旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
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世界一やさしい株の本(中経出版)



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複雑な心境

いくつかのコメントを頂きました。

おそらく、このブログを読まれている方々の中にも
同じような気持ちになっている方は多いのではないでしょうか?

・少々、買いのタイミングが悪かったが、まァ満足。
・ドンピシャのタイミングで買えて、大満足。
・大満足を通り越して、あまりに良く騰がるので不安になってきた。
・買いのタイミングは良かったのに、自分の株だけ騰がらず、少々不満。

これ以外にも

・買おうと思っていたがアレヨアレヨと騰がってしまい、指をくわえて見てただけ。
・辛抱たまらず、遂に買ったら、その株だけは下がりだした・・・。

みたいな方もいらっしゃるかも知れませんね。

株というものは、
騰がろうが下がろうが、
買ったら買ったで、買わなかったら買わなかったで、
常に感情を揺さぶってきます。

これらの感情に対する
偉大なファンダメンタリストの対応は概ね一致しています。

淡々と いつもの手順を こなすだけ

全体相場が騰がっていようが下がっていようが、
自分の株が騰がろうが下がろうが、
最後まで悩んで買わなかった銘柄がメチャメチャ騰がってしまおうが、

淡々といつものように

1)割安かつ成長しているならホールド。

2)経営がおかしくなるか、高くなりすぎたら売却。

3)今持っているよりも50%以上良い銘柄を見つけたら、
乗り換えを考える。

をやっていくことが長期的には高い成果につながるはずです。


もっというと、自信が無い方は1)2)だけを淡々と続ける方が無難でしょう。

私もメインの銘柄は、
少々良いのを見つけても基本無視して
1)2)を淡々と続けています。

長い目で見れば、(銘柄選びを間違っていなければ)
それでも充分すぎるほど利益が出るのでです。


ただ、私のように毎号毎号四季報を読んでいると、
どうしても買いたい銘柄を見つけてしまいます。

逆に保有銘柄の中に微妙な変化が出ているものもあります。

a.既にずいぶん騰がっている。(それでも充分安いのだが・・・)

b.特損や会計制度の変更など何らかの事情で短期的に業績が停滞している。
(理由はハッキリしており売る理由にはならないが、目先騰がりそうにない)

c.マーケットのテーマから外れており良い株なんだけど騰がりそうにない。
(やはり、人気が無いとダメか・・・)

典型的なとなりの芝生が青く見えるパターンですね。


ここからは私の経験上の話ですが、
これらの理由で乗り換えを図ると、失敗する確率の方が高いと思います。


理由は、それぞれ

a.騰がる株ほど良く騰がる。
(ピラミッティングといって、騰がる株こそ買い増しする戦略があるくらい、
騰がる株には騰がる理由があり、
しかも、その理由がファンダメンタルズに基づいたものならば、
あなたの想像をはるかに超えて上昇することがあります。
それこそが10倍高候補だったりするのです。
「花を引き抜いて雑草に水をやる愚」だけは避けましょう。

b.ある日突然見直し買いが入りだす。
(何らかの理由で低迷している株こそ、明日の有望株。
そういうのを目を皿のように探しているプレイヤーが存在します。)

c.マーケットのテーマはうつろう。
(もし、大相場が始まっているとすれば、
良い株は必ず見直し買いの対象となります。心配は要りません。
逆に、もし、何かをきっかけに相場が崩れるとすれば、
テーマ株の方が良く下がり、
不人気株はそれほど下がらないでしょう。
結局のところ、どっちに転んでも
ホールドを貫くのが有効と判断できるのです。)


a.b.cはそれぞれ、
ファンダメンタルズに基づいた判断ではありません。
感情に基づいた判断なのです。

そうではなくて、
本当にファンダメンタルズの観点から
今保有している銘柄をはるかに凌駕して良い銘柄を見つけたときのみ
乗り換えを図るべきなのです。

そして、大抵、そんな素晴らしい銘柄は、
上記a.b.cのいずれかに該当していたりするのです。


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この記事に対するコメント

かめきちさん、こんにちは。

> 一方で売るタイミングについては
> 1)「妥当な価格なら手放しちゃうよ」派と
> 2)「異常な高値にならないならホールド続けるよ」派
> に分かれるのかな?

私の場合は、長期的な成長性は見込めないものの
あまりに割安な株を買ったとき、
もしくはあまりに成長が急激で、
長期成長がまゆつばな時、1)

安定的な長期的成長性が見込める場合、2)

と使い分けています。

安定的な長期成長が見込める場合は、
簡単には売れないほどどっさり買いますので、
もう諦めの境地なんですですね。

本当はそういうのだけ持っておきたいのですが、
なかなか見つからないので、
1)も多いですよ。

> 「誰がどう見ても割高!」になるまでホールドするのがひとつの手かな?
> と言う心境です。

偉大なファンダメンタリストは誰も書いていませんが、
極めて日本人的解決策に、
半分売るという妥協的な戦略もあります。




【2012/03/22 08:59】 URL | 奥山月仁 #-[ 編集]

こんにちは奥山さん。
コメントに答えて下さってありがとうございます。

>・大満足を通り越して、あまりに良く騰がるので不安になってきた。
私の心境ズバリです!
と思ったら昨日のコメント4つに対応しているんですね。

>・買おうと思っていたがアレヨアレヨと騰がってしまい、指をくわえて見てただけ。
これなんかもズバリで、「出オチ」中と見ていた銘柄の株価がドッカンドッカン上昇して地団駄を踏みました。
リンチ曰く「別にあなたの金を失ったわけではない」はずなのですけどね。

さて、バリュー投資家の最大のコア概念は
「本質的価値より割安になったら買う」
であって、どんなバリュー投資家でもこの部分は変わらないと思います。

一方で売るタイミングについては
1)「妥当な価格なら手放しちゃうよ」派と
2)「異常な高値にならないならホールド続けるよ」派
に分かれるのかな?

1)の代表格はグレアムやパートナーシップ時代のバフェットが該当して、
2)の代表各はリンチやバークシャー後のバフェット、コブリックになると思います。

私はもともと1)派だったのですが、
グロース投資に切り替えてからは2)に鞍変えしたはずでした。

しかし、実際に急騰するといけませんね。
頭の中で「今売れ。すぐ売れ。グズグズしてると売り遅れるぞ!」
という声が頭で鳴り響いています。

「他に乗り換えて利益を追求する。」が3割で、
上がった持株が下がるかもと言う恐怖が7割位だと思います。

株価がアホみたいに安いときは「どっからどう見ても割安!」
だったので、本質的価値の算定が多少曖昧でも問題なかったのですが、

いざ株価が上がると
「PBRが4を超えてしまった!これって割高なのか?まだOKなのか?」
となって高精度な価値算出ができないと不安になってしまいます。
(高ROEなら2倍3倍程度ですぐに行っちゃいますよね)

あれこれ考えてみたのですが、
そもそも完全に本質的価値を算出するなんてバフェットでも不可能ですし、
「誰がどう見ても割高!」になるまでホールドするのがひとつの手かな?
と言う心境です。

長文失礼。
【2012/03/17 22:12】 URL | かめきち #-[ 編集]


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