旧)エナフンさんの梨の木
http://ameblo.jp/okuyama-tukito/に引っ越しました

プロフィール

奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)



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私の親子丼比較

私の経験(ずいぶん、主観が入っている)で恐縮ですが、
こんな経験をしました。

①半年ほど前、人形町に行く用事がありました。
「そういえば、人形町にはうまい親子丼の店があったよな・・・。」
携帯で調べて、確認。
そうです。元祖親子丼の店、「玉ひで」です。
「せっかくだから・・・」と夕飯はここで食べることにしたのです。
http://www.tamahide.co.jp/menu-yoru-02.html

ところが、お値段を見てびっくり。
2500円にサービス料10%もつくのです。

まぁ、これだけの格式の店ですから、
「そのくらいはするか・・・。」などと顔を引きつらせながら、
親子丼を食べました

「確かにうまい。
 けど、親子丼に2750円は出しすぎたな・・・。」

これが私の正直な感想でした。

②滋賀県長浜市に出張に行った時のことです。
取引先の担当者が、
「この町にうまい親子丼の店があるので、昼はそこで食べよう」
というのです。

そうです。滋賀県の方は良くご存じの鳥喜多です。
http://www.e-nagahama.com/udatsu/shop/torikita.html

みんな、かしわ鍋+親子丼=1000円で注文しているので、
私も同じように注文しました。

「ふむ。ちょっと変わってて、こりゃうまい。」

大変満足いたしました。

③私が株主のとんかつ屋も朝食メニュー限定で親子丼をやっています。

残念ながら、まだ、親子丼売ってる店が限られていて、
私は食べたことがないのですが、
お値段は390円ですからね・・・。

もちろん、そんなに期待しているわけではありませんので、
それでもマズいと思ったら、よっぽどでしょう・・・。

おそらく、「まぁ、こんなもんか・・・。」で終わると予想していますが、
ちょっとでもおいしければ、「おっ、うまいじゃん!!」となるはずです。

概ね、価格は人々の期待値を反映していますから、
価格が低い=期待値も低い
にも関わらず、良い商品だと満足するし、

価格が高い=期待値も高い
時は、期待値以上に良い商品でないと、不満が出てしまうのです。

もちろん、人間の心理はそこまで単純ではなく、
自分の行動を何とか正当化しようとする力が働きますから、
内心失敗したと思っても、
「2750円も出した甲斐があった。」となることもあるでしょう・・・。

念のために説明しますが、「玉ひで」を批判しているわけではありません。
たまたま、その日は、そのような自己を正当化する気持ちが起きなかったのと、
期待が大きすぎたのが原因だと自己分析しているわけです。

図に表すとこういうことです。
親子丼比較

ブルーのラインが私の期待値を表すラインだとすれば、

鳥喜多は、文句なく、上側だったので大満足。
玉ひでは、期待値が高すぎた分、不満が残ったわけです。

食べ比べてどちらがうまいかは問題ではないのです。

支払った対価と比較して、見合った満足が得られるかどうか?
つまり、ニトリがいうところの、「お、ねだん以上」が重要なのです。

そう考えると、上の図にように、値段は、低ければ低いほど、ハードルは低くなります。

「こんなに安いんだから、こんなもんでしょ。」
「やっぱり安物だし、仕方ないか・・・。」
「おっ、これでも十分使えるじゃん!!」
「えっ、この値段で、ここまでヤレるの!!」

高額商品で、「お、ねだん以上」を狙うのには大変な努力が必要でしょうが、

低価格で勝負するなら、「お、ねだん以上」になる可能性は高いのです。

きっと、安売りの小売りや外食が流行る理由はこんなところにもあるのだと思います。

↓2日もあいてしまいましたが、40位以内と大健闘です。
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いくらサービスが良くても・・・。

何といっても価格訴求力と言うのは、販売において強い力を持っています。

最近は、デパートでさんざん説明を受けた後、
ネットで同じものを安く買うユーザーが増えたと聞きますが、

私は、出来る事なら、親切にしてくれた店員さんから買ってあげたいと思います。

自分自身、長いこと営業の仕事をしていたので、
いろいろと提案した挙句に、僅かな価格差で負ける悔しさを良く知っているのと、
逆に、お客さんから、
「ちょっと、高いけど、あんたから買うよ!!」
と言ってもらえた時の嬉しさが忘れられないからです。

とはいえ、それも価格差が僅かな場合です・・・。

明らかに値段が違ったら、やっぱり安い方になびいてしまいます。

わたしの経験で恐縮ですが、こんなことがありました。

以前は、外国製のちょっと高級な腕時計を使っていたのですが、
良く狂うし、良く止まるしで使い勝手が悪く、
ビジネスで支障があるため、
日本製のソーラー電波時計を買いに行ったのです。

最初、都内の某負け組駅前電気店で時計の説明を受けたのですが、
ここの店員は、かなり時計オタクな店員で、
ずいぶんソーラー電波時計に詳しくなりました。

で、商品も、この店員も気に入ったので、一応うちの奥さんに確認して、
次の休日にでも買おうと思っていたのです。

ねくらや

ところが、奥さんの了解を取って、休日、
念の為、都内勝ち組量販店を覘いたところ、
値段は同じなのですが、ポイントが8%も違うのです。
計算すると、5000円も値差があるのです。

「ごめん、オタク店員さん、5000円の値差には勝てんわ・・・。」

結局、価格競争力のある勝ち組量販店で、買ってしまいました。

びっくりカメラ

親子丼のようなものなら、全く同じものというわけではないので、
全く同じ土俵で比較するわけにはいきません。

しかし、家電製品の場合は、全くモノが同じであるため、
どうしても、価格訴求力がモノを言います。

そういえば、「さくらや」って、今月末で完全になくなるんですね・・・。

この業界の熾烈な価格競争が実感されます。

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2月末結果

もう3月になりました。

3月は少し特徴的な相場になりますね。

一般的には「彼岸底」等といって、彼岸を底に反転上昇するイメージですが、
私の経験上、近年は、もうちょっと早め、3月15日前後に底がくることが多いようです。

そして、その後、以前ご説明した桜アノマリーの上昇期間がある。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-303.html

というイメージです。

今年もそのパターンかどうかは、それ以上に強い力が働くかどうか?
がポイントになります。

さて、私の2月の成績ですが、
1002実績
先月末より、6千円ほど減ってしまいました。
が、基本的には「大きな動きはなし」という感じですね・・・。

下から下から上手な買いが入っているイメージがありますので、
当分は、動きがなくても、それほど心配はしていません。

↓ちょっとランクが落ちてしまいました。
↓やはり毎日更新が重要なんでしょうけど、ちょっと忙しくて、間があいてしまいます。
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日経マネー4月号

知人から、
「あんたの本、日経マネーで紹介されてたよ!!」
とメールがあったので、買ってみました。
日経マネー 2010年 04月号 [雑誌]日経マネー 2010年 04月号 [雑誌]
(2010/02/20)
不明

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確認すると「編集部イチオシ!マネーな1冊」のコーナーで
ちょっぴり大きめに紹介してくれていました。

ちなみに、日経マネー誌では、私の本は、

全くの投資初心者よりも、普段、株の売買をしながら、
「なぜ株価が動くのか」について意識していない人向き

だそうです。

興味のある方は、こちらをどうぞ↓
世界一やさしい株の本世界一やさしい株の本
(2010/01/20)
奥山 月仁

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さて、その日経マネー4月号の
「豊島逸夫の金を通して世界を語る」P20~21は、
いつも、私がこのブログで指摘させて頂いているのに近い内容で、
大変共感いたします。

この中で、プロの目から見て個人投資家がうらやましいのは、

・決算期に縛られない
・ノルマがない
・塩漬けも、相場を休むのも自由

つまり、個人だからこそじっくり取り組める点だそうです。

全くプロと同じやり方で勝負しても、勝ち目がないけれど、
彼らがやりたくてもやれない戦法を使うことで、
彼らに勝つことも出来るのです。

私が会社に入社した時の直属の部長はとてもユニークな方でした。
その部長が私に教えてくれたことがあります。

この方、若いころは、剣道の腕は県内でもトップクラスで、
向かうところ敵なしでした。

ところが、ある大会で、異種試合となり、
クサリ鎌の相手と初めて戦ったそうなのです。

結果は、見事に1本負け。

気がつくと、脳天にカマが突き刺さっていたそうです。
(と、言っても、本物のカマではなく、棒の先に綿のポンポンがついたようなものが、
 ポーンと飛んできて、よける間もなく、1本負け。)

で、この部長が私に教えてくれたのは、
「奥山君(仮名)、君ねぇ、もし、相手に勝ちたいと思ったら、
 相手の間合いで戦っちゃだめだよ!!
 僕がクサリガマに負けたのは、実力が足りなかったからじゃないんだ。
 相手の間合いで勝負したのが悪かったんだ!!

 けど、あれはいい勉強になったよ。

 おかげで、仕事でも、恋愛でも、ギャンブルでも、
 常に自分の間合いで勝負するように心がけるようになれたんだ!!」

株の世界でも、プロがうらやましがるような個人ならではの間合いがあるはずです。

私は、不人気成長株の長期保有戦略がそれではないかと思っていますが、
どうでしょうか?

↓うっ、ギリギリ50位!!
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大手家電メーカーと大手家電量販店

私の知り合いにある大手企業の仕入れ責任者をやっていた人がいます。

その方に聞いた話ですが、
仕入れ価格を下げるためには、
有名企業と二流企業を競わせるのが良いというのです。

対有名企業に対しては、
「他のメーカーさんは、一桁違いますよ!!」
と揺さぶり、
対有名ブランド

対二流企業に対しては、
「あの一流企業でも、同じ値段が出てますよ!!」
と揺さぶって、トコトンまで、仕入れ価格を下げさせようとするのです。

対2流ブランド

もちろん、上の絵のような典型的なパターンばかりではありません。

売り込み側は売り込み側で、意地悪な仕入れ担当に負けず劣らず
タヌキな営業担当を用意していたりする訳です。

タヌキとキツネ

まぁ、少々私のイメージが入りすぎているので、
上の絵は、参考程度で・・・。


ところで、最近聞いた話ですが、ある大手家電量販店では、
住居手当が全くないというのです。

四季報で調べると、その会社の平均年収は400万円。

「年収400万で、住居手当なしって、かなりキツイだろうな・・・。」
と考えてしまいますが、
なるほど、お客さんに最安値で勝負しようとしたら、
社員への支払いもトコトン削る必要があるのかも知れませんね・・・。

もっとも、その会社の株価は10倍以上に上昇していますが・・・。

仕入担当者
平均年収400万円。
各種手当ほとんどなし。
業界最安値をウリにしている。
株価は過去10年間で10倍以上!!

