旧)エナフンさんの梨の木
http://ameblo.jp/okuyama-tukito/に引っ越しました

プロフィール

奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)



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パナソニックとユニチャーム

バフェット本を読みこんで行くと、
困ったことが起こります・・・。

「いったい、どこにそんな企業があるのだろう???」

「投資期間永遠」といえるような一貫して安定的に成長している企業で、
収益性が高く、ユニークな商品やサービスを売っている企業・・・

バフェットが買った頃のコカコーラやP&G、ジョンソン&ジョンソンみたいな会社、
今の日本に本当にあるのか???

先日ちょっと書きましたが、辛うじてそれに当たるのが、
日本では、「はかせるおむつムーニーマン♪」の
「ユニ・チャーム」あたりでしょうか?

以下、ユニ・チャームの長期チャートです(MSNマネー)

ユニチャーム長期チャート

バブル崩壊直後から、18年がかりで10倍高を達成しています。

紙おむつ以外にも生理用品やマスクなど、
人々に絶対必要な商品分野において、改良を重ね、長期優位性を保っていますし、
電器産業や自動車産業のような莫大な研究開発コストを必要としているとも思えません。

ROEは予想ベースで20%弱。ROAも10%弱と高収益です。

時々、1株利益を落とすこともありますが、売上はほぼ一貫して成長しています。

ユニチャーム
(MSNマネーから、ユニチャーム10年業績概括)

ピーターリンチがいうところの「優良企業」ですね・・・。
これならバフェットのお眼鏡にかなうかもしれません。
(割安とは言えませんが・・・。)

しかし、つくづく思うのは、
バブル以前はこんな会社、結構あったように思うのですが、
みーんな景気敏感株か、低成長株に変身してしまいました。

例えば、パナソニックの長期チャートを見てみましょう・・・。
(同じくMSNマネーから)
パナソニック長期チャート

「循環株は行ったり来たり」というピーターリンチの言葉が思い起こされますね。

確実に景気の波を食らっています。

それでも、失われた10年でさえ、後半は上昇していたりと、
この業界では勝ち組と言われています。

で、この会社の10年間の業績推移は以下の通りです。

パナ
(MSNマネーからパナソニック10年概括)

バフェット本を読んでいる人ならピンと来ると思いますが、

「悪い例」あるいは「買ってはいけない例」として出てくる通りの
長期業績推移を示しています。

大型株の多くは、このパターンか、
明らかに頭打ちで、低成長株、もしくは衰退株がやたら目につくのです。

ですから、どうしても
そんな銘柄ばかりをパッケージしている投信やETFを買い込んで、
長期分散投資しても、老後、裕福になるとは思えないのです。
(景気の良い時に売り抜けるに限る!!)

もっとも、このブログで師と仰ぐピーターリンチ型超成長企業なら、
(バフェットがいうところの「低コストで仕入れて、低コストで売る成長企業群」なら)

日本にもありますので、そういうのを厳選して、

伸びている限り、(あるいは高くなりすぎるか、他にもっと良いのを見つけない限り)
じっと持ち続ける長期集中投資法をこのブログでは研究しているわけです。

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26週線を突き抜ける

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
皮肉なことに、
私が出会った偉大なファンダメンタリストたちは、
主要なファンダメンタルズツールと一緒に
偽装テクニカルツールを使っている。

理由は、それが少なからず機能しているからであろう・・・。

≪チャートで見る株式市場200年の歴史(パンローリング社)≫
ケン・フィッシャー P133
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私も、自称、ファンダメンタリストですので、
テクニカル分析の類は信じないことにしているのですが、

ケンフィッシャーのおっしゃる通り、
皮肉にも、長期の移動平均線の行くえには、
誰よりも敏感に反応してしまいます。

それでは、日経平均10年チャートと、
26週移動平均線(赤い細いライン)を見てみましょう。

26週線と長期チャート
(MSNマネーから日経平均10年チャートに一部書き込み)

