旧)エナフンさんの梨の木
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奥山月仁

Author:奥山月仁
サラリーマン投資家

年率20%リターンを目指す長期投資法。

↓以前書いたファンダメンタルズの本です。
1.jpg

世界一やさしい株の本(中経出版)



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長期投資の二つの軸

長期投資が狙っていくポイントは、
大きく二つです。

1)市場が織り込んでいる時間軸を超えた成長分を狙う

2)何らかの理由で市場がミスジャッジを起こしている
  割安株の価格是正を狙う。


2)については、この半年間散々やりましたね・・・。

ミスジャッジを起こす原因として

・総悲観の極み
・さえない業種
・つまらない社名
・当たり前すぎる業態
・上場直後の需給悪化による下落(出落ち)

といった項目が挙げられます。

ですから、欧州金融危機の真っただ中に
まったくさえないと思われる業種の
当たり前すぎる仕事をやっている
まるでつまらない社名の最近上場した企業で、
かつ、このところ順調に利益を伸ばしているような銘柄を探し当てた方は、
相場が反転したこの数ヶ月間で結構なリターンを得ることができたでしょう・・・。


で、今日は、1)についての考え方について説明します。

企業によっては、年率15%とか20%といった成長を
淡々と何年も続けるものが存在します。

往々にして、こういう素晴らしい企業に限って、
先ほどの2)もクリアしていたりするのですが、

仮に2)はクリアしていないものの、
再現可能な勝ちパターンを有し、
着々と成長する企業があったとしたら、
どういう投資方針で攻めれば良いのでしょうか?

長期投資の考え方

もし、
年率20%成長を今後も続けられるであろう小型成長企業を見つけたとして、
仮にPERはまぁ妥当な15倍前後だったとします。

割安とは言えないので、ちょっと買いにくい気もします。

私も含めて、市場はそんなに先の未来を織り込むと言うことはありませんから、
現時点での相場観からは、妥当な水準だと考えてしまうのです。

いくら、素晴らしい成長力があると言っても、
将来5年分の成長を織り込んで、
PER37倍等と言うことにはまずなりません。

おそらく、マーケット全体のバランスを見ながら、
せいぜい1年先の利益を織り込んだり、
あるいはリスクに過剰に反応したりで、
PERは10~20倍の範囲を行ったり来たりしながら
右肩上がりを続けることでしょう・・・。

ですから、このような企業の成長分の上昇を手に入れようとすると
どうしても時間がかかります。

5年分の成長、この場合、2.5倍の利益を得るためには
5年の歳月がどうしても必要となるのです。
(ブルーのラインが期待ラインとなる)

この戦略が、長期投資法の基本原理1)ということになります。

しかし、先ほどもちらっと書きましたが、
全くラッキーなことに、
往々にして、こういう成長企業に限って、
市場はミスジャッジを起こしてくれることがあるのです。

基本原則1)に基本原則2)を加えることで、
より大きなリターンを狙うことができるのです。

上記グリーンのラインですね・・・。

年率20%成長企業が、PER7倍で放置されていたら、
それを5年間保有した場合の期待値は、
5倍以上と言うことになるわけです。

ところが、これにさらにボーナスポイントがつくことがあります。

それは、優秀な経営陣が、
何らかの改革や拡大戦略を成功させ、
一時的に成長速度を高めることがあるのです。


こういうボーナスポイントがつけば、
10倍高も狙えるわけです・・・。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

われわれの手法は単純明快だ。

とびきりの根源的経済性をそなえ、
正直かつ有能な経営陣に率いられたビジネスを
理にかなった価格で買収する。
私が目指すのはこれだけである。

「バフェットの教訓」p171 徳間書店

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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当ブログは、長期投資法について解説することを主目的としています。
その中で、参考資料として特定の企業や市場動向についても情報を提供しますが、
仮にこれらの情報に基づいて投資判断をし、
結果的に損失を被ったとしても、当方は責任を負いかねますのでご了承ください。
株式投資に関する意思決定や実際の売買に当たっては自己責任でお願いします。

テーマ:明確な投資理論 - ジャンル:株式・投資・マネー


なぜ、騰がり続ける小型株があるのか?

質問がありましたので、お答えします。

1)小型成長株の長期保有戦略は不況の時でも有効か?
2)なぜ、一部の小型株は騰がり続けるのか?

というものです。

まず、1)については、有効です。

不況期でも平気で騰がるものがあります。

ただし、ライブドアショック後の小型株離れ期は
この戦略は通用しませんでしたし、
サブプライム&リーマンショック時も
他よりは下げは小さいものもありましたが、やっぱり下げました。

業績にはなんら問題ない銘柄も、
全体相場に連れ安し続けたのです。

この二つの大悲劇が、
今の小型株のお買い得セールの直接的原因です。

不況か不況でないかは、
この投資法には関係ありません。

しかし、割高な状態(ライブドアショック前のような状態)は危険ですし、
リーマンショックのような金融恐慌的な状況下でも株価は下げます。

ただし、後者のような状況こそ、大バーゲンセールですので、
買い向かうには絶好期と言えるでしょう・・・。

まとめると、
小型株全体が割高な時と金融危機時は通用しないが、
好況・不況は関係ないと考えて良いと思います。
(ただし、金融危機=購入好機です)

次に、
2)なぜ、一部の小型株は長期にわたって騰がり続けるのか?