有名メーカー
一方、その家電量販店に品物を売っている大手有名家電メーカーといえば、
年収は下がったといえど、1000万円近く。
各種手当あり。
けれども、株価の方は、この10年間下がり基調・・・。

結局、従来、家電メーカーが享受できた利益が、
大手家電量販店に流れ、

従来、社員が享受できた利益が、
株主と消費者に流れている・・・。

そんな構造的な変化を感じずには居られません。

↓ちょっと忙しい日が続きます。
↓サラリーマンとしては有り難いことですが、
↓ブログの更新が滞り気味ですみません。
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楽しいお葬式

今日は、取引先でご不幸があり、葬式に出ていました。

といっても、取引先の先代の社長がなくなったということで、
私は会ったこともしゃべったこともないお方・・・。

喪主の現社長とは懇意にしている手前、出ないわけにもいかず、
いそいそと出かけて行ったわけです。

ところで、葬式といえば、私も、葬儀屋の株を持っています。
この会社、明瞭会計と生前見積もりがウリの葬儀屋ということで
面白そうなので、ちょっぴり保有しているわけです。

もちろん、自分が死ぬ時は、この会社で葬儀をしてもらいたいのですが、
まぁ、まだ30代ですから、私が死ぬころまでには、きっと
私の住んでいる愛媛県までこの会社が進出してくれるものと信じています。

ただ、実は、手相をみてもらうと私はどうも
「生命線が短く、金運線は長い」ようです。
金運線の方は当たってほしいのですが、生命線の方は外れてほしいなどと
以前は思っていたものですが、最近は、

「人生、短いなら短いでいいや。その分、一生懸命生きよう!!」
などと開き直っています。

そう考えだしてからです。
このブログを始めたり、本を書こうと思い立ったのは・・・。

もっとも、この話をうちの奥さんにすると、
「そんなこと言いながら、あんたが一番長生きしそう・・・。」
などと笑われていますが・・・。

さて、実は、自分の葬式でぜひやってみたい演出がございます。

それは、
「遺影が実は液晶の静止画像で、葬儀の最後にその遺影が突如動きだし、
本人が、参列者に向かって、自分の葬儀のお礼の挨拶をする。」
という演出です。

楽しい葬式

まぁ、知らん人の葬儀くらい退屈なモノはなく、
そんなことを1時間ほど考えているうちに、
焼香の順番が回ってきて、ようやく家に帰ることが出来たのでした。

(ティア社さんなら、そんな要望もかなえてくれそうな気がします。
 生前見積りの時に、生前挨拶録画もやっておきたいものです。)

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勝ち馬に乗れ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
株式相場というのは概して性急なもので薄情なものであり、
偉大な会社やビジネスモデルに注目する人は少ない。
忍耐力がなく、感情で行動する。
(富者の集中投資 貧者の分散投資 P401 パンローリング社)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
富者の集中投資 貧者の分散投資――資金を100倍にする攻撃的資産運用 (ウィザードブックシリーズ)富者の集中投資 貧者の分散投資――資金を100倍にする攻撃的資産運用 (ウィザードブックシリーズ)
(2008/09/12)
フレデリック・R・コブリック

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私のような投資法を採用するのであれば、この本は熟読する必要があります。
もちろん、私のこの本は蛍光ペンのチェックだらけです。

ユニクロ50倍
ご存じの方も多いと思いますが、日本一の長者は、
この株を保有し続けた方です。
http://memorva.jp/ranking/forbes/201001_japan_richest40.php

けれども、一般投資家で、この勝ち馬にずっと乗り続けて、
財産を50倍に出来た人はほとんどいないでしょう・・・。

私の目標は、こういう勝ち馬を1000社の中から探し出し、
「ただ、それをずっと保有する」
ことで、巨財を築くことです。

その為には、一般的な短期トレーダーの戦略とは
真逆の戦略を採用する必要があると考えています。

もちろん、残念ながら、私のもっているとんかつ屋あたりでは、50倍は難しいと思っています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
もちろん、毎年20%の成長率を維持する奇特な会社を保有し、
10年後に1ドルが6ドルになっていることもあるかもしれない。
しかし10年後に6倍になる程度では、本書のいう「ビッグマネー」には程遠い。
(富者の集中投資 貧者の分散投資 P182 パンローリング社)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

たぶん、この類でしょう。

ただし、株価は非常に割安なので、その分ボーナスポイントがついて
10倍高までは狙えるのではないかと考えています。

ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学
(1994/10)
ピーター リンチ

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ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜けピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
(2001/03)
ピーター リンチジョン ロスチャイルド

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私がこれまで先生としてきたピーターリンチは10倍高をとる方法を、
いろいろと教えてくれたので、その条件を分析し、行きついた銘柄なのです。

笑っちゃうほど条件を満たしていますよ・・・。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-215.html
(今読み返しても、⑥悪い噂は◎のままだし、
 ⑦気の滅入る会社というところも、今なら◎かも知れませんね。
 その内、あまりの安さにインサイダーが買い増しし出したら100点満点なのですが・・・。)


しかし、本当に今の日本に、これから100倍する銘柄が登場するのか?

自分自身疑心暗鬼ですが、けど、きっと現れると思っています。

ちなみに、日本の長者番付良く見ると、結構いるでしょ!!
安売り小売店のオーナーさんが・・・。

ユニクロ、ABCマート、しまむら、ニトリ、TUTAYA、サンドラッグ、ドンキホーテ

今のところ、当方の戦略は、
この手の勝ち馬に乗りに行きたいと考えているわけです。

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朝令暮改

昨日のブログを更新して、自分でも釈然としないまま眠りにつきました。
すると、こんな夢をみました。

とても高いビルのような建物の一番上に、何か社訓か、
目標のようなものが掲げられています。

「あんな高い所に掲げちゃったら、誰も見れないよ・・・。」
などと思って、ふと、神棚に飾ってあった恵比寿様と大黒様の方を見ると
お二人とも後ろを向いていたのです。

恵比寿様と大黒様が後ろを向いてしまうのは、
あまりに縁起が悪いので、
目が覚めた後も、いろいろと考えていました。

で、私なりの夢分析はこうなりました。

どうも、昨日の記事は、ちょっと目標が高すぎたな・・・。
(ビルのてっぺんに目標を掲げるイメージ)

50倍以上などという株も確かに存在するが、
素人投資家が、狙って取れるものでもなさそうだ。

そんな高すぎる目標を掲げていたら、
幸運の神様たちにそっぽを向かれてしまう・・・。
(財運の象徴である恵比寿大黒が後ろ向きになってしまう。)

そんな自分自身の深層心理が夢に現れたのでしょう。

と、いうことで、昨日書いた内容を一部訂正します。

やはり、狙うは10倍高!!
(あわよくば50倍以上・・・。)

良く考えると10倍高なら、十分ですよね・・・。

過去のチャートを見ても、10倍高は、案外ゴロゴロしています。

しかし、50倍以上となると、
昔なら、本田総一郎や、松下幸之助、盛田昭夫が健在だった頃の
ホンダ、松下電器、ソニーみたいな企業。
近年では、柳井社長のファーストリテイリングみたいな
時代を代表する偉大な経営者率いる偉大な企業か、

もしくは超バブルな企業でないと駄目です。

これでは、目標が高すぎますし、危険な側面を含んでいます。

毎レースで万馬券狙ったり、全局、役満狙いみたいなもので、
取れれば、「おーっ」となるでしょうけど、
長期的には勝ち組には入れないような気がします。

それよりも、やはりピーターリンチが勧めてくれるような、
実力ある成長企業にもかかわらず、
低評価な企業を探し当てる方法に通じる方が、
きっと、成功確率とリターンのバランスが良く、
勝ち組投資家になれるでしょう。

もっとも、コブリックが教えてくれるような偉大な企業のポイントは、
やはり参考になることだらけですので、
常に頭の隅には置いておいて、

「当たらずとも遠からず」であれば、
100倍ではないけど、10倍は行った!!

ということになるかもしれませんね。

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スローライフ

時々、間違って短期トレーダーの方も、私のブログを読みに来ていただいているようですが、
念のために、断わっておきますが、

このブログは、どちらかというと
スローライフを楽しみたい方向けに
「10倍高狙いの真逆投資法」を扱うブログです。

短期トレードで十二分に成績を上げておられる方が、
下手に私の戦略を採用すると
かえってフォームを崩すことになりますので、ご注意ください・・・

うーん、「スローライフ」という言葉と「10倍高狙いの真逆投資法」という言葉に
かなりミスマッチを感じますが、本当にそうなんだからしょうがない・・・。

私の本業を知ったら、きっと皆さん、
この「スローライフ」という言葉にご納得頂けると思いますが、
まぁ、個人情報はあまり出さないことにしております。

さて、ようやく、我が家の近所にある大きめの本屋さんも
私の本を置いてくれるようになりました。

当初、出版社側の戦略で、大都市圏の有名書店中心に配本されたのですが、
知人や親せきも私の本を買いたいというので、出版社に懇願して、
ようやく10冊ほど、平積みしてもらえたというわけです。

で、さっそく本屋さんの責任者に自己紹介し、
「今月の日経マネーにも紹介されたんです。ぜひ、ポップを付けてください。」
とお願いしたら、早速、ちゃんと手書きのポップがついていました・・・。

かなり、うれしい!!