ケンフィッシャーのみならずシーゲルも、
この移動平均戦略の有効性を教えてくれますが、

私も、確かに、知っていて損はない戦略だと考えています。

もちろん長期投資を実践している私ですから、
短期の移動平均線がゴールデンクロスしようが、
チャートが移動平均線を下から上に突きうけようが
そんなことは、基本無視です。

ところが、

26週移動平均線という長期のトレンドラインを
チャートが下から上に力強く突き抜けた時、買いを入れ、
(上記チャート青丸部分で買い)
反対に、26週線からこぼれおちた時、売り抜ける・・・。
(上記チャート赤丸部分で売り)
という長期投資戦略は、

過去10年の日経平均チャートを見る限り、
失敗は少なく、リターンが大きいことが分かります。

さて、遂に日経平均チャートは26週線を下から突き抜けました・・・。

3か月チャート
(MSNマネーから日経平均3カ月チャートに一部書き込み)

ゴチャ付き局面である一連の「ウィップソウ」の延長なのか?
私の進路予想のような上昇局面への幕開けなのか?

テクニカリストやチャーチストはなんて言ってるのかな???

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このブログは休止中です

このブログは、現在休止中です。

ただ、私の本や雑誌の記事、
あるいはリンクしてくださっているブログ等から、
わざわざご来場頂く方が、
少なからずいらっしゃるようですので、
せっかくですから、
過去、好評だったカテゴリを4つほど紹介いたします。

お時間のある方は読んで帰っていただければ幸いです。

1)Jカーブ上昇で10倍高を狙え!!
当時(2008年9月)、私はこの記事で、
人気ブログランキングの「金融・投資全般」部門で1位となり、
その後、読者数がどんどん増えて行きました。
結局、その後2年間かけて、この投資法の有効性を証明することができました。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-4.html

2)社名は株価に影響するか?
ちょっと娯楽系かも知れませんが、
株式市場の不合理さを私なりに証明しようとしました。
時間のある方は、こちらもどうぞ
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-3.html

3)岩の心電図
Jカーブ上昇は、ファンダメンタルズと株価のギャップが
最大級になるため、大上昇が期待できる超大技ですが、
いつもいつも狙えるものではありません。
そこで、どんな時代にも存在する
不人気割安企業を探すヒントとして
「岩の心電図」なる投資法が存在します。
特に、この中で説明している「鈍・忍・観」は
長期投資家にとっての基本的心構えと考えています。
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-10.html

さて、ここでCMです。

私は2010年1月に中経出版から本を出しました。
(このブログが人気化してくれたおかげですが、)

実は、株式投資をするのであれば、絶対に知っておきたい概念があります。
それは、「ファンダメンタルズ」という概念です。

(このファンダメンタルズを実際に投資戦略に応用したモノが、
 これまで紹介した「Jカーブ上昇」や「岩の心電図投資法」です。)

もちろん、ファンダメンタルズとはいったい何のことか?
さっぱり分かっていなくても株式投資は出来ます。

しかし、仮にファンダメンタルズを投資法の一部に取り入れないにしても、

「どういう理屈で株価が成立するのか?」

という根源的な疑問に一定の理解を得ておいても何ら損はありません。

ところが、どういうわけか、多くの日本人は、
ファンダメンタルズとファンタオレンジの違いを
正しく説明することができません。
(ファンタの方は説明できても、ファンダの方をうまく説明できますか?)

