旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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戦争を読む

さて、少なくとも原油マーケットでは、
イスラエルのイラン攻撃を織り込み始めました。

急にガソリン代が騰がったので、
驚いている方も多いでしょう・・・。

まずは、今回のイスラエルとイランの対立について
ロイターの記事を読んでください。
http://jp.reuters.com/article/JPbusinessmarket/idJPTYE82704V20120308

実のところ、細部は別として、
大筋で私もこの方の意見に賛成です。

・戦争は不可避
・戦争がおこれば、実物資産や株式資産が有効

ただ、そんなものはおこってみないとわかりません。

マーケットが良からぬ方向に混乱してしまうと、
コレがきっかけに遂に国家破たんの連鎖、
ひいては金融経済の大崩壊となるかもしれません。

しかし、そうなったとしても、
私は、実物資産の購入や株式投資が有効だと考えるのです。


しばしば、大きな誤解を受けますが、
株式も実物資産なのです。

土地や店舗、機械設備にノウハウや特許といった知的財産を含んだものが企業であり、
その部分所有権である株式をもっていることは、
土地や機械といった実物資産を持つ事以上に
インフレに対応できると考えるのです。
(優秀な経営者はインフレならインフレで何か手を打つからだ・・・)

戦争が起きて、国家破たんの連鎖や猛烈なインフレが襲うことを恐れて、
株を売って現金比率を高めたり、国債を買う理由は全くありません。

金融崩壊を恐れて先祖伝来の田畑を売るくらい馬鹿げた行為です。
(いったい、その行為にどういう意味があるのか?)


確かに、日本株を売って、米国株を買うという選択は
ひょとしたらあるかもしれません。

有事のドル買いで円安が進むかも知れませんからね・・・。

けど、それで円安が進むようなら、一気に輸出産業は息を吹き返し、
一拍遅れで日本株も大上昇となるでしょう。

逆に、冒頭のスイスのヘッジファンドが言うように
ドルの価値が毀損することをマーケットが読んで
円が買われるかもしれません。

その場合は、この20年間同様、
国際分散投資家が全く報われないいつものパターンです。

ファンダメンタルズがしっかりした株を買っておけば
いつものパターンで上昇が期待できるわけです。


それでは、戦争に関して、
良い知らせと悪い知らせがありますので
それをお伝え致しましょう。


まずは悪い知らせから

以下は、イラクのクエート進行から湾岸戦争時の日経平均チャートです。
湾岸戦争

バブル崩壊に追い打ちをかけるように、戦争がおこってしまい、
日経平均は下げ足を速めています。

やっぱり戦争は、株価を下げるんだぁ~!!!!

等と考えてはいけません。
ここに青字で書いている通り、
戦争が日本経済を破壊したとは思えないのです。

結論から言うと、いずれ下がる運命だったのです。

当時のPERは軒並み50倍を超えていたんですから・・・。

戦争は売り方の勢いを付ける程度の意味しかなかったと考えます。

ファンダメンタルズの観点からは、
何があろうと売り以外ありえなかったのです。

たまたまそこに戦争があっただけなのです。


さて、では良い知らせの方に行きましょう。

世界同時多発テロとイラク戦争に至る期間の日経平均チャートです。
イラク戦争

この時は先ほどと全く逆。

イラク戦争直後から日経平均は大反転し、
近年まれにみる大相場となりました。

開戦がいわゆる「悪材料出尽くし」となったわけです。

しかし、これについても、
戦争があろうとなかろうと、
この前後で日本株は上昇に転じていたと考えます。

ファンダメンタルズの観点からは、
買い以外ありえなかったのです。

当時、竹中平蔵氏が国会の答弁で、
「今、日本株を買っておけば、必ず大儲けできる」
といった発言をしたことを思い出します。


じゃあ、今回はどうか・・・。

結論から言うと、
ファンダメンタルズの観点から、
正しい判断をしておけば良いのです。

今、日本株の中小型株はファンダメンタルズの観点から
歴史的低水準にあります。

戦争を恐れて、
これらを売ることは短期的には正解になるかもしれないし
誤りになるかもしれません。

けど、長期投資的観点からは、買い以外考えられないのです。
(注意:とはいえ、原油価格の上昇をまともに受けるような銘柄は避けた方が良いだろう。)

少なくとも、戦争直後、天然ガスの需給がひっ迫し、
計画停電が現実味を帯びたタイミングは最高の買い場となるでしょう・・・。
(原油は国家備蓄があるため、すぐにどうのこうとはならない。)

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