(本当は写真を載せたいところですが、出版社さんいわく、
 本屋で写真を撮る行為は
 万引きに当たるのでやめるようにと注意を受けていますので、
 このブログで紹介できないのが残念です。
 結構、可愛く書いてもらったのですが・・・。)

で、家に帰ってメールを見ると、中経出版の担当者の方から、
14日(日)の読売新聞の朝刊に私の本の広告を入れる予定だとの連絡が入りました。

うっ、全国紙の日曜朝刊に広告を入れてもらえるとは・・・

これは、メチャメチャ嬉しい!!

中経出版さま、ありがとうございます。

あたしゃ、てっきり、もう、私の本の事なんぞ、
すっかりお忘れになられたのかと思っちょりました・・・。

等と、思っていたら、さらに、中経出版の担当者からメールが届き、
「あるじゃん」の来月号にも、私の本がちょっぴり紹介される予定とのこと・・・。

今日は、良いことが3つもあってかなりハッピーな気分で寝られそうです。
(恵比寿様と大黒様はこっちに向き直してくれたみたい・・・。)

世界一やさしい株の本世界一やさしい株の本
(2010/01/20)
奥山 月仁

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過去10年の3月相場

先日、桜アノマリーのことを書きましたよね。
3月は、彼岸底などといわれるけれど、実際はそれより少し早く、
3月中旬に底が来て、彼岸頃には既にだいぶ騰がっているイメージだと書きました。

念のため、過去10年間の3月の日経平均チャートを確認してみましょう。
2001.jpg
2001年
コレです。コレ。このイメージですね。
抑え込まれたバネが、3月中旬にパーンとはじけてます。

2002.jpg
2002年。
おや、逆に前半騰がった分、バネが逆方向にはじけちゃったかな・・・。

2003.jpg
2003年
そうそう。このイメージ。
けど、相場が弱かったんですかね・・。
最終日はずいぶん下げています。

2004.jpg
2004年
上旬、元気よく騰げて、それから、バネが抑え込まれて、ポーン。また、抑え込まれてポン。

2005.jpg
2005年
逆パターンですね。
前半騰がって、バネが逆方向に働いちゃった。

2006.jpg
2006年
もしかして桜の開花が早かったのかな・・・。
気持ちよーく1カ月騰げ騰げですな。

2007.jpg
2007年
やっぱり、バネが押さえつけられた分、後半跳ね上がってます。

2008.jpg
2008年
典型的な動きですね。イメージ通り。
2007年サブプライム問題が心配で引き上げていた
私はこのタイミングで市場に舞い戻ってきました。

まさかその年が100年に1度の大暴落年になろうとは・・・。

けど、この年も個人的にはトータルではプラスでしたよ・・・。

2009.jpg
2009年
去年ですね。大暴落相場の反撃相場が始まりましたよね。
総悲観という言葉がピッタリな雰囲気ではありましたが・・・。
「誰もSQ明けには騰がりだすぞ」なんて教えてくれませんでしたが、
みんな狙ってたんですよね。
私も中国株の投信をこのタイミングで買いました。

2010.jpg
2010年
おやっ、これまでのところ、騰がってますね。
2002年、2005年のパターンにならなければ良いのですが・・・。

まぁ、騰がったというほどの騰げではありませんから、
心配はいらないのかもしれませんが、
長年、株なんぞやっていると、
まず、疑ってかかる悪い癖が出てくるんですよね・・・。

新聞やネットで、SQ明けはアク抜け感が出て、騰がるんじゃないか?
なんて騒がれると、逆に、心配になるわけです・・・。

もっとも、何度も言うように、アノマリーは、それ以上に強い力が働くと消えてしまいますし、
そもそも長期集中投資においては、この手の動きも基本無視です。

特に私のもってるような不人気株は日経平均のこんな動き、
まるで、お構いなしですから・・・。

尚、何度も言いますが、短期トレーダーさんがこのブログを見て
判断を誤っても、当方は一切責任を負いかねます。

あくまでスローライフな方が、
「へー、そんなもんなんだ・・・。けど、何もしないけど・・・。」
的に読んでもらうことを当方は望んでいます。

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新手の手口

最近は振り込め詐欺の手口も広く知れ渡るようになり、代わって
投資を餌にカネをだまし取る手法が増加しているようです。

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/rishoku/rishoku.htm

ヤフーのニュースで流れていたので、見られた方も多いと思いますが、
「こんな古典的な手法、今時、引っかかる奴いるんだな・・・。」とか、
「どうせ、年より位しか狙われないだろう」等と思いきや、
まさに今日、私の会社の上司がターゲットとなり、妙な電話がかかってきました。

横の席で座って聞いていると、

プルルルル・・。
「ハイ。OO会社ですが・・・。
 えっ?投資?あっ、全然興味ありませんから・・。」ガチャッ。

ここまではこれまでも良くある話。
どこで名簿を探すのか、医者や大会社の部長クラスにはこんな
鬱陶しい電話は頻繁ですね。

ところが、この後が違うのです。

再び電話が鳴り、
「なんだ。貴様、失礼な態度をとりやがって!!」
少し恐喝のような文句で、逃がしてくれないのです。

「だから、興味がありませんから・・・。」ガチャッ。

プルルルル・・・。
「人の話を聞こうともしないとは、何様だ。
 そっちが、そんな態度を取るなら、
 こっちだって何回でも失礼な電話をかけ続けるぞ!!」

どうも、こんな調子なのです。

「わかりました。先ほどの態度については、大変失礼いたしました。
 けど、投資については全く興味ございませんから・・・」

「実は、今回はそういう投資に興味の無い方を対象とした商品のお話をしたいんです。」

「・・・・。」

以前、オレオレ詐欺の時にも書きましたが、
先方は心理学の専門家もついたプロ集団ですから、

こちら側から想定される「断り文句」に対して、
巧妙な対応話法をあらかじめ用意しており、
相手を根負けさせて、カネを半ば脅し取る手段のようです。

厳しい尋問に、無実の人が、つい、根負けして
「私がやりました。」みたいな心理が狙われているのです。

さすがに上司も
「一旦電話を切らせてください・・・。」と電話を切り、
当社の犯罪や法務の相談窓口であるホットラインに
電話をして対応を協議し始め、

どうやら、先方もそれを察知したのか、
その後、何回か電話がなってこの件は終了しました。

30分近くそんなやり取りが続きましたので、
オフィス内も全員耳はそっち向きで、
最後までいったいどうなることか、ハラハラドキドキでした。

終わって、上司が一言、
「途中から自分でも何をどう言っていいかわからなくなったよ・・・。」

この人、社内ではかなり弁が立つ方なのですが、
そんな人でさえ、この調子ですから、
お年寄りなんか普通に騙されるな・・・。

などと実感した次第です。

ちなみに当社の法務の専門家からのアドバイスは、

・基本的には、その手の電話は上司に取り次がない。
「只今、部長は外出中ですが、いかがいたしましょうか?」

・電話を取ってしまったら、何を言われても丁重に断り続ける。
「申し訳ございませんが、お断りいたします。」
「申し訳ございませんが、お断りいたします。」
「申し訳ございませんが、お断りいたします。」

が重要だそうです。

先方もカネが取れそうにないと判断すれば、
それ以上はないという事のようですが、

そんな消極的な対応しか打つ手がないとは・・・。

しかも、オレオレ詐欺の時にNHKでやっていましたが、
最前線で、そんな馬鹿なことをやってる犯人というのは、

長引く不況で失業してしまい、家族を養うのに困って、
仕方なく、悪の誘いに乗ってしまった
どこにでもいそうな普通の人だったりするわけです。

奥さんや子供には嘘をついて会社に行くふりをして、
犯罪組織の事務所でそんなことをやっているんでしょう・・・。

悲しいですね・・・。

↓だんだん、この位置が定着してしまいました。
↓どうやら、私の更新回数が少ないから、順位が上がらないわけではなさそうです。
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モンスターライター

先日、近所の本屋に行って、ポップをつけてもらった話を書きましたが、
それを読んだ出版社から、ちょっぴり注意を受けてしまいました。

著者が本屋に直接営業する行為について、
本屋側はかなり神経質になっているケースが多いというのです。

紀伊国屋とかジュンク堂クラスになると
モンスターペアレンツならぬモンスターライターみたいなのが来て、

私みたいに「ポップをつけろ!!」とか、
「もっと、目立つところに、本を置き直せ!!」とか、
「なんで俺の本を置いていないんだ!!」みたいな、
まるで、クレームをつけるような輩がいるというのです。

もんすたーらいたー

もっとも、私が住んでいるような田舎ではそういうことも無いらしく、
とっても歓迎されました。

それが証拠に、株式本コーナーではなく、ビジネス本コーナーのしかも
なんと話題の「FREE」のとなりにポップ付きで
平積みしてもらえたのですから・・・。

あと、本屋で写真を取るのは確かに万引き行為となる恐れはありますが、
ちゃんと本屋に断わりを入れれば、別に構わなかったとのことでした。

しかし、一歩間違うと、自分もモンスター扱いを受けるところだったとは・・・。

業界特有のいろんな事情ってあるもんですね・・・。

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意外にも希少性があるということか・・・(まとめ)

従来型の既存企業は、少なくとも3つの強い価格低下圧力を受けています。

①グローバル化
世界中の安価で豊富な労働力と競争しなければならない。

②IT化
FREEに代表されるように、
コスト0で多くのソフトウエアは消費者やライバルに届く。

③小売り企業の巨大化・独占化
ユニクロ・ニトリ・ヤマダ電機・西松屋・・・・
あらゆる業種で低価格な小売り・サービス・外食企業が巨大化・独占化し、
仕入先企業に強い価格低下圧力をかけている。

今回、私は、③の低価格小売り企業や外食企業は果たして顧客満足度が高いのか?
という切り口から、何の結論もないまま、ダラダラと身近に起こっている現象を書き続けました。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-488.html