専門書や証券会社のサイトでも、
「ファンダメンタルズとは経済の基礎的条件を指す。」
等という抽象的な解説でお茶を濁したりしています。

本当は、決して難しい概念ではありません。

バフェットやピーターリンチ、シーゲルといった偉大なファンダメンタリスト
(ファンダメンタルズに重きを置いた投資家のこと)
の解説を丹念に読み込んで行くと、
彼らは「ファンダメンタルズ」を極めて単純な概念としてとらえていることが理解できます。

そこで、私は「株式投資におけるファンダメンタルズとは何か?」を
誰にでも分かりやすく解説する入門書として1冊の本を書きました。

高校生や専業主婦でもわかるように
ある不思議な梨の木にまつわる物語を作って、
イラスト入りの本にしたのです。
(出版当時は日経マネーやあるじゃん等のマスコミでも紹介されました)
 
↓こちらもご興味がございましたら宜しくお願いします。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)


4)エナフン式長期集中投資法
私が書いた「世界一やさしい株の本」では説明しきれなかった
「ファンダメンタルズを用いた長期投資法」をまとめています。
ちょっと時間がかかるかも知れませんが、お時間のある方はこちらもどうぞ!!
(専門用語も普通に使っていますので、
 初心者にはちょっと分かりにくい部分もあるかもしれません。)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-13.html


尚、当ブログでは、投資法の有効性を証明するために
リアルタイムで、実際にブログ用に口座を開設し、
サンプル的にスタート時100万円で実資産運用も公開してきました。
(2008年の7月1日から、ブログ休止中の現在も継続中です。)

そちらの方の投資成績は以下のようになっています。
2010年:+45.24%
2009年:+67.56%
2008年:-21.38%(リーマンショックでへこんでいる)
1012.jpg

もっとも、過去の私の保有銘柄に便乗投資しても、
既に状況は刻一刻と変化しており、
必ずしもうまく行くものではないでしょう。

これまで説明したような特徴を持つ銘柄を
ご自身で探しだす能力を身につけることが、
長期集中投資法で成功するための必要条件となるのです。

念の為に最後にこちらも読んでみてください。
 http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-165.html 


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生まれて初めて株を買う

たまたま新入社員のA君と二人で昼食をとることになりました。

彼は、私とは部署が違うので、滅多に話をすることはないのですが、
以前、「奥山さんの本を読みました・・・。」等と言っていたので、
まぁ、その辺から話を振ってみました。

すると、
「実は、1週間前に生まれて初めて株を買ったんです。」
と言います。

私「ほう・・・。タイミングとしては、悪くないね。
  で、どんな株を買ったんだ??」

A君「はい。大手商社Aと非鉄大手B、特殊技術を持つC、
  人気のネット企業Dの4社を買いました。」

私「なんか、株雑誌で推奨するような銘柄が多いね・・・。」

A君「はい。株雑誌を見て買いました。」

私「なるほど・・・
  ところで、A、B、D社は俺も良く知ってるけど、
  C社はどういう仕事をしている会社だったっけ?」

A君「えっと、電線とか工場向けの機械を作ってる会社だったかな?」

私「それは、非鉄大手B社の事を言ってるんじゃないかな?」

A君「あっ、そうです。そうです。ちょっと混乱してました・・・。」

仕方ないので、スマートフォンで調べてみると、
まぁ、悪い会社ではなさそうでした。

たぶん、多くの人は、こんな感じで株を始めるのでしょうね・・・。

ある意味新鮮でした。

彼がラッキーなのはタイミングは悪くないという点です。
(循環株はタイミングが命ですからね。)

もちろん、たまたまなのでしょうけど、
「今、循環株を3社ほど買っておいて、
(まぁ、もう一段の下げがあったとしても、辛抱できる忍耐力があれば、)
 かなりの確率で、彼の想像以上の利益を得る可能性が高い。」
というのが率直な感想です。

