけで盛り上がっている感じでした。

むしろ、ライブドアショック直前の頃の方が、
株の話がいたるところで聞けたように思います。

取引先でも、会社の飲み会でも、実家でも・・・

けど、この当時ですら株式投資家が(投機家を含めて)
多数派ということはありませんでしたね・・・。

この時期は、テクニカルやチャート派が幅をきかせていました。
私にはオカルト以外の何物でも無かったのですが、
みんなが信じるオカルトだったためか、
本当に彼らの言う通りになるのです。

もっとも、それもライブドアショックで何もかも変りました。

チャートやテクニカルをわざと崩して売りや買いを誘い、
あるいは、最近では常識になっている損切り狙いのスタイルで勝負する
暴力的な投資家が空売りで大儲けし始めたのです。

その挙句にサブプライム&リーマンショック。

取引先からも、会社の飲み会でも、実家でも、
株の話は無くなりました・・・。

大きな暴落があるたび、
リスク選考的な少数派には
惨めな未来が待ち受けていたわけです。


逆に、その度に、
多数派である株をやらない人々は勇気づけられました。

「結局、まじめが一番。」

もちろん、
株をやること自体は不真面目な事でも何でもないのですが、
惨めな敗残者が反論しようにも、
あまりにあまりにの大敗ぶりにまるで説得力はありませんでした。

「ほら、言ってる先からまた負けた。」

こうなると、
もう「株をやっている」事自体、
「私は愚かな敗残者でございます。」と言っているのと
同義になってきたように思います。

こう考えると、
そもそも、株をやる人は少数派だったのに、
その少数派をとことん追い詰めるのに充分すぎる相場環境が
20年以上も続いたと言えるのです。

喫煙者の地位が低下し続ける歴史と歩調を合わせて・・・


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この記事に対するコメント

投資男さん、こんにちは。

>日本人のファイナンシャルインテリジェンス(金融知識)の欠如でしょうか?
そうですね。
今後の金融教育のあり方をどうするべきか?
という前向きの切り口もありますね。
ちょっとその辺も考えたいと思います。

> ウォール街では「ミスタービッグチャート」と呼ばれるそうな(笑)

キヨサキ氏?そうなんですか?
それは知りませんでした。
【2012/02/25 03:24】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

投資をやらないか? キヨサキ氏の言葉を借り日本人のファイナンシャルインテリジェンス(金融知識)の欠如でしょうか?
テクニカルチャーティスト…コブリック卿によればウォール街では「ミスタービッグチャート」と呼ばれるそうな(笑)
【2012/02/23 21:25】 URL | 大暴落 #-[ 編集]

ゆずかんてんさん、はじめまして。
ずいぶん長いこと(本も)ありがとうございます。

>士農工商から来る道徳的な刷り込みもあるのかなと思いました。
>何も作らず稼ぐのは悪!みたいな。

そ、そうなんですね。
どうも江戸時代くらいに生まれた価値観が、
根底にあるような気がします。

近いうちにその辺を記事にしたいと思います。
【2012/02/23 07:31】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

はじめまして。
閉鎖以前から読ませて頂いているファンの一人です。もちろん本も買いましたよ☆

ところで今回のお話で、日本人の株式投資嫌いは士農工商から来る道徳的な刷り込みもあるのかなと思いました。何も作らず稼ぐのは悪!みたいな。
【2012/02/23 00:25】 URL | ゆずかんてん #X5MGP6uo[ 編集]


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