これについては、
ピーターリンチが明確な答えを出してくれています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

外食チェーンには、小売り業者と同様に

15~20年の急成長期がある。

「ピーターリンチの株式投資の法則」P200 ダイヤモンド社

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

例えば、薄型テレビやパソコンの製造会社みたいな業態は、
全くオセロゲームのような世界で、
昨年まで圧倒的に白が優勢だと思われていたものが、
あっという間に黒が優勢になるということがよくあります。

ところが、小売りや外食、
あるいは、店舗展開により拡大するタイプの
サービス業や卸売業のような業態は、
(こういうのが新興市場にはいっぱいある)

一夜にして、
無力化されるようなライバルがいきなり現れたりはしません。

仮に強いライバルが現れても、
オセロゲームを逆転されるまでにはかなり時間がかかりますので、
投資家は逃げ切るに充分な時間的余裕もあります。

独自色があり、
最初は大手もバカにしているようなニッチな業態でも
潜在マーケットが大きく、
次第に大手を脅かす存在となり、
しかも、逆に先行している大手企業がいざ真似しようとしても、
意外にもなかなか真似できない、
そんな企業は、非常に長期に成長を続け、
それに合わせて驚異的な株価上昇をもたらすと考えています。

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最終チェックリスト

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
アイデアを自分で理解しているなら、
他人にも理解できるように説明できるはずだ。

「バフェットの教訓」P168 徳間書店
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブログをやりながら、株をする効用として、
コレありますね・・・。

なぜ、今、その株に投資するのか?

他人にも説明できるということは
明確な投資根拠を持っていると言うことになります。

自分はその企業を充分理解しているか?
理解しているとしてなぜ投資するに値すると考えるのか?
戦略の一貫性は取れているか?
最終チェックは完了しているか?

自問自答しながら、
同時にブログに書く内容を考えていたりするのです。

ここで書いた最終チェックについては、

「ピーターリンチの株で勝つ」の第15章、
最終チェックリストは役に立つでしょう。

おそらく、
既にそのような観点で銘柄を選んでいるでしょうから、
単に強く背中を押されるだけかも知れませんが・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
第15章:最終チェックリスト

≪急成長株に関するチェックの最終項目≫

機関投資家の持ち株比率が低く、
アナリストもほとんど関心を寄せなかったような会社が
急上昇の展開を示しているならば、
ますます有望である。

「ピーターリンチの株で勝つ」P262 ダイヤモンド社
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

割安成長小型株の多くが、
年初からこんな感じになっていると思いますけど・・・。

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他人がしない投資法だから

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
インターネットが発達している現代社会の特徴は、
誰もが同じような情報を入手できるということにあります。

皆が同じような情報を持っていて、
さらにベテランのビジネスパーソンは
皆がロジカル・シンキングも身につけています。

ということは、どこの会社も似たような結論を
持っていることになるでしょう。

実際に、世の中が似たような商品であふれてしまうのは、
とてもロジカルなことなのです。

「これからの思考の教科書」P5(ビジネス社)酒井穣
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

人々が論理的に考える力(ロジカル・シンキングスキル)を身につけた結果、
同じ情報から出てくる答えは同じになってしまい、
世の中は似たような商品で溢れかえってしまうという現象は、
株式市場、特に投資信託の世界にも当てはまりますね・・・。

流動性の高い、大型株や人気株について、
同じ情報をもった人たちが、
同じような思考方法に従ってつくる投資信託は、
どれもこれも似たようなものばかり・・・

微妙なリスクの取り方の違いや、
外部環境に対する若干の見解の違いによって、
リターンには多少のばらつきはあるものの、
少々高い手数料を補って余りあるほど
高いリターンを提供できる投資信託は、
ほとんどありません。

ところが、少なくともリーマンショック以降については、
個人投資家、特に小型株狙いの投資家は、
全くプロ連中をあざ笑うかのような高いリターンを得ることができました。

コレはプロ連中とは全く違うロジックに基づいて
彼らが買いたくても買えない銘柄を
彼らが取りたくても取れない戦略を採用することによって
達成できたと言えるでしょう。

全く違う情報(大型株⇔小型株)に基づいて、
全く違うロジック(流動性重視⇔逆に流動性リスクを取る)を採用したわけですから、
全く違う結果を得ることができたのです。

もし、今後、短期トレードが大流行したように
小型株狙いのファンダメンタル投資が流行れば、
次第に私がこのブログで提唱するような戦略は
無力化していくでしょう。

それほど多くない、
しかも時価総額の小さな小型成長株に
多くの資金が殺到すれば、
あっという間に
割安株などどこを探してもないような状況になるはずです。

同じ情報、同じロジックを採用する人が増えると言うのは、
こと投資においては必ずしも嬉しいこととは言えないのです。


だったら、あんた、こんなブログ公開せずに、
ひたすら、一人で投資法を研鑽しとけ!!!