おそらく、総額で50万円以内の投資で、
仮に半値になっても損失は25万、
うまく行けば、100万は狙えるだろうその投資について、

「最初に株を始めるなら、こんなんでもええんやろな・・・。」

と、心の中でつぶやいていました。

確かに、もし最悪のシナリオが続いて
彼にとっては虎の子の50万円の半分も失ってしまったら、
意識がもうろうとするかもしれません。

しかし、長い目で見たら、
株をやるという事実そのものが重要で、
少々マーケットにもまれながら、
少しずつ、何かを探し当てて行けば良いとも思うのです。

私も初めて買った株は、大型の循環株(証券会社の株)でした。

半年ほどで2倍以上に上昇し、
あまりに日常とかけ離れた利益の大きさに驚き、
その後20年以上も株をやる原動力となりました。

(当時は購入単位が大きく50万やそこらで、
 4銘柄に分散するなどということは出来なかった。
 つまり、1点勝負で2倍高をゲットしたわけだ・・・。)

株というのは単純な性質を持っていて、
50万を100万にする方法も、
1000万を2000万にする方法も
ほとんど差はありません。

同じ手順、同じ戦略で充分通用するのです。

(1億を2億にする方法となると、一部の戦略を見直す必要があるだろう。
 例えば、私が好きな小型株相手では、自らの買いや売りが少なからず、
 マーケットに影響を与え始めるし、
 短期トレードにおいても、一部の馬鹿デカイ企業を除くと、
 同様に短期の価格変動に影響を与え始めるからだ。)

だったら、若いうちに、いろいろチャレンジして、
良いも悪いも経験しながら、
自分の投資スタイルを確立させて行けば良いと思ったのです。

ただ、彼に一つだけアドバイスをしました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
少なくとも新しい冷蔵庫を選ぶのと同じ程度の時間と努力を
新しく投資する株を選ぶ際にも費やさなければならない。

「ピーターリンチの株で勝つ」P267 ダイヤモンド社
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

別に循環株なら循環株で良いのですが、
せめて、何の会社でどこを狙ってその会社を買ったのか、
私に説明できるレベルにはなってもらいたい。

「ちなみに奥山さんはどんな株を持ってるんですか?」
という話になったので、
聞いただけでやる気をそぐような私の保有銘柄を教えてやりました。

そして、空手をやっている彼に分かりやすいようにこう説明しました。

「私が実践している投資法は、
 武道で言ったら、酔拳のようなものだ
 本格的に空手をやっている人から見たら、
 ありえない体勢から、ありえない攻撃をやっているように見えるだろう。
 しかし、その戦略思想は奥深く、実は強い。」

酔拳

 
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結局、小型成長株しかない!!

いろいろとB級銘柄攻略を考えてきました。
また、初心者向けの投資法も提案はしました。

しかし、そういう投資法を考えれば考えるほど、
ピーターリンチ型不人気小型成長株投資の凄さ・すばらしさが
改めて感じられるばかりです。

やはり、サラリーマン投資家がひと財産築くなら、
この投資法に賭けるのが一番だと
今さらながら信念を強くしました。

そして、欧州金融危機のドサクサの今、
まさに、再び、
この手の銘柄を購入する大チャンスが来たと
四季報を読みながら結論づけています。

最新の四季報を見てつよく感じますが、
PERやPBRと成長率の観点からなら、
リーマンショック当時とそん色なく激安小型成長株が
ゴロゴロしています。

既に株価も良く騰げましたけど、
それと同じくらい成長している企業や、

新たな出落ちグループの中から、
これまで私が書いたとおりの基準で
銘柄選びをすると良いでしょう。

それでは、私がリーマンショックの真っ最中に、
今こそ、小型成長株を狙え!!と書いた
まさにその直後から上昇を開始し、
実際に10倍高を達成した大化け銘柄を5つほど見てみましょう。

2494:メディカル・ケア
メディカルケア

認知症高齢者向けのグループホーム運営会社ですね。
ほぼ全ての条件をクリアして10倍高です。

2782:セリア
セリア

皆さんも良くご存じじゃないですか?
100均のセリア・・・
あの時買ってたら10倍です。

3046:ジェイアイエヌ
jin

メガネ屋のジンズさん、20倍高。

2157:コシダカHD
コシダカ

カラオケ「まねきねこ」とフィットネスの「カーブス」
最近増えてると思いませんか?
20倍高達成!!