ところが、(私の近所では私の本の隣に平積みされている)FREEを読んでいるうちに、
結局、潤沢なものは儲からず、希少なものが儲かるという原理原則に
これらの小売り企業は乗っかって成長しているという気がし始めました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あらゆる製品はコモディティ化されて安くなっていき、
企業は儲けを求めて新しい希少性を探した。
潤沢なモノのコストが底値まで下がるとき、
その商品に隣接した別のモノの価値を押し上げることがある。
マネジメントの専門家であるクレイトン・クリステンセンはこれを
「魅力的利益保存の法則」と呼んだ。
【FREE クリス・アンダーソン (NHK出版)】 72ページ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

家電量販店でも安い方が勝つ自分自身の経験を書きましたが、

確かに、世の中には、電化製品は溢れかえっています。
待てばいくらでも値段が下がることもみんな知っています。

さらに、「ねくらや」の店員さんが教えてくれるようなマニアックな知識も
インターネットから無料で手に入ります。

問題は、「いつ、どこで買うか?」だけであり、
その最大の基準は価格とアクセスの良さということになると、

結局、アルバイトに毛が生えたような店員さんが
ただ品物を安く売っている大型小売店は、
「行きやすく、しかも安い」という点で、
実は希少なのです。

さらに、餃子の王将、マクドナルド、カッパ寿司、丸亀製麺、世界のやまちゃん、かつや・・・
こういった低価格かつ個性的な外食産業も、そこでしか食べられない、しかも安い
いわゆるキラーメニューを持っている点で、同様に希少です。
(どうも牛丼は、過当競争で希少とは言えなくなったような気がします・・・)

ハンバーガーが食べたいのではなく、マクドナルドのハンバーガーが食べたいのです。
餃子が食いたいのではなく、王将の餃子が食いたい・・・。
しかも、これらの商品は、家で作るのが馬鹿馬鹿しくなるほど、安い・・・。

もちろん、安さがウリである限り、高い教育コストと、高い給料を払って、
店員の質を最高にする必要はありません。

年収400万、手当なしでも集まってくる豊富な人材を採用して、
最低限の社員教育を実施し、
さらに単純な作業部分は時給1000円以下のアルバイトでOKなわけです。

親子丼比較のところで書いたように、

そもそも、そういう店にいく時点で、
消費者の方も最高の接客なんて期待すらしていませんから、
期待値通りの対応が待っているだけで、がっかりもしません。
(価格が安い点で顧客は満足し、接客やサービスの部分では期待値通り。)

ただし、このような社会変化は、確実に国民の平均収入を押し下げます。

製造業は、コストぎりぎりまで製品価格を下げられ、
社員の給与や下請けからの仕入れ価格を下げ、
場合によっては、国内を離れ、海外での生産を始める・・・。

これでは失業者があふれかえり、妙な犯罪も増えてしまう。

そんな社会変化をもたらしているのでしょう。

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継続して買いが入っている

今日の日経新聞に、ジャスダックに強い外人の買いが入っている記事がありましたね。

確かに、今年に入ってからは、とても上手な買い手が下から下から
小型優良株に買いを入れている印象があります。

ジャスダック上昇

このブログを始めたころは、ジャスダックの小型株なんて、
業績が良かろうが悪かろうが、一度人気を失えば、
全くの底なし沼で、売りが売りを呼び続け、
下げても下げても売りが落ちてきました。

さすがに、PER3~6倍の銘柄がゴロゴロしていた昨年の正月前後には、
もう売りは止まりつつありましたが、
本当に、あの頃から比べれば、見違えるほど、元気になってきましたね。

最近、小型株を見始めた人は、
「こんな板の薄い銘柄、怖くて買えん!!」
と思われるかもしれませんが、

当時なんて、薄いも何も、買い板0じゃん・・・。

みたいな感じでした。

まだ、素人さんがドッと参入してお祭り騒ぎという感じでもありませんし、
上手な人たち同士でマージャンやっているような、
何とも言えない心地よさを感じます。

さて、昨日、近所の本屋さんに行って断わりを入れて写真を撮らせてもらいました。
201003161828000.jpg

どうです?
本当にFREEのとなりにポップ付きで平積みされているでしょ!!

こちらの方も継続して買いが入っているようで、
1週間ほどで4冊売れました。

アマゾンも在庫はほとんどなくなってきたようです。
世界一やさしい株の本世界一やさしい株の本
(2010/01/20)
奥山 月仁

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長期投資やバリュー投資をするのであれば、ファンダメンタルズの知識は欠かせません。
もし、「ファンダメンタルズ」と「ファンタもぉ~もぉ~ホワイト」の区別がつかない方は
ぜひ、私の本をお勧めします。

えっ?おめえの本を読んだんで、ファンダメンタルズはわかったが、
なんだそのもぉ~もぉ~てぇのは?

って方は、こちらのファンタ公式サイトへ
http://www.fanta.jp/

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収益予想は当たらない

新しい読者さんがずいぶん増えましたので、
当分、真逆の投資法のおさらい+αでこのブログを進めたいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
投資に関してまず知っておくべきこと、
それは、収益予想は当たらない、ということだ。
うまく行っている会社は収益予想を上回り、
うまく行っていない会社は収益予想を下回る。


【富者の集中投資 貧者の分散投資】
フレデリック・R・コブリック(パンローリング社)
P211
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

彼岸の3連休ということで、実家に帰って墓参りをしていました。

さすがに正月に私が本を出したということで、
親戚連中も、私の本を買ってくれたようで、
そんな話題になりました。

で、父親が言うには、
「お前の本を読んで理屈はわかった。
 けど、そんなことはどうでも良い。
 これから騰がる株を教えてほしい。」
そんな親戚が多いというのです。

さらに、ところで
「いったい、お前はどうやって騰がる株を見つけるのか?」
という質問を受けたのです。

そこで私は、会社四季報を手にとって言いました。

「こいつを全部読むのさ・・・。

 ①PERと②業績推移と③チャートをパッと見て、
 株価が高すぎる、もしくは、妥当だと判断できれば、
 さっさと次のページをめくる。
 
 ただし、その3つに違和感があり、
 あれっ、こんなに成長しているのに、PERがこんなに割安で、
 株価は低迷・・・。

 そういうのを発見すると、インターネットでより詳しく調べ始めるんだ。」

こういうと、父親は、
「えっ?この分厚い辞書みたいなやつを全部読むのか?」
と繰り返すので、

「考えても見てほしい。

 もし、給料の他に、プラスで100万円でも儲けようと思ったら、
 いったいどれほどの努力が必要か?

 奥さんを働きに出すか?

 けど、子供が小さいうちは、それも難しい。

 かといって、内職ということになると、
 これは相当に大変だ。

(私の妹は、子供が小さいころ、家計を支えるために
 子供用雑誌の付録を袋詰めする内職をやっていた。
 たまたま遊びに行った時に、私も少し手伝ったが、
 1時間ほどの努力で、250円ほどの収入だとわかった。
 妹は手慣れたもので、1時間で500円位の作業はやっているようだったが・・・。)

 ところが、株の世界は全く別次元でカネが動く。

 (投資額にもよるが、)そこから得られるリターンを考えれば、
 例え1週間かかっても、この本を読み切る程度の努力なんて
 大したことではない。」

ここまで説明して、それ以上の説明は、
少なくとも年金生活に入っている父親には、
無意味だと思えてきましたので
そこでストップしました。

しかし、本当は、四季報の中から、お宝銘柄を探し当てるためには、
いくつかのポイントがあるのです。

冒頭のコブリックの1文は、その中でも最も重要なポイントの一つでしょう。

例えば、PERが割安で、チャートは低迷。
ただし、過去3年の業績は順調で、
しかし今期だけは低迷が予想されているようなケースです。

おそらく、四季報には次のような文面が並んでいるでしょう。

主力は国内外を中心に順調。
さらに、今期は、販売網(商品群)の拡大があり、
上乗せが期待できる。
ただし、低迷しているA商品が足を引っ張り、
さらに新たな投資負担も重く、利益は前期並み横ばい

このような文面の最大のポイントは、
ただし以降のネガティブな部分です。

まずは、本当か?

と疑ってかかり、心のどこかに、
うまく行っている会社は収益予想を上回る
という意識を持ちながら、

さらにインターネットで決算資料を読み込んでいく・・・。

もちろん、逆のケースもあります。

こんなに悪いのに、なんで、こんなにも急回復が予想できるのか?
こういう時は明確な理由がはっきりと書かれているケースが多いのですが、

うまく行っていない会社は収益予想を下回る

というポイントを思い出すと良いでしょう。

結局、会社が発表したり、四季報記者が書く収益予想があてにならない限り、
これらの収益予想を基準にしたスクリーニングはまるで無意味となり、

しかし、私の本で説明している通り、
株価は収益予想を重大な根拠として動くわけですから、

何らかの独自の収益予想修正手法を持ち合わせる必要があるのです。

四季報読破作戦はその一環です。

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懐疑の中で再成長

強気相場は絶望のなかで芽生え、
懐疑のなかで育ち、
楽観のなかで成熟し、
幸福のなかで消えていく
≪ジョン・テンプルトン≫

小型優良株の騰げは、ファンタメンタルズの観点からは全く足りず、
第2幕の上昇局面が近い将来来ることを、
何度かこのブログで申し上げてきたと思います。

確かに底値からの比較では2~3倍。
中には5倍以上が続出した新興市場の割安成長企業群ですが、
それだけ上昇したにもかかわらず、
予想PER10倍以下の銘柄がゴロゴロしているのですから・・・。

物事には順番がありますから、一度お休みしてただけのようですね。

まだ、皆さん、はてなマークがつきまくっていると思いますが、
どうやら、この懐疑の中をヒュルヒュルと上昇しそうな雰囲気です。

昨日私が書いたように四季報から、低PERかつ業績順調な銘柄を選別すると
次々と新興の成長企業が捕まると思います。

それらの銘柄が、3月12日に外国系証券会社からまとまった買いが幅広く入ったのを合図に
突如、狂ったように上昇を開始しました。

クラウディア3607
1クラウディア3607
ペパボ3633
9ぺぱぼ3633
ALサービス3085
4ALサービス3085
NDソフト3794
2NDソフト3794
ハビックス3895
3はビックす3895
プレステージ4290
5プレステージ4290
京写6837
8京写6837
パラカ4809
6パラか4809

私のような投資法を採用している方々は、
「はいはい、それねっ・・・。」
って感じかもしれませんが、

最近、このブログを見始めた方々は、
「なんですか?その会社は、初めて聞いた銘柄ばかりですが・・・。」
みたいなことになっているかもしれませんね。

しかし、これ以外にも、
この3月12日の合図を境に一斉蜂起を始めた銘柄がかなりありそうです。
(さらに爆発寸前な雰囲気の予備軍もいくつかありますね。)

昨年3月の日本株反転の時も、ゴールドマンサックスの強い買いが合図のようになって、
その後大上昇が2カ月以上続きました。

いえいえ、私も半信半疑ですよ・・・。

けど、冒頭のテンプルトンの言葉通り、騰がる時というのは、
それまでの動きが嘘のようになって「あれよあれよ」と、
あっけに取られているうちに、どんどん騰がっちゃうものです。

じゃあ、もし、これが本格上昇の序章だとすれば、
この後、どのくらい騰がるものなのでしょうか?