と突っ込まれるかもしれませんね・・・


何となくお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、
私の場合は、ちょっと狙いが違うのです。

これからの日本経済を支えるはずの中・小型株に対する評価が低すぎることが、
日本経済を沈滞させており、ここを活性化させることができるのは、
ルールに縛られたプロや、一日限りの恋を楽しむ短期トレーダーではなく、
全く違うロジックを採用することができる
兼業の個人投資家にゆだねられていると感じているからこそ、
長々とこんなブログを続けているのです。

結果的に、
私が採用しているような小型成長株狙いの長期投資法が無力化した頃には、
日本経済は活性化し、
しかも、今、このブログを読んで、
同様の投資法(出来ればさらに発展したものを考案してもらいたい)を
採用している方々は、ひと財産築くことができるのではないか?


40歳も過ぎると、単に個人金融資産を増やすこと以外に
何か世の中の役に立つようなことをしたくなるものです。
(ひょっとしたら、逆に不幸な人を増やしているのではないかと
いつも不安になりながら書いていますが・・・)

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車を買った

急に車を買うことになりました。

4年前、東京から地方都市に引っ越してきた時、
「とりあえず、車無しでは不便だろう。
新しい車を買うまで乗ったらどうか?」と前任者から
平成6年のカローラⅡをただでもらいました。
(東京に住んでいた時は車は持っていなかった)

しかし、さすがに平成6年のカローラⅡでは具合が悪いということになり、
とりあえず新車のコンパクトカーを買って、
それを幼稚園の送り迎え&ママのお買い物カーとし、

私は通勤用として、
そのまま、カローラⅡに乗り続けていたのでした。

会社の部門長からは、
「この部門で一番ボロイ車はお前のだ・・」と言われたり、
同期からは全く驚き呆れられたりしていたのですが、
そんなことは別に何にも気になりませんでした。
(良い車買うくらいなら株を買いたかった・・・)

ところが、最近、小学校に行き出した娘から、
「お父さん、あの車でうちのマンションに来ないで・・・」
と言われだし、
(マンションの駐車場は防犯上も利便性も良い分、少し駐車料金が高い為、
ちょっと離れたただ安いだけの駐車場にカローラⅡを止めていたのだが、
ソレにのっている私の姿をお友達に見られたくないのだ。)

また、先日、たまたまカローラⅡに乗っているところを、
駅前で取引先の社長に見られ、
全く無言で見てはいけないものを見てしまったような対応をされ、

さらには、うちの奥さんから、
「コンパクトカーを買った時、本当はミニバンが欲しかった・・・」
などと言われだしたため、

遂に買うことを決断したのでした。


で、トヨタ、日産、ホンダ、マツダとミニバンを見て廻り、
結局、人気の日産車に決めたわけですが、

せめて、株を買う時も、
自動車を選ぶのと同じくらいの努力は必要だと感じていました。

・同業他社との徹底比較。
・主力商品を実際に見て確認。
・営業窓口の対応ぶりを実際に確認。
・少なくとも数週間の調査期間。
・説明資料を穴のあくほど読みこむ。

しかし、車と株が違うのは、
車の場合は所詮、選択肢が少ないため、
このような努力をすればするほど、
結局、行きつく先は、一番の人気車種。

友達が同じ車に乗っているとか、
親類が自動車販売会社に勤めているとか、
何か特別な事情がない限り、

最初から、インターネットでランキングと値引き率を調べ、
一直線に人気車種を買いに行った方が、
時間と労力の節約になるということです。

株の場合でも、大型株狙いなら似たようなことになります。

一生懸命、銘柄選びに時間などかけず、
全く適当に投資信託を買っても結果に大差は出ないでしょう・・・。

インデックス投資家の主張は正しいのです。


ところが、中・小型株狙いなら話は別です。

そもそも、
プロ連中や短期トレーダーが全く相手にしてこなかったため、
自動車選びのような単純な手順で調べても
仰天価格のお宝株を有り難く頂戴できる相場環境が、
少なくとも、
私がカローラⅡに乗っていたこの4年間は続いていたのです。

私はこの4年間、
贅沢をする気には全くなれませんでした・・・。
300万円でミニバン買うなら
そのカネで買いたい株がいくらでもあったのですから・・・。


昨日、契約の直前にうちの奥さんが、
「結局、ミニバン買うんだったら、
4年前、コンパクトカー買わずに、
ミニバン買っとけばよかったわ」
と言ったので、すかさず反論しました。

「あの時、300万円のミニバンを買わずに
200万円のコンパクトカーを買ったおかげで、
100万円を投資に回すことができた。

この4年間は全く素晴らしい投資環境が続いたので、
私は株式投資資産を3倍に増やすことができた。

あの時、浮いた100万円は300万円になったのだ。

結局、現時点で考えると、
コンパクトカー1台分得したことになるのだ。」


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