1403:檜屋HD
桧屋

木造の住宅会社だって、20倍高です。

私はとてもうれしい。

何がって?

これらの銘柄の最大の買いポイントは全て、
私がこの投資法をブログ上で公開した直後だからです。
(やっぱり、あの時だったのだ!!!)

ところが、今、まさに、
再度、この手の大化け狙いの大チャンスが来たと感じているのです。

まだまだ、ありますよ。絶対!!!
だって安いんだもん。

私は、個別の銘柄は紹介しません。
皆さんに探し方を身につけてほしいのです。

方法は過去のブログでやってますので、
まだ読んでない方はこちらを参考にしてください。

Jカーブ上昇を狙え
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-4.html

エナフン式長期投資法
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-13.html

えっ?
私も上の5銘柄を持っているのか?
ですって!?

残念・・・。
私は3倍高程度の小物しか釣りあげていませんよ・・・。
(2倍3倍当たり前。10倍高を取りたいな・・・)

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岩の心電図投資法が大当たり

個別銘柄の解説をぼちぼち続けていますが、
さすがに、このブログでも、
このところ大爆発が連発しているある特徴的な銘柄群について
なんらかの説明をする必要がありそうです。

このブログにおける主張を
相場の方が認めてくれるようになったわけですからね・・・。

さて、今回の暴騰劇、

最初は、低位材料株が火を付けました。
例えばこんな銘柄です。

オンキヨー(6628)
オンキョーチャート

この会社、素晴らしい技術と全くさえない不採算部門という2面性があり、
期待と不安が入り混じった状態で株価が推移していました。

素晴らしい技術???

ご存じありませんかね?
ハイレゾ・・・

この会社、実はネットで高音質の音楽を配信している
ネット配信企業に変貌を遂げつつあります。

通常、CDやネットで配信されている音楽は、
高音域や低音域がカットされ容量を小さくしているのですが、

今の技術力が、
もともとアナログ時代には当たり前に再現出来ていたものの
いつの間にか捨て去られていた
もはや人の耳には聞き取れないレベルの音域を再現して、
ネット上でダウンロードできるようになっているのです。

ハイレゾについて(オンキヨー公式サイトから)
http://music.e-onkyo.com/contents/sound.asp

ネットでの音楽配信(オンキヨー)
http://music.e-onkyo.com/contents/hd.asp

かんなりマニアックな世界ではありますが、
昔、アナログでクラシックやジャズを聞いていたオヤジ連中には
これが、全く夢のようなサービスのようで、
彼らからは熱い眼差しで今後が注目されていたのです。

で、結局、買収話や提携話、不採算部門の切り離し等の材料が次々と話題となり、
大噴火につながったわけです。

ただし、この銘柄は注目はしていましたが、私の投資対象にはなりませんでした。

低位(つまり、株価の絶対値が低い)の材料株(可能性は秘めている)は
私の投資対象ではないんですね。

あくまで、ファンダメンタルズからの裏付けがないと・・・。

今回の相場、最初はこういう仕手まがいなのが火を付けたのです・・・。

ところが、次第に私の投資対象にも
(少なくとも、私が四季報に付箋を付けるような企業も)
大噴火をするようになりました・・・。

日本精密(7771)
日本精密チャート

こちら、メガネのつるや腕時計のバンドを作っている地味な会社なのですが、
ファンダメンタルズの観点からも興味をひかれる銘柄です。

この株に材料なんてありません。

そういう意味では、低位材料株ではなく、
低位(株価の絶対水準が低く)割安株(ファンダメンタルから「安い」株)です。

これなら私の投資対象にもなります。

岩の心電図を知らない方はこちら(ちょっと長いですが・・・)
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-category-10.html