これも、以前書きましたね。

基本は2倍です。

勢いあまってそれ以上に上昇することも往々にしてあります。
(これを何度も繰り返して、最終的には10倍以上になるやつもあるのです。)

さて、今回はどうかなぁ・・・。

正月以降、声をひそめて、上手に買い込んでいた雰囲気といい、
「これが合図だ」と言わんばかりの3月12日の買いといい、

遂に始まったと判断しても良いんじゃないかなぁ・・・。

(投資は自己責任で・・・。)

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売り急ぎそうになったら・・・。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
株価が騰がってなおそれを持ち続けるのは、
得てして下がった株を信じ続けるよりも難しい。
この頃私は、売り急ぎそうに感じたら、
なぜこの株を買ったのかという初めの理由を
思い起こすように努めている。

【ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)】P287
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

このような狂乱上昇を目の当たりにすると、
さすがに「こんなことが長続きするはずがない。」と
一旦売却することを考える方も多いでしょう・・・。

確かに、そのような考え方が短期的には賢明であるケースも多々あります。

ただし、私が実践しているような真逆の投資法では、
例え今回の上昇は短命でも、ファンダメンタルズの観点から
割安でかつ成長が見込めるのであれば、
「売り」は一切考えず、ひたすら持ち続けるスタンスを取ることになります。

ピーターリンチの言うように、
なぜ、この株を買ったのか?思い出すのも良いでしょう。

もう一つ、付け加えるなら、あなたから買ったその方は、
何を思って、どういうつもりで買っているのか?

という観点も重要です。

今回は、正月ごろから、異変がありましたね・・・。
株価を上げることなく、チマチマと、
しかし、監視の目が離れることなく、着実と買いが継続していました。

上手な人同士のマージャンとは、このことです。

このような状況では、いざ買う側に回ると、なかなか買わせてもらえません。

「こんな出来高の少なくて、動きのない株だめだーっ!!」
等と素人さんの投げ売りでも出ようものなら、

鯉の池に餌を放り込んだ直後のように、パクリと上手にさらっていく連中がいるのです。

「何、あんたら、ずっと見てたの?」

私のようなサラリーマン投資家は、
仕方なく、若干割高でも、上にぶら下がっている売り板に
買いをぶつけるしかない状況が続きました。

売ってる方はそんなこと気付かずにいたかもしれませんが、
買う側に回れば、取り合いになっていたのです。

そんな状況が2カ月以上続いた揚句に、
これほどまでに広範囲に、力強い買いが入ってきました。

つまり、今回はへなちょこ短期トレーダーの「ダマシ騰げ」等とは種類が違うようなのです。

もし、彼らがこんなにも早く利益確定を始めるのであれば、
この程度の上昇では、仕掛けに要した資金すら回収が難しいでしょう。

このような小型株では、何カ月も仕込んで、
たった2割や3割の上昇で利益確定をはじめたのでは、
すぐ元の水準に株価が落ちてしまい、全く割に合わない投資となるのです・・・。

昨日書いたように、
2倍くらいは上昇させてから利益確定に動かないと面白くありません。

このように株価を動かしている側の観点から、
基本は2倍という基準が出てくるのです。

もちろん、こんな現象、自然発生的に起こるものではありません。

間違いなく人為的なものです。

相当力を持っているプレイヤー(おそらく外資)が
新興の小型優良企業群をおなかいっぱい仕込んだ挙句に、
思いっきり放り上げようとしていると
考えて良いのではないしょうか?

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無成長産業

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
多くの人が成長産業に投資したがるが、私は違う。
葬儀屋のような無成長産業(の中に有望銘柄)が見当たらない時には、
プラスチックのナイフやフォークといった低成長産業に投資するのである。
そうした分野からこそ大化け株が出てくるからである。

急成長産業にある会社の株は、えてして下がるものだ。

【ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)】P159
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

でっかく株で儲けたいなら、無(低)成長産業の中から、
良い会社を探せ!!

これは、テンプルトンやバフェット、ピーターリンチなど
偉大な投資家が口をそろえて教えてくれる
いわば投資の極意です。

多くの投資家が、この基準を外して、
“えてして下がる”急成長産業から銘柄選びを始めるために、
失敗を続けるのです。

先日、ご紹介した聞いたこともないような急上昇銘柄群は
どれもこれも、
ピーターリンチが言うところの
砂漠の中の一輪の花
ばかりですね。

私自身、毎回、四季報を読破する度に、
付箋がつくところまでは行くのですが、
(私は、まず、四季報で、成長性や株価水準、キャッシュフローなどをチェックし、
 違和感があれば付箋を付けておきます。
 そして、後からゆっくりインターネットでその会社を調べていきます。)

結局、現在のところ1株も持っていない銘柄で
ハビックス(3895)という銘柄があります。

そう、コレなんか、典型的な砂漠の中の一輪の花です。

ハビックス

長期チャートも見事な岩の心電図を経て、3~4倍高を更新中ですね。

岩の心電図を知らない方はこちら↓
(知っている方も、もう一度このタイミングでおさらいすることをお勧めします。↓)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-10.html

で、やってる仕事というのが、
ハビックス主力製品
(ハビックス公式サイト、会社説明会資料から)

何と、紙屋さんなんですね・・・。

クッキングペーパーや紙おむつの原料となる不織布を供給しているのです。

多くの投資家さんは、すっかり、「新興国しか成長の余地はない!!」くらいに考えているようですが、
実は、日本のマーケットは、依然中国並みの大市場であり、
成長性は乏しいけれども、リスクという点では、意外にも安心・安全なマーケットです。

ここで、他社を蹴散らしながらうまくやっている企業への投資は、
往々にしてうまく行きます。

残念ながら、ハビックスは買えませんでしたが、
冒頭でピーターリンチが言っている葬儀屋に有望銘柄を見つけてしまったので、
(こちらも岩の心電図入りしている)
こいつの方を、気長に持ち続けることにしましょう・・・。

このブログでは、時々、妙な比喩表現が出てきますが、
これは私が尊敬してやまないピーターリンチの本からの引用が非常に多いです。

もし、ピーターリンチを知らない方は、ぜひ次の2冊をお勧めします。
ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学
(1994/10)
ピーター リンチ

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ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜けピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
(2001/03)
ピーター リンチジョン ロスチャイルド

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ちょっと古い本ですが、
「この2~3年におこった日本市場のことを書いているのでは!!」
と錯覚を起こしてしまうくらい、的を得た素敵な本です。

ついでと言ってはなんですが、それ以前に
「ファンダメンタルズ」という言葉の意味もわからないレベルでしたら、
恐縮ながら、小生の本を先に読まれることをお勧めしておきます。
世界一やさしい株の本世界一やさしい株の本
(2010/01/20)
奥山 月仁

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↓すっかり順位は下がりっぱなしです。
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2倍高といっても・・・。

念のために、書きますが、私が取り上げるような地味銘柄は、
2倍高といっても、毎日ひたすら上げ続けるようなことはありませんよ。

騰げたり下げたりしながら、数か月かけて2~3倍高を達成します。
その間には、結構下げることもあります。

8年で見事10倍高を達成した西松屋チェーンの上昇初期の局面(2001~2005年)を見てみましょう。
西松屋大上昇局面


2001年後半から2002年半ばにかけて、
1年弱かけて、4倍高を達成していますね。

しかし、1本調子で無いことも確認できます。

ちょっと、私の想像がずいぶん入っていて恐縮ですが、

仮にヘッジファンドのような資金力ある投資家が、
強い上昇局面を作りこんでいると仮定すれば、

①仕込み局面 ⇒ ②大上昇局面 ⇒ ③利益確定局面

の3段階が存在します。

扱う金額がデカイプレイヤーは、
1年~2年(機関投資家の中にはそれ以上も)という単位で時間をかけて
じっくりと勝負するケースもあるのです。

短期的にメチャメチャ放り上げて、
本人はさっさと売り抜ける仕手筋や一部カリスマトレーダーとはちょっと違うのです。

古典的な仕手筋の手法は次の記事を参考に↓
(今でもネットを使って似たようなことをやってる投資集団は存在するかもしれません。)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-165.html

しかし、ファンダメンタルズを基準に投資するのであれば、
少々の急上昇も、急降下も基本無視です。

上記ブルーのラインを狙うのです。


では、いつ買うのが一番良いのか?

こんな疑問が出てくるでしょう。

これについては、基本的には、
「こんな伸びてる企業がいくらなんでも安すぎる!!」と気がつけば、
そこが買い時です。

岩の心電図だろうが、下落局面だろうが、構いません。

マーケットタイミングを計るのは、サラリーマントレーダーには至難の業なのです。

それに、そんな細かいタイミングに意識を集中させなくても、
その後の上昇力を考えれば、1割2割の差なんて、誤差の範囲ですし、
1年2年待たされても報われます。

もし、この株を2001年の前半、300円~400円の間で買っておけば、
100円程度の誤差、あまり気にならないでしょ。
けど、短期トレーダーに言わせると、25%も差があります。
300円と400円では・・・。
(これは、一部カリスマ短期トレーダーの教えを守れば、
 利確や損切りの基準を超える振れ幅です。)

また、こういう株は、変に急騰局面に突入するとかえって買いにくくなります。
様々なダマシや振い落とし(短期トレーダーに玉を投げさせるための下落局面)など
趣向を凝らした演出があるため、ハラハラドキドキ・・・

心臓にも悪いですね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
絶好の買いのタイミングとは、常に、良い価格のしっかりした品物だ
-デパートでの買い物と同じだ-
とあなたが確信したその日であろう。

ただ、よいバーゲンとなる時期が二つほどあることは事実だ。
(中略)
一つは、数年に一度株式市場に起こる、暴落や反落、
いうなれば、相場がくしゃみや咳をする時だ。

(もう一つは、アノマリー要因による下落局面)

【ピーターリンチの株で勝つ(ダイヤモンド社)】P283
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

DVx上昇ライン

私は、この教えに従うことで、このブログ上でも
上の銘柄をバーゲン価格で手に入れることができました。

DVx900円

こんなことを書きながらも、900円で買った時は、
「しまった、800円の時に買っておけばよかった・・・。」
等と、後悔していましたが、今となれば、全くの誤差の範疇です。

どうでしょう?
長期トレードは、短期トレードとは全く別な世界であることが理解いただけましたでしょうか?

↓サラリーマンは年度末は大忙し。
↓更新が遅れ気味ですが、
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バブルの定義を理解しよう

需給や株価の変化だけを追いかけるのではなく、
ファンダメンタルズの変化に賭ける。

長期保有戦略をとる場合、
需給の変化や人気などという短期的な事情に意識をとらわれ過ぎると
かえって見えるものも見えなくなります。

同じ10倍高でも、単に人気や需給が原因の場合は、
そのような株は一切追いかける必要はないのです。

だびんち

皆さんも良くご存じのこの株、ほんの1年間で
10倍高の狂乱上昇と、10分の1への大暴落を同時に演じた
超珍しい銘柄です。

こういうのを見てしまうと、(これで儲けちゃったような方は特に)
また、同じような銘柄が登場するのではないか?
と、こういう銘柄ばかりを狙ってしまうかもしれません。

しかし、この銘柄、上昇局面においても、
ファンダメンタルズからはどう判断しても買える銘柄ではありませんでした。

こういうのを、バブルといいます。

私の本でファンダメンタルズがどういうものか理解できた方は、
それがバブルだということはすぐわかるはずです。

世界一やさしい株の本世界一やさしい株の本
(2010/01/20)
奥山 月仁

商品詳細を見る


今回、新興の不人気銘柄が同時上昇を開始しています。
50銘柄近くが急騰しているのではないでしょうか?

けれども、バブルではありません。

ファンダメンタルズの観点からは、むしろ、正常な動きであり、
これまでが異常だったのです。

あえて言えば、マイナスのバブルがはじける過程で
株価が急上昇している局面といえるでしょう。

これまで、日本の新興マーケットは、ファンダメンタルズに関係なく
ひたすら3年間下げ続けたため、
ファンダメンタルズからは説明がつかないレベルに下げ過ぎた銘柄が
数多くあるのです。

新興といえば、ネット関連ばかりが騒がれますが、
ネット以外に超割安な銘柄がゴロゴロしていて
それらの銘柄のファンダメンタルズと株価のギャップに目を付けたプレイヤーが
資金を投入していると言えるでしょう。

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クレヨンで説明してみよう

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【ピーターの法則3】
クレヨンで説明できないアイデアには決して投資するな

このルールはアマチュアを問わず、大人のファンドマネージャーも採用すべきである。
大人は、内容のわからないベンチャーを好んでお金を失い、
理解しやすい儲かる銘柄を無視する癖がある。

【ピーターリンチの株式投資の法則(ダイヤモンド社)】P28
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ユニクロ、ニトリ、カッパ寿司、しまむら、西松屋、マクドナルド・・・

子供でもそれが何か、クレヨンで説明できる銘柄が
どれもこれも10倍以上に上昇していますね。

先日、ニトリが23期連続増益中との記事がネット上で流れました。

ニトリなんて、うちの5歳の娘でも何の会社か理解できます。

こういうタイプの銘柄で、かつ伸びている銘柄を探し当てると、
長期投資で大きな利益が得られるのです。

本当に不思議なのは、なんで、わかりにくい銘柄は、人気があり、
わかりやすい銘柄は人気が無いのか?

私の推論では、わかりやすいが故に、投資家は、
企業にとってマイナスなニュースについても理解しやすく、
どうもマイナス情報だけは過大評価しすぎる傾向があるからだと
考えています。

投資家というのは不思議なもので、その会社が理解できれば出来るほど、
悪いところばかりに目が行くようになり、
大した問題でも無いものに過剰反応してしまうのです。

反面、何が何だかよくわからない企業に対しては、
とんでもなく悪い決算書を見せつけられるまで、
投資家は、その企業の未来を楽観視してしまう傾向があるようなのです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
私が提唱する「コブリックの法則」では、
複雑さが増すと利益が少なくリスクが大きくなる。
【富者の集中投資 貧者の分散投資(コブリック:パンローリング社)】P223
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

これまで、新興市場では、リスクが高く利益の小さな
(つまり、ハイリスク・ローリターンな)複雑な企業に人気が集中したために、
多くの投資家が、とてつもない損を出してしまって、

思い出したくもないトラウマが出来上がり、
誰も寄りつかない状態が続きました。

そんな複雑な企業に連れ安して、
超わかりやすくて、超順調な銘柄も下げに下げていたのです。

コブリックの法則を裏返せば、
理解しやすい銘柄は、利益が大きく、リスクが小さい、
すなわち、ローリスク・ハイリターンが成立するわけですが、

そんなおいしい銘柄が、しかも、PER10倍以下(中には5倍以下)で
超割安に売られていたら、普通は、買いたくなりそうなものです。

けど、そういうのには目もくれず、複雑で競争の激しい
LEDみたいなのがみんな好きなようですね・・・。

LEDって光る半導体でしょ?

今はまだ日本勢が優勢なようですが、
これまでのパターンからは、結末は充分に想像可能なんですが・・・。

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3月末成績

恒例ですので、今月の結果を報告します。
1003実績
 
今月は、皆さん、ニコニコなのではないでしょうか?

私も、先月末が132万円弱ですので、10万円以上利益が出ました。
(これにDVXの配当の権利7000円弱とお米券2枚分が確定しました。)

また、ALサービスの配当が3000円×3株=9000円
(税金が引かれて8100円)が送られてきました。

これまでは、ブログ上では、配当は再投資しない方針でしたが、
今後は再投資していこうと思います。

(リーマンショック前の2008年7月に100万円からスタートした
 このブログのポートフォリオですが、途中で欲しい株があり、
 2万円ほど追加投資していました。
 けど、これで延べの配当金が2万円以上になりましたので、
 ちょっと大雑把ですが、その分は、配当を再投資したことにして、
 今後は、100万円との比較で、利益率を計算します。
 DVxの配当以降は自動でこの口座に振り込まれるように手続きをしました。)

さて、月末、円安が少し進みましたが、4月はどうなりますでしょうか?

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自分の株だけ騰がらない時

1か月のうちに日経平均が1割も上昇すると、
さすがに、自分の成績が3%プラス程度では、
ちっともうれしくなくなってきます。

しまった!!

あっちだったか・・・。
イラスト

もちろん、今頃になって、そっちに走っているようでは、
さらに失敗の上塗りとなり、

しまったぁ~!!

あのまま持っとけば良かったぁ~。

なんてことになりがちです。

キャノン
(ヤフーファイナンスから、キャノン3カ月チャート一部加工)

株で勝つためには、毎日勝つ必要なんて、全くありません。
毎月勝つ必要もありません。
毎年勝つ必要もありません。

3年後3倍なら、大勝ちの部類ですが、
2年半のパフォーマンスがずっとトピックスに負けていたとしても、
最後の半年に3倍になれば、それで良いのです。

ところが、毎日毎日株価の動向を気にしてみているとどうしても、
「やっぱり、輸出関連でないと当分駄目だな・・・。」
「こんなでかい株、少々業績が良くても、重すぎて騰がらんわ・・・。」
「やっぱり出来高の少ない不人気株は、持つだけ無駄だ・・・。」
などと、コロコロと気が変わり、
後で振り返ってみると、そのどれでも良いから1つだけずっと持っていた方が
パフォーマンスが良かった・・・。

そんなことになりがちなのではないでしょうか?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
どれだけ才能があろうと、どれだけ努力しようと、
成就するまでに一定の時間を必要とする事柄が存在する。
早く子供が欲しいからといって9人の女性を妊娠させても、
1ヶ月で赤ん坊は生まれてこないのだ。
【バフェットの教訓(徳間書店)】No.117
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

金融のプロ連中は、年収を高めるために、1年ごとの成績にこだわる必要がありますが、
我々個人投資家は、期間に枠を設ける意味はあまりありません。

どうせ、遊んでる金だし、自分が良い会社だと信じれるんだったら、
ずっとこの会社を応援してみるか・・・。

こんな感覚の方が、長期投資ではぐっと勝率が高まるでしょう。

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BASM

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
会社が生み出す収益は、長期的には投資利益に結び付くが、
短期的に考えると混乱や雑音が交錯する。
(中略)
投資家はシンプルに物事をとらえなければならない。
株主に利益をもたらす企業収益は「金の卵」であるが、
実際にその卵を産むのは「金のガチョウ」、
つまり、BASMである。
【富者の集中投資 貧者の分散投資】P10

富者の集中投資 貧者の分散投資――資金を100倍にする攻撃的資産運用 (ウィザードブックシリーズ)富者の集中投資 貧者の分散投資――資金を100倍にする攻撃的資産運用 (ウィザードブックシリーズ)
(2008/09/12)
フレデリック・R・コブリック

商品詳細を見る

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ここでいうBASMというのは、以下の通りです。

B:ビジネスモデル
A:前提
S:戦略
M:マネージメント

この4つがしっかりしている企業は、それが崩れない限り、
長期にわたって成長するため、ずっと保有し続ければビックマネーを手に入れることができると、
この本では説いています。

ところが、この本の問題は、その
ビジネスモデルと前提と戦略とマネージメントの違いがわかりにくく、
コブリックが言いたいところをつかむのに、
何度も熟読を要するところでしょう。

究極的には、ビジネスモデルも前提も、戦略もマネージメントも、
切っても切れない関係にあり、会社をこの4つの角度から確認して分析しろ!!

ということなのでしょうが、

あえて私が何度も読むうちに見えてきたBASMのキモの部分を
(私も持っている)葬儀会社のティア(この銘柄が偉大な会社かどうかはわかりませんが)を
例にとって説明しますと、

B:ビジネスモデル = 再現可能な勝ちパターン
例:小規模で豪華過ぎない葬儀会館を着々と建設してシェアを拡大する。
  名古屋での成功事例をFC展開することにより、全国的にもシェアを拡大する。

A:前提 = マーケットのニーズやビジネスのアイデア
例:明瞭会計で低価格かつ誠実な葬儀屋を人々は望んでいるはずだ。

S:戦略 = ライバルとの競争に勝つ方法(バフェットがいうところの「濠」)
例:これまで葬儀業界ではあまりやられなかった斬新なテレビCMや
  訪問営業、価格訴求力のあるチラシ戦略
  生前見積り、会員獲得戦略
  そして、それらを実行する社員への徹底教育

M:マネージメント = 実行力
上記BASを忠実に実行する富安社長率いる経営陣
  
ということになるでしょうか?

ちょっと順番を変えますが、

A:前提がしっかりしていないと、そもそもビジネスは生まれません。
B:ビジネスモデルが無いと、アイデアだけでは、カネになりません。
S:戦略がしっかりしていないと、すぐ真似をされてしまい、儲かりません。
M:それらを理解し、実行できる経営者がいないと、前に進みません。

となるのです。


↓今日は会社の仲間で花見&バーベキューでした。
↓うちの近所は、桜は満開ですね。
↓私の不安は外れて、今年も桜アノマリーは健在でした。
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7つのステップ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
7つのステップとBASMをうまく組み合わせると、
ビッグマネーを得ることができる。
その方法はたいして難しいものではなく・・・。

【富者の集中投資 貧者の分散投資(パンローリング社)】
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

コブリックが主張する投資スタイルの中で、
BASMと並んで、最も重要なのが、この「7つのステップ」です。

ところが、これがまた、少々ややこしい。

7つのステップとは、
知識、忍耐、規律、感情、時間枠、マーケットタイミング、ベンチマーク
のことを指すのですが、

知識、忍耐、規律、時間枠、ベンチマークは重視し、
感情やマーケットタイミングには、流されるな!!

と、7つのステップのうち、5つは肯定、
2つは否定しなければならないところに、
難しさがあります。

この本の中では、
「7つのステップに従え」と何度も書かれていますが、
内、2つについては、「従うな!!」が正解なのです。

ちょっと日本人ではありえない発想ですね。

3つのステップ


まぁ、BASMといい、7つのステップといい、
少々、とっつきにくい部分はあるのですが、
内容は、まさに投資の極意がてんこ盛りですので、

このブログでも、タイミングを見ながら、
引用させていただいています。

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長期集中投資法

これまでずっと私のブログを読んでいらっしゃる方は、ご理解いただけると思いますが、
「絵に描いた餅」のような、ただ理想や希望を書き続けるスタイルは嫌いです。

実際に、自らやってみて、失敗も成功もこのブログで包み隠さず、
進めていこうと試みてきました。

多くの投資ブログでは、今日はいくら儲かったとか、いくら損したとか
ただ数字を並べているブログも多くありますが、
(みなさんがそうだとは言いませんが、)嘘をつこうと思えば
いくらでも嘘をつけます。

そこで、このブログでは、あえて、SBI証券に別口座を作り、
嘘をつけないような作りにして、サンプルとして100万円の運用を公開してます。

偉大な投資家の言葉を引用しながら、
自分でもそれを実践し、なんらかの結果を残す。

これを目標としています。

そのため、どうしても、実例として現在私が投資している銘柄が登場しますが、
だから、「その銘柄がお勧めですよ」というつもりはありません。

考え方を理解するために、参考にしていただければ良いと思います。
(私の本に登場する銘柄も同様です。)

さて、コブリックは、「BASM」と「7つのステップ」を重視しますが、
BASMは、企業選択のポイントであり、
7つのステップは、長期投資家としての心構えのようなものです。

ただし、あくまで長期集中投資家としての投資法です。

いくら、BASMを使って優れた企業を見つけられても、
デイトレーダーのような短期トレーダーにはあまり意味はないでしょう・・・。
むしろ、雑音になってしまうかもしれません。
もっと、短期的に大暴れする銘柄の方が短期トレーダー向きといえるでしょう。

同様に、「7つのステップ」もあくまで、
長期集中投資家にとって有意義な心構えであり、

「マーケットタイミングを利用するな!!」などと言われた時点で、
短期トレーダーの投資スタイルを全否定されてしまいます。

私は、投資スタイルを4つに分けて考えています。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-349.html
(1年も前の記事ですので、状況はずいぶん変わりましたが、参考までに)

この中で、右下の長期集中投資がこのブログの扱うジャンルといえるでしょう。

もちろん、短期トレード一つとっても、
チャートを重視したり、イベントを重視したり、
あるいは、アノマリーや需給読みに長けている方、
自ら少々相場をイジるスタイル、
さらには、大口投資家の動きを機敏に見つけて便乗する投資法などなど、

数多くのスタイルにわかれてくると思います。

長期集中投資法も、いくつかのスタイルがありそうですが、
バフェット、ピーターリンチ、コブリック、
古くは、フィッシャーあたりは、
共通のポイントを持ち合わせています。

立場や時代の違いのためか、
銘柄選択の基準や投資期間等にいくつかの相違点はありますが、
人気や景気に左右されず、長期にわたって成長する銘柄を探し出し、
それをひたすら持ち続けて財をなすという長期戦略
を最良と考えている点では、
共通しています。

ところが、このような投資スタイルをブログで紹介しようとすると、

長期ですから、銘柄はいつまでも同じものを持ち続ける必要がありますし、
集中ですから、少数の銘柄だけを公開し続ける必要があるのです。

ですから、コブリックを理解するために、
私の経験も含めて参考例を出そうとすると、
どうしても、今公開中の銘柄が登場してしまいます。

しかし、何度も申しますが、その株を買うというのではなく、
考え方の参考にしていただければと思います。

私の保有銘柄の中では、名古屋で急成長中の葬儀会社であるティア社が、
コブリックの説明をするのに、いくつかのポイントを兼ね備えているため、
今後も何度か登場させますが、

仮に、長期的な投資成績が期待ハズレであったとしても、
一切、反論や苦情は受け付けませんので、その点ご理解ください。

では、次回から、BASMと7つのステップをひとつずつ
私なりに説明させていただきたいと思います。

↓すっかり順位は落ちてしまいました。
↓本業の方はすっかり佳境に入り、更新は遅れ気味ですが、
↓何とかブログを続けていきたいと思っています。
↓あまり順位を気にせず進めるつもりではありますが、
↓やはり、モチベーションが下がってしまいます。
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経営陣

なぜ、サラリーマンは、10倍狙いの長期集中投資をすべきだと主張するのか?

①昼間、仕事が忙しく短期的な動きについていけない為、短期トレードは不利。

という消極的な理由の他に

②長年仕事を続けているうちに、良い会社と悪い会社の違いを
身を持って知っている。
(少なくとも自分の会社の経営陣のどこが悪いか、どこが良いかは、
 ほとんど全てのサラリーマンがわかっている。)

③今や、会計はビジネスマンの必須スキルであり、
意欲あるサラリーマンは、通常、基本的な会計の知識を有している。
(私はいつも後輩たちに、「会計がわからん奴は出世できない」と説いている。
 会計がわからないと、課長以上の立場になった時、承認印も押せないだろう・・・。)

④少なくとも一つ以上の専門分野を持っており、
一般の投資家よりも有利に情報収集できる銘柄群がある。

ところが、どういうわけか、長期分散投資と短期集中投資が流行っている日本においては、
サラリーマンは、上記①の弱みを退け、②③④の強みを活かす長期集中投資のスタイルを
実践できているようには思えません。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
私は事業家であるがゆえに、
より良い投資を行うことができ、
わたしは投資家であるがゆえに、
より良い事業を行うことができる。

【バフェットの教訓(徳間書店)No.39】
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私は、一生懸命仕事をしているサラリーマンこそ、良い投資が出来るし、
投資の勉強をすることで、優れたサラリーマンに成り得ると考えます。
(ただし、「長期集中投資」というジャンルでの話ですが・・・。)

さて、コブリックに話を戻すと、どうもコブリックはBASMのうち、
M(マネージメント)とくに経営陣を非常に重視します。

これも、企業に勤めている方なら、「確かにそうだよな。」と実感できますね。

企業の命運は社長や経営陣次第なところがあって、

彼らが、会社を最強の戦艦にすることもあれば、
彼らが、会社を最速でお棺入りさせることもあるということを、

サラリーマンなら、普通に理解できるはずです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
偉大な経営陣なくして偉大なビジネスモデルは存在し得ない。
偉大な経営陣は偉大なビジネスモデルを考案し、
偉大な前提を生み出し、それを実行する。
全ては経営陣が起点となっている。

【貧者の分散投資 富者の集中投資(パンローリング社)P236】
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ちなみに私の経験で恐縮ですが、駄目な会社に限って、
社長は、「うちにはろくな社員がいない」と嘆いていたように思います。
逆に優れた経営者の元には、自然と優れた社員が集まっていました。

全ては経営者が起点

では、どういう経営陣が優れた経営陣なのか?

ちょっと長くなりましたので、これについては、次回にしましょう。

↓今日は地元紙の愛媛新聞が私の本を取り上げてくれました。
↓読売新聞にもちっちゃく広告がでています。
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偉大な経営陣に共通の資質

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まず、最高の経営陣とは、(①)会社の将来像を描き、
それを達成するための戦略を論理的に表す
ことができる。
(中略)
次に、経営陣は(②)細かい戦略を実施できる能力を示すため、
投資家はその点に注目することができる。
(中略)
偉大な経営陣は、(③)会社が果たす役割や予測を株主に示す
また、偉大な経営陣は、(④)他社集団よりも有利に先に行く方法を知っている
競争での勝利を心から望んでいるが、
それと同時に(⑤)現実的な目標を掲げ
投資家を失望させたり、混乱させたりするようなことはない。

【富者の集中投資 貧者の分散投資(パン・ローリング社)】P240
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この部分で、コブリックは偉大な経営陣の資質として、5つほどを上げています。

それでは、急成長中の葬儀屋、ティア社を例に確認してみましょう。

まず、①の将来像とそれを達成する戦略はどうでしょう。

以下、同社の公式サイト、社長の株主向けのメッセージに明記されていますね。
http://www.tear.co.jp/ir/message.php

紫色の5行の部分でこの会社が何をやりたいのか?
同時に③の会社の役割も示されています。

社員やお客さん、一般投資家なら、
「日本で一番ありがとうと言われる葬儀社」
という目標だけでも十分かもしれません・・・。
この目標が達成され続ける限り、利益は後から付いてくるでしょう。

その為の②や④は、公式サイトのトップページで確認できます。
http://www.tear.co.jp/index.php

あらゆるメディアを積極的に利用しながら、
会員数を増やし、葬儀会館を増やして、生前に予約をとってしまう戦略です。

私はこういう単純な戦略が大好きです。

確率論的に、会員数を倍にすれば、予約も倍、売上も倍、利益も倍。
みたいな理屈が根底にあって、その根底の数字をどうやって増やすのか?
様々な知恵が感じられるのです。

人は一定の確率で必ず死んでしまいますからね・・・。

もちろん、彼らは、人の死を儲けの種にしていることに負い目を持たず、
本気でこの事業をやっていることも
社長の本やマスコミの記事、この公式サイトからも充分に読み取れますね・・・。

仕事って突き詰めていくと、詐欺みたいなところがあって、
「こんなんで、こんなに儲けて良いの?」などという部分がある半面、
「儲けなければ、自分は食っていけない」というジレンマがあります。

しかし、
「この仕事をすることは、お客様のためになるし、社会のためにもなる。
 その結果、自分も利益が得られるんだ。」
といういわゆる「三方よし」の状態が存在し、
自分のやっていることに誇りや自信が持てた時、
そのジレンマが払しょくされるのです。

ただ、自分の儲けだけしか考えていない一部の投機家連中よりも、
彼らの方が10000倍立派ですね・・・。

もっとも、私が実践している長期集中投資に関しては、
三方よしが存在しうる投資法と考えています。

(自分が応援したい(社会に役立つ)企業に資金を投資することで、
 企業にとってもメリットがあり、その結果、彼らが成長することで、
 自分も利益が頂けるという意味において・・・。)

最後に⑤の現実的な目標ですが、
以前、カンブリア宮殿でこの会社が取り上げられた時に、
ちらっと映りましたね・・・。

この会社、今は名証2部上場ですが、目標は東証です。

あれを見て、念の為、私はIRに確認をいれました。
「東証2部なら、既にほぼ条件がそろっているように思いますが、
 何が不足しているのですか?」

これに対する答えを要約すると、
「あくまで、目標は東証1部上場です。」
との回答でした。

どうです?

投資家を失望させたり、混乱させたりしてませんね・・・。

「そうですか・・・。そういうことでしたら、ずっとお付き合いさせていただきます。」
そんな気分になりました。

皆さんもこんな感じで、BASMのMの部分を確認されたらどうでしょうか?

↓更新がおくれてすみません。
↓ようやく、私にとっての期末が終わりました。
↓これからはもうちょっと更新回数を増やせそうです。
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その会社、正しいの?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
こういったケース(優れた経営陣)を知ると、
私はいつもピーター・ドラッガーの言葉を思い出す。

「マネジメントとは物事を正しく行うことであり、
 リーダーシップとは正しい物事を行うことである。」


つまり、ビジョンを持っている人がただし方向に船を向け、
常識的な判断で適切なチームを創造することができたら、迷うことはない。
成功する可能性が極めて高いため、買うべきだ。

【富者の集中投資 貧者の分散投資(パン・ローリング社)】P271
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

BASMのA、つまり、「前提」とも絡んできますが、
結局、正しいことを正しくやっている企業は成功するという
全く当たり前の理屈が通っているかどうか?

これが非常に重要なのです。

ところが、多くの大企業においては、
事業領域が多岐にわたっているため、トップも全てを理解しているわけではありません。

そして、各事業領域のトップである事業部長クラスの中には、
事業そのものの成功よりも、自分の人生の成功を
より重要だと考えるケースが少なからず存在するようです。

トップに対しては耳触りの良い壮大なビジョンと、一部の稀な成功例のみを報告し、
少々、大きめにリスクを取って勝負しながら、短期的な利益を追求。

もちろん、そんな危ない橋を渡っていることについては詳しく説明しないで
出世の階段を一歩登ったら、後は知らない・・・。

事業環境が大きく変化し、リスクが表面化したころには、
企業としては取り返しがつかない事態になっていますが、
当の本人は、出世の階段を既に登ってしまっていてお咎めなしというわけです。

こういう大企業病が蔓延しているような企業は、
順調な時は、著しく業績を伸ばす半面、
一度状況が変化すると、
物事を正しく行っていないわけですから、
全く足腰が立たなくなり、為すすべもなく、
地の底まで業績を押し下げてしまうのです。

米国の投資銀行だけではありません。
「リスクは会社、リターンは社員」なメチャメチャな理屈を聞いて、
「うちの会社も似たところあるよな・・・。」
と感じたサラリーマンも多いのではないでしょうか?

公務員も含めて多くのサラリーマンは数年(2~5年くらいですか?)で転勤出来ますから、
その数年のパフォーマンスを最高にする方法を考えると、
短期的な利益を追求して、大きめのリスクを取ることが出世に繋がってしまうのです。

一方、事業領域が絞られており、単純な理屈で、利益を伸ばすような企業、
そう、ユニクロやニトリ、マクドナルド、あるいは、ティアやALサービスあたりは、
トップ本人が店に入った瞬間に、店長から状況を聞くまでもなく、
本人自身で問題点や改善点を確認することができます。

正しいことを正しくやっているかどうか?
ただ、そこをチェックするだけなのですから・・・。

前者のように、
企業のトップも理解できているかどうか怪しいような銘柄は
もちろん、投資家もチェックしきれません。

蓋を開けるまで、全く予想不能です。

サプライズか?ネガティブサプライズか?
丁半博打みたいになってくるのです。

一方、後者なら、
企業のトップと同じ目線で投資家も事業をチェックすることができます。
しかも、小売業や外食の場合は、そこで何が行われているかを
消費者目線でもチェックできます。

景気の良い時も悪い時も、当たり前のように増収増益を繰り返し、
最高益を更新し続ける・・・。

デッカク狙うなら、そういう企業がまだ大きくなり切っていないうちに投資する。

これが、長期集中投資のキモですが、
究極的には、「経営陣の腕に賭ける」投資法であり、
「景気変動や需給バランスに賭ける」投資法とはちょっと理屈が異なるのです。

つまり、この投資スタイルにおいては
「腕の良い、正しい物事を行える経営陣」を探し出すことが、
重大なポイントといえるでしょう・・・。

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利益相反行為

週末、ゴールドマンサックスが、サブプライムローン証券に絡んで、
米証券取引委員会(SEC)が証券詐欺の疑いで民事提訴したというニュースが流れ、
NY株は大きめに下げました。

長年株をやっている人間は、日本の資産バブル崩壊時を思い起こしたのではないでしょうか?

バブル崩壊に合わせ、次々と日本の株式市場の問題が明るみになり、
規制や監視が強化され、その度に株価は下落を続けたのです。

飛ばし行為(簿外債務)、利益相反行為(今回のゴールドマンはこれに当たると思われる)、
相場操縦、損失補てん(大口投資家の損失を証券会社が肩代わりしていた。)、株式持合い・・・。

損失補てんと株式持ち合いは如何にも日本風の問題ですが、
それ以外は、今回の金融混乱に絡んで、明るみになってきました。

ずいぶん前にこうなることは、このブログでも予想していましたね。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-168.html

ところで、飛ばしや相場操縦が問題なのは皆さん理解できると思いますが、
株式持合いは、いったい何が問題なのでしょうか?

これは理論株価に精通していないと、ピンと来ないでしょう。

私は、世界一やさしい株の本の中で、次の式を解説しました。
世界一やさしい株の本世界一やさしい株の本
(2010/01/20)
奥山 月仁

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≪収益価値≫
株価 = 近未来の一株当たり利益 / ( 金利 + リスクプレミアム )

つまり、株価を司る要因は、企業収益と金利、リスクの3大要因に基づくべきだと
考えられるのです。

ところが、株式持合いをするような企業は、その3大要因以外の要因(+α)で株式を保有します。

例えば、良好な取引関係の継続や、外資からの買収防衛といった意味です。

株価 = 近未来の一株当たり利益 / ( 金利 + リスクプレミアム ) + α

この+αの部分により、本来の収益価値よりも高い株価形成を促してしまい、
一般投資家の投資収益を減退させると考えられるのです。

資産バブル当時、どれもこれもPERは50倍以上、
NTTのようなバカでかい企業が300倍みたいな、
とてつもない株価が形成されたのは、土地バブルと株式持ち合いが原因であると
考えられ、その修正が必要と考えた日本政府は、
土地バブル封じ込めと、株式持合い解消を強力に推し進めたのです。
(それが効きすぎて、金融危機を起こしてしまいましたが・・・。)

今回は、飛ばしと相場操縦、利益相反行為が問題視されていますから、
今後、これらを封じ込める動きは継続して進むと考えられるのです。

昨日の記事ではありませんが、
正しいことを正しく行っていない企業はいつかこうなる・・・。
一つの例といえるでしょう。

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