ただ、実のところ、いろいろあって、(過去の業績もずたボロ)
買いやすい銘柄とはいえません。

より、買いやすかったのは、こちらの銘柄です。

ムーンバット(8115)
ムーンバットチャート

以前、ちらっとご紹介しました。
傘の会社です。
これも地味な業種ですが、
ファンダメンタルズからは、
「買え!!」のベルが鳴り響いていた銘柄です。

低位割安株の見本のような銘柄ですね。

ところが、ここへきて、
さらに低位という条件すら必要では無くなってきました。

単なる低迷(株価が長期にわたって低水準の)割安株の大暴騰が始まったのです。

デリカフーズ(3392)
デリカフーズチャート

確かに、きっかけは上方修正のIRという材料ですが、
その数字は、まぁ、四季報数字と同程度であり、
IR自体はサプライズという訳でもありませんでした。

ところが株価の方は全くのサプライズ、連続ストップ高です・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最後に一つ、この投資法(バリュー投資)で儲けるコツをいいます。
実はいくら割安と判断できても、経験上、成長していない企業の株は
なかなか騰がってくれません。

割安なだけでなく、それに加えて業績が上向いている株を探すのが、
バリュー投資成功の秘訣です。


「世界一やさしい株の本」P156 中経出版 
        奥山月仁著(私の書いた本からの引用です) 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この一文でほぼ全てを説明したつもりでしたが、
より理解を深めるために、以下の記事も再度参考にしてください。

歴史的な平均値を知る(当ブログ2011.10.03記事)参照
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-707.html

1)株価は低迷
2)業績はこのところ順調
3)ファンダメンタルズの観点からは驚くほど割安

こんな条件を整えた銘柄の噴火が続いているのです。

この流れなら、まだまだ来そうな銘柄、いっぱいありますよ・・・・。

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B級ホラー

昨日は、新興市場や小型株人気が広がる可能性について
記事にしましたが、
そうは言ってもさすがに過熱感を感じるのが、
例の傘屋のムーンバットです。

この株については、行きがかり上、当ブログでも多少説明が必要でしょう・・・。

ムーンバット発行数の70%

昨日は遂に300円を付け、1か月ほどで2.5倍の大上昇・・・。
出来高に至っては、
なんと発行総数の67%にも相当する約1800万株の大商いと
コレまた、大型株では考えられない怪奇現象が発生しています。

しかし、
じゃあ、ファンダメンタルズの観点から
高すぎるのかと言われると、

実は予想ベースのPERが10~12倍、
PBRで1倍前後と、不自然さは感じません。

まさに昨日の記事の通り、今までが安すぎたのです。

私に言わせると、
PER4倍前後、PBR0.4倍以下だったこれまでの株価の方が
よっぽど、B級ホラーなのです。

B級ホラー

ここまで、理屈が通らない価格が存在すれば、
経営者が買い戻すとか、
どこかが買収を仕掛けるとか、
仕手筋に買占めされるとか、
そりゃあ、何らかの怪奇現象が発生しますよ・・・。

何も発生しない方が資本主義国家としておかしい。


いやいや、この株がここからまだ騰がるとか、
さすがに下がるだろうとか、
そんなことを言いたいわけではありません。

株価がファンダメンタルズの観点から安すぎて、
しかも、業績が順調であれば、
(それが例え、傘屋であっても)
いつか上昇するものなのです。

ただし、それがいつ始まり、どういう上昇パターンになるかは、
誰も分かりません。

そのため、ファンダメンタルズを根拠とした長期投資においては、
忍耐力が必要となるのです・・・。



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戦争を読む

さて、少なくとも原油マーケットでは、
イスラエルのイラン攻撃を織り込み始めました。

急にガソリン代が騰がったので、
驚いている方も多いでしょう・・・。

まずは、今回のイスラエルとイランの対立について
ロイターの記事を読んでください。
http://jp.reuters.com/article/JPbusinessmarket/idJPTYE82704V20120308

実のところ、細部は別として、
大筋で私もこの方の意見に賛成です。

・戦争は不可避
・戦争がおこれば、実物資産や株式資産が有効

ただ、そんなものはおこってみないとわかりません。

マーケットが良からぬ方向に混乱してしまうと、
コレがきっかけに遂に国家破たんの連鎖、
ひいては金融経済の大崩壊となるかもしれません。

しかし、そうなったとしても、
私は、実物資産の購入や株式投資が有効だと考えるのです。


しばしば、大きな誤解を受けますが、
株式も実物資産なのです。

土地や店舗、機械設備にノウハウや特許といった知的財産を含んだものが企業であり、
その部分所有権である株式をもっていることは、
土地や機械といった実物資産を持つ事以上に
インフレに対応できると考えるのです。
(優秀な経営者はインフレならインフレで何か手を打つからだ・・・)

戦争が起きて、国家破たんの連鎖や猛烈なインフレが襲うことを恐れて、
株を売って現金比率を高めたり、国債を買う理由は全くありません。

金融崩壊を恐れて先祖伝来の田畑を売るくらい馬鹿げた行為です。
(いったい、その行為にどういう意味があるのか?)


確かに、日本株を売って、米国株を買うという選択は
ひょとしたらあるかもしれません。

有事のドル買いで円安が進むかも知れませんからね・・・。

けど、それで円安が進むようなら、一気に輸出産業は息を吹き返し、
一拍遅れで日本株も大上昇となるでしょう。

逆に、冒頭のスイスのヘッジファンドが言うように
ドルの価値が毀損することをマーケットが読んで
円が買われるかもしれません。

その場合は、この20年間同様、
国際分散投資家が全く報われないいつものパターンです。

ファンダメンタルズがしっかりした株を買っておけば
いつものパターンで上昇が期待できるわけです。


それでは、戦争に関して、
良い知らせと悪い知らせがありますので
それをお伝え致しましょう。


まずは悪い知らせから

以下は、イラクのクエート進行から湾岸戦争時の日経平均チャートです。
湾岸戦争

バブル崩壊に追い打ちをかけるように、戦争がおこってしまい、
日経平均は下げ足を速めています。

やっぱり戦争は、株価を下げるんだぁ~!!!!

等と考えてはいけません。
ここに青字で書いている通り、
戦争が日本経済を破壊したとは思えないのです。

結論から言うと、いずれ下がる運命だったのです。

当時のPERは軒並み50倍を超えていたんですから・・・。

戦争は売り方の勢いを付ける程度の意味しかなかったと考えます。

ファンダメンタルズの観点からは、
何があろうと売り以外ありえなかったのです。

たまたまそこに戦争があっただけなのです。


さて、では良い知らせの方に行きましょう。

世界同時多発テロとイラク戦争に至る期間の日経平均チャートです。
イラク戦争

この時は先ほどと全く逆。

イラク戦争直後から日経平均は大反転し、
近年まれにみる大相場となりました。

開戦がいわゆる「悪材料出尽くし」となったわけです。

しかし、これについても、
戦争があろうとなかろうと、
この前後で日本株は上昇に転じていたと考えます。

ファンダメンタルズの観点からは、
買い以外ありえなかったのです。

当時、竹中平蔵氏が国会の答弁で、
「今、日本株を買っておけば、必ず大儲けできる」
といった発言をしたことを思い出します。


じゃあ、今回はどうか・・・。

結論から言うと、
ファンダメンタルズの観点から、
正しい判断をしておけば良いのです。

今、日本株の中小型株はファンダメンタルズの観点から
歴史的低水準にあります。

戦争を恐れて、
これらを売ることは短期的には正解になるかもしれないし
誤りになるかもしれません。

けど、長期投資的観点からは、買い以外考えられないのです。
(注意:とはいえ、原油価格の上昇をまともに受けるような銘柄は避けた方が良いだろう。)

少なくとも、戦争直後、天然ガスの需給がひっ迫し、
計画停電が現実味を帯びたタイミングは最高の買い場となるでしょう・・・。
(原油は国家備蓄があるため、すぐにどうのこうとはならない。)

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当ブログは、長期投資法について解説することを主目的としています。
その中で、参考資料として特定の企業や市場動向についても情報を提供しますが、
仮にこれらの情報に基づいて投資判断をし、
結果的に損失を被ったとしても、当方は責任を負いかねますのでご了承ください。
株式投資に関する意思決定や実際の売買に当たっては自己責任でお願いします。


テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


他人がしない投資法だから

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
インターネットが発達している現代社会の特徴は、
誰もが同じような情報を入手できるということにあります。

皆が同じような情報を持っていて、
さらにベテランのビジネスパーソンは
皆がロジカル・シンキングも身につけています。

ということは、どこの会社も似たような結論を
持っていることになるでしょう。

実際に、世の中が似たような商品であふれてしまうのは、
とてもロジカルなことなのです。

「これからの思考の教科書」P5(ビジネス社)酒井穣
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

人々が論理的に考える力(ロジカル・シンキングスキル)を身につけた結果、
同じ情報から出てくる答えは同じになってしまい、
世の中は似たような商品で溢れかえってしまうという現象は、
株式市場、特に投資信託の世界にも当てはまりますね・・・。

流動性の高い、大型株や人気株について、
同じ情報をもった人たちが、
同じような思考方法に従ってつくる投資信託は、
どれもこれも似たようなものばかり・・・

微妙なリスクの取り方の違いや、
外部環境に対する若干の見解の違いによって、
リターンには多少のばらつきはあるものの、
少々高い手数料を補って余りあるほど
高いリターンを提供できる投資信託は、
ほとんどありません。

ところが、少なくともリーマンショック以降については、
個人投資家、特に小型株狙いの投資家は、
全くプロ連中をあざ笑うかのような高いリターンを得ることができました。

コレはプロ連中とは全く違うロジックに基づいて
彼らが買いたくても買えない銘柄を
彼らが取りたくても取れない戦略を採用することによって
達成できたと言えるでしょう。

全く違う情報(大型株⇔小型株)に基づいて、
全く違うロジック(流動性重視⇔逆に流動性リスクを取る)を採用したわけですから、
全く違う結果を得ることができたのです。

もし、今後、短期トレードが大流行したように
小型株狙いのファンダメンタル投資が流行れば、
次第に私がこのブログで提唱するような戦略は
無力化していくでしょう。

それほど多くない、
しかも時価総額の小さな小型成長株に
多くの資金が殺到すれば、
あっという間に
割安株などどこを探してもないような状況になるはずです。

同じ情報、同じロジックを採用する人が増えると言うのは、
こと投資においては必ずしも嬉しいこととは言えないのです。


だったら、あんた、こんなブログ公開せずに、
ひたすら、一人で投資法を研鑽しとけ!!!


と突っ込まれるかもしれませんね・・・


何となくお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、
私の場合は、ちょっと狙いが違うのです。

これからの日本経済を支えるはずの中・小型株に対する評価が低すぎることが、
日本経済を沈滞させており、ここを活性化させることができるのは、
ルールに縛られたプロや、一日限りの恋を楽しむ短期トレーダーではなく、
全く違うロジックを採用することができる
兼業の個人投資家にゆだねられていると感じているからこそ、
長々とこんなブログを続けているのです。

結果的に、
私が採用しているような小型成長株狙いの長期投資法が無力化した頃には、
日本経済は活性化し、
しかも、今、このブログを読んで、
同様の投資法(出来ればさらに発展したものを考案してもらいたい)を
採用している方々は、ひと財産築くことができるのではないか?


40歳も過ぎると、単に個人金融資産を増やすこと以外に
何か世の中の役に立つようなことをしたくなるものです。
(ひょっとしたら、逆に不幸な人を増やしているのではないかと
いつも不安になりながら書いていますが・・